芦屋DeeP-Night

二日酔い一歩手前の、
だるい体にムチ打ちながら、
なんとか一日を乗り切りました。

 

少し飲みすぎたのは、
良い音楽と、親しい仲間のお陰です。
 

この二つが揃えば、
お酒はドンドン進んでしまいます。

 

という訳で、日曜日の夜は、
久しぶりに芦屋A家宅で、
恒例のDeePな音楽と酒の集いに呼んで頂きました。

 
A家のお兄様は出張先の中国から帰国したばかり、
なんと関空から帰ってきたばかりにも関わらず、
呼んでくださるというタフネスぶり。
 

大連の面白い話や、
とても素晴らしい音ネタであっという間に、
時間が過ぎてしまいました。

アントニオ・カルロス・ジョビンと、

フランク・シナトラのデュエットなど、

様々な素晴らしいライブ映像を見ましたが、 

特に揺さぶられたのは、お互いボロボロの体で歌う

20世紀を代表するボーカリスト二人の競演でした。

拒食症で痩せたカレンと、

糖尿病の影響で視力が弱っているエラ。

それでもこの歌。素晴らしすぎて、涙が出そうになります。

今は亡き二人。

これが歴史なんですね。

 

Ella on Special 1980 Duet with Karen Carpenter   

Edgy Talking

上海の某M商事系の会社に勤めるJが帰国。
日系企業であるにも関わらず、
中国人ばかりのチームで、
中国語をメインで使いながら仕事をする彼女は、
なんだかすごい。
四年来、
半期に一度帰国しては、
「ワーカーホリック」同志の組織論と、
中間管理職ならではの「共感できる話」に花が咲きます。
ま、ほとんどが猛毒なんですれども。
これも愛嬌ということで。
こういうEdgyな人間が会社にいると、
ぬるま湯体質を好む経営陣はさぞ、
毎日変な汗と、変な作り笑いに明け暮れるのだろうな、とか、
僕は勝手にそう思っています。
ハイポテンシャルの持ち主ですね、とても面白い。
何はともあれ、
半期に一度、お互いの「成長」を確認し合って、
負けるか、見とけよ!的な変なライバル心が
自然と出てきたりする関係というのは、大事なのです。
さて、
梅雨空な一日ですが、
ここで「God」な二人の共演で昇天してみて下さい。
Antonio Carlos Jobim亡き今、
オリジネーター同志のセッションはもう映像しか見れませんが、
異次元のレベルです。
Joao Gilbertoのボーカルは、強力なマイナスイオン並に癒されます。
このシリーズ、これから時々アップして行きます。
Joao Gilberto and Antonio Carlos Jobim – Chega de Saudade