読書は畑を耕すのに似ている


本を読むことをは畑を耕すのに似ています。
特に専門書や学術書の最初の1ページは、あたかも広大な荒野を耕し始めるような感覚。最初の一鍬をいれるのに力がいります。そして、これから始まるであろう開墾作業に対して、期待、不安、楽しみが入り混じった不思議な感覚を持って、1ページづつめくっていくのです。

畑を耕すかの如く最初は力が必要です。通読の一回目は固い地面をほぐす作業。二回目、三回目と、どんどん地面はほぐれて柔らかくなって行き、畝を作ったりして、自分なりの畑に仕上げることができるんだろうと思います。


昨夜から新しい専門書に手を出し始めました。

これがまた全然違う分野の本なもんだから、まさに荒野を耕す感覚。でも楽しい。脳みその使っていない固くなった部分も同時に柔らかくしているような感覚。いつも柔らかい頭でスタンバイしていて、どんなものが来てもスッと入るように準備ができていればいいんだろうけど、そうもいかないのが現実。ちょっと無理をしてでも、柔らかく耕して行きたいと思います。

疲れてボーっと呆けてしまうことがないように。


(先日のSCにて)

これだけやっておくと気が楽だ


帰宅後、精神的にも体力的にも余裕があったので、靴磨きとアイロン掛け。
共に何も考えずにただ黙々と作業に没頭できること、進捗が目に見えやすいという意味で良い気分転換になります。きれいになった靴やシャツを並べて眺めているとそれだけで達成感を得ることができます。

また、週の始めにこれだけやっておくと残りの四日間が楽。というのも、月〜金までで靴は3足、シャツは5枚くらいでローテしているのですが、週の後半になればなるほど仕事も立てこんで帰宅時間は遅くなるし、飲みの予定も入りやすい。週頭にちゃんと一週間分のものを整えて置かないと、後半になってヨレヨレのものを着るはめになってしまうのです。いつもパリっとしている訳ではないけれど、薄汚くなっているものを着たり履くのは精神衛生上、良くない。


それでも更に気持ちに余裕がある時は、勉強机の整理。これも先程と同じ理由で、一週間のスタートを首尾よく切るために必要な儀式のようなものです。今夜はその両方が出来たので、大変満足。

しかし、「勉強机」って大人になったらなんて言うのでしょう?書斎のデスク?仕事机?うーん、どれもしっくり来ないな。そもそも書斎なんて立派な部屋でもないし。机というのは、その人の生活や習慣、人となりが出るものだと思っています。そう考えると、一言で「机」なんて簡単な表現で済ますことができるようなものでもないような気がしますね。千差万別。何かぴったりの表現を見つけることができれば、と思いますが眠たいのでやめておくことにします。

それでは、今日はこの辺で。
明日も充実した一日となりますように。

Lounge Beats 3 by Paulo Arruda | Deep & Jazz

クルマを降りて歩いてみよう


昨日は良い天気の一日でした。
陽気に誘われ、普段クルマで移動するところまで歩いて行くことにしました。目的地は市立図書館。クルマを運転していると気づかなかった、例えば、新しい店が出来ていたりだとか、道がきれいになっていたりだとかに出会うことがあります。

お、こんなところに喫茶店さんがあったんだ。
入ってみると本格的なコーヒー屋。自家製焙煎の豆も売っていました。

住んでいるところは、山へも海へも徒歩20分くらいで行くことができます。これから暖かくなる季節、歩けるところへは歩いて移動するのも良いかなと感じました。


新たな一週間が始まります。
今週も、一つ一つ丁寧に。

メニューを決める行為は、脳の瞬発力に繋がる


仕事、幼稚園のイベント、歯医者、片付け、勉強。
残作業をすべくカフェに入っています。
チルアウトとは程遠い土曜日だ。

その時、何を食べるのか、何が食べたいのか。
人は生まれてからずっと一日三度かそれ以上、食事をしています。社会人になり外食が増えると、自宅にいる時と違って「自分でメニューを選択する」ということを迫られる機会が増えます。

食べたいものを選択する際、まず自分の本能の声に耳を傾ける。しっかり濃いものを食べたいのか、あっさりしたものがいいのか、パン系がいいのか、ご飯系がいいのか、麺系がいいのか。和食か洋食か中華か。これらの内的要因に耳を傾けなければなりません。一旦、ここで答えを出しておく。

それから外的要因を分析する。食事の時間はどれくらい取れそうか、食事の後の予定はどうか、にんにくは避けたい方がいいか、揚げ物やお好み焼き屋など、服に油の匂いがつく店はどうか、満腹でもいいのか、次の予定に備えて腹五分目でいいのか。近くに該当する店はあるのか、ないのか、予算はいくらか。

これらの要因を内的→外的の順に取捨選択し、その中の最大公約数を実現できるものをベストアンサーとして選択する。特に、出張時や外出時など、時間がない時には、これらの一連のフローを短時間で処理して決定する訳ですから、臨機応変能力(そんな能力あるのか)が知らず知らずのうちに鍛えられているような気がしますね。脳の瞬発力。


週末はやっぱり良い天気であるべきですね。
明日も良い天気になりますように。

それでは皆様も良い週末を。

たとえ起きていたとしても、なんともならないこともある


昨日のエントリーで、「「いつも大体なんとかなっている」は、慢心につながる(寝坊)」という記事を書きましたが、起きていたとしても失敗することはありました。朝令暮改のようで、なんともお恥ずかしい。

業務を終えて0時発の電車に乗り、ボーっと考え事をしていると降りるべき駅で降りるのを忘れ、三ノ宮まで行ってしまったのです。運良く折り返しの終電があったので良かったものの、あまりの失態ぶりに自分でも焦った。笑
寝過ごすならまだしも、そもそも起きてる訳ですしね。何かに没頭するほど沈思黙考していた訳でもなく。
ちなみに、今まで電車で寝過ごしたことは一回だけしかありません。しかも終電の新快速、気づいて降りた駅の周辺には何もなく、タクシーで帰るのももったいなかったので、探して探してようやく辿り着いたネットカフェ(ということにしておいてください)で仮眠して始発で帰ったこと。この一回だけですから、今でもその時の状況は良く覚えています。
逆に泥酔して気持ち悪くなり、途中の駅で下車してそこからタクシーで帰る(書きながら恥ずかしい)ことはあったとしても「降りそびれる、寝過ごす」ということは皆無に等しい。しかも酒も飲んでなければ寝てもいない。イッツ・ア・ミラクル。

もしかして疲れの影響かもしれませんが、この週末もタスクと予定がびっしり真っ黒な状態なので、休もうにも休めず・・・でもなんとか時間を作ってゆっくりしたいものです。

長くて短い一週間が終わりました。いつの間にか3月に入っています。
外は寒いですが、気分は春ですね。

皆様も良い週末をお過ごしください。

「いつも大体なんとかなっている」は、慢心につながる(寝坊)


日帰り東京出張。
7:06の電車に乗らなければならないのに、6:45に目が冷めました。もうね、目が覚めた瞬間、飛び起きるどころか心臓が口から飛び出ましたよ。あわてて飲み込みましたけど。15分で準備して無事に電車に間に合い、ちゃんと朝ごはんも買って新幹線に乗り込んでいます。起きて15分で家を出れる。こういう時、男で良かった・・・と実感。出張の日に限ってこういうことが発生します。前日の夜に「今日はここまでがんばろう、最悪、新幹線で少し寝れば良いし・・・」と気持ちを緩めて深夜まで起きていることが、いつも仇になる。良くない循環です。

あともう一つ、「どんな状況になっても、いつも時間に間に合っている。」
これが慢心に繋がっているのかも。「大体いつもなんとかなっている」これ、言い換えると「いつもギリギリ瀬戸際で生きている」ということでもあるので、大変危険。いつも背水の陣。ラッキーパンチだけで決勝戦まで来ました状態。

という訳で、こういうドタバタが起こる度に反省です。

今日の出張は1時間刻みで4件の仕事。
時間に全く空きがありませんが頑張ってきます。

2月最終日、皆様も良い一日をお過ごしください。

一日、一日を丁寧に塗りつぶして行く


気づくと3時。
ヨジラーの皆様とそろそろバトンタッチをしなければならない時間になってきました。おはようございます。って、まだ寝てない。

その日その日を丁寧に塗りつぶして行くことは、快感です。
「しなければならないことは明日に持ち越さない」とは昔から言われる鉄則ではありますが、これの真意は生産性向上だけでなく、ただ「終わらせると気持ちいい」という精神衛生的な部分と密接に絡みついているのではないか、いや、むしろそれだけなのではなかろうか、と考えています。
「気持ちいい」というのは人間の感覚によるものだから、非常に単純。この満足感、充足感は、その日寝る前にピークを迎えます。ああ、今日は良くやった!これで寝れる!という訳ですね。翌朝起床した時も、昨日からの持ち越しではなく新しいことから始めれる訳ですから新鮮で気持ちがいい。この「快感」が一種の麻薬のようになり、ワーカーホリックを生むのではないか、と、ふと考えてしまいました(飛躍し過ぎ)。
何はともあれ、僕もそろそろ寝ることにします。


タイトルはヤサグレていますが、深夜3時のボーっとした頭にはSmooth Soulがとても心地よいのでペタッとしておきます。

Sweet Coffee ~~ I Don’t Need You~~

それでは、今日はこの辺で。
数時間後から、また新たな気持ちでがんばりましょう。

少しだけ変化をつけてみる


昨夜もあまり寝ていないこともあって、なんだか流され気味の一日。朝から気合を入れて会議をして、それなりに句読点と強弱をつけているつもりだったけれど、夕方、あやうく某大手スポーツメーカーでのMTGをすっぽかしそうになりました。
外出中のMから16時前に「打ち合わせ遅れそうですー」との電話がなかったら、やばかった。急いで客先の担当者に「すいません!」と電話をかけると、「17時からで準備していますよ」と。1時間早かったから良かったものの、それにしても脳死状態。行ってみると、企画広報からデザインから商品開発の担当者が皆それぞれご多忙なのにずらりと8名もいらっしゃって、これですっぽかしたら大変なことになっていたな、と肝を冷やしたのでした。


全ては社内に導入しているGoogle AppsのCalendarに予定を記入し忘れていたことが原因。いかに自分がツールに頼って生活しているか。ちょっと愕然としましたね。もっと己の記憶に頼らなあかん。
なんだか流れが良くないような気がして、MTG帰りに靴屋に寄ったり、Loftで頼まれ物の買い物をしたり。行動に変化をつけると気分も変わるものです。2月は誕生月ということもあり、靴屋や服屋からキャンペーン葉書がたくさん届いていたのを、行く暇がなくてずっと財布にしまったままだったので、結果的に使えて良かったし。

さて、月曜日もあっという間に過ぎてしまいましたが、明日からまた心機一転、気合を入れてがんばって行きたいものです。しっかりしよ。

最後は地元で


朝からコーヒー6杯は飲んだ日曜日でした。
2〜3杯までが適量と言われているようですが、今朝は寝起きにドリップで2杯、午前中のカフェで1杯、昼に1杯、夜のカフェで2杯。こりゃあかん。特に胃が荒れるとか、気分が悪くなるということがないので、ついつい飲んでしまうのです。良くないね。

がんばったお陰で色々と片付いた日でした。
家の方も「お掃除デー」ということで一家全員お掃除に片づけ。僕はその合間をぬって家を出たり入ったり。最後はカフェで3時間集中。あまりに脳疲労してしまったので、血行を良くすべく、地元のBarでゆったりして帰って来ました。

かなり寒い夜でしたけれど、川沿いをゆっくり歩いていると明日からの活力が湧いてくるというものです。ウイスキーで体もほぐれました。2月最終週、かなり忙しくなりそうですが、しっかりがんばりましょう。

それでは、また。

逆光至上主義的写真


(出典:tomopedhia)

逆光至上主義(ぎゃっこうしじょうしゅぎ、ローマ字:Gyakko Sijou Syugi)

逆光至上主義(GSS)とは、逆光の写真が全ての写真の頂点に君臨するとする考え方。逆光原理主義(GGS)や、逆光裏面至上主義(GUSS)ともいう。多くの場合、その主張に技術的な裏付けは全くなく、誰でも撮れる簡単な写真を「いかにも」な写真に魅せることができるという意味で稚拙であると評価されている。GSS主義者の特徴として、逆光の写真ばかりを撮っては恍惚な表情に浸る、SNSやブログでシェアする、コンデジやデジイチなどではなく、iPhone等の携帯付随のカメラ機能で十分満足する、被写体は休日の海や水族館や子供(パパ写)などの、誰でも撮れるごく一般的な写真が多いなどを挙げることができる。

逆光至上主義的な写真の例

派生

逆光ではないが、ビルや建物の夜景を好んで撮るケースも多い。


tomopedhiaという大変に面白くないサイトで定義されていましたので、引用してみました。今日も良い天気ですね。子供達は明日友達を迎えるために家の大掃除、僕はひたすら仕事と勉強です。

では、皆様も良い日曜日を。