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本を読むことをは畑を耕すのに似ています。
特に専門書や学術書の最初の1ページは、あたかも広大な荒野を耕し始めるような感覚。最初の一鍬をいれるのに力がいります。そして、これから始まるであろう開墾作業に対して、期待、不安、楽しみが入り混じった不思議な感覚を持って、1ページづつめくっていくのです。
畑を耕すかの如く最初は力が必要です。通読の一回目は固い地面をほぐす作業。二回目、三回目と、どんどん地面はほぐれて柔らかくなって行き、畝を作ったりして、自分なりの畑に仕上げることができるんだろうと思います。
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昨夜から新しい専門書に手を出し始めました。
これがまた全然違う分野の本なもんだから、まさに荒野を耕す感覚。でも楽しい。脳みその使っていない固くなった部分も同時に柔らかくしているような感覚。いつも柔らかい頭でスタンバイしていて、どんなものが来てもスッと入るように準備ができていればいいんだろうけど、そうもいかないのが現実。ちょっと無理をしてでも、柔らかく耕して行きたいと思います。
疲れてボーっと呆けてしまうことがないように。