「魔女の一撃」の一歩手前

[ad#ad-2]
 
 
慢性腰痛持ちの悩み、それは定期的に訪れる腰に走る激痛。
幸い、今回はギックリ腰までは行かないものの、その直前でギリギリ留まっている感じ。もっと分かりやすく言えば、ギックリ腰と取り組んでいて土俵際まで追い詰められたけれど、うっちゃりを決めたという感じ。だからなんとか今回は、朝イチは動けなかったけれど、お昼からはちゃんと会社に行き、夜は送別会で楽しく飲むことが出来ました。まあ、安静にしておかないとね。

ギックリ腰は、ドイツ語で「Hexenschuss」。魔女の一撃といいます。経験したことない人は分からないと思うけれど、この表現は、本当にピッタリ。見えない相手に後ろからバットで腰を一撃されたかのような感じなのです。腰痛は、人間が二足歩行をし始めた時からの病だと思うので、これはこれで受け入れないといけないですね。


(wikipediaから引用)
 
 
[ad#ad-2]

【極論注意】InnovationとVisionが会社員から生まれない理由は、給料という制度に縛られているからである


財布の中に入っている千円、二千円を数えながら日々を生活しているサラリーマン(自分を含む)がInnovationを生み出そうと思っても、それは現実的に難しいという理由の一つとして、「人生、受託仕事」という一言に尽きると思います。お金をゲット出来る手段が、唯一、給料であるからですね。つまり、ニーズあっての仕事だからです。ニーズが顕在化している前提の上で仕事をしても、それはマーケットに対しての「工夫」であって、Innovationでも、Visionでもない。

サラリーマン(=社員)というのは、給料を経営者から得る人達のことです。そして給料とは、自分の労働の対価として会社(経営者)から受け取る物です。つまり、サラリーマンは会社がオーダーする仕事を受託しているのです。会社のオーダーに対して満足の行く仕事をすると、気持ち良く給料を受け取ることができる(オーダー以上のことをした場合は、色が付くかもしれない)。しかし、及第点に至らない場合や、客(経営者)が満足しない場合は、叱責と共に給料も減る。それが、会社と社員の関係です。ちなみに、ここでは経営者が従業員のモチベーションを上げるために取る工夫については言及しません。

しかし面白いことに、ほとんどのすべての会社は、やはり同じように取引先から仕事を「受託」しています。客にサービスや製品を提供し、その対価としてお金を得る。つまり、ニーズが顕在化しているという大前提があって初めて、金をゲットすることが出来るのです。サラリーマンも会社も、マクロ視点では、全く同じ土台の上に成り立っている訳ですね。もちろん、世界のごく一部の企業は「ビジョナリーカンパニー」です。それは、マーケットの期待値やニーズを勘案するのではなく、社会は、未来は、人類はこうあるべき、という概念先行・理念駆動でマーケットを牽引する力を持っている企業です。概念駆動型の企業はリスクを恐れない。だって、マーケットがないから儲かるんでしょ!?という子供のような心を持っていて、実際、そこに全力で進むからですね。最近では、Uberや、Squareがその典型です。

さて、InnovationとVisionに話を戻しましょう。よく「100年続く会社を作りたい」という経営者に出会います。しかし、そんな経営者に限って、「副業禁止」などといった極めてレベルの低いレギュレーションを設けていたり、管理やマネジメントに血眼を注いでいたりするのですが、そんな会社は一代であっという間に終息します。100年続く企業にしたいのなら、Innovationを生む土壌を作るのが先決です。その土壌は何かと言うと、それは「金の心配をしなくても良い」または「金は自分で自由にどんどん稼げ」ということを制度として容認するかどうかなのですね。

前者の場合は、大企業がそれに当たります。大企業というのは、とても素晴らしいオプションを保有しています。家賃補助制度、福利厚生、残業代、社員持ち株制度、ランチ手当、家族手当など、額面に現れない手当で、従業員が千円、二千円を数えながら生活しなくて良いように、ゆとりのある制度と給料体型を数十年に渡って計画的に提供しています。しかし、中小零細企業は、当たり前ですが、そこまで充実した制度を整備する体力がない。よく言われる、「金なし、人なし、時間なし」という典型です(一部、めちゃくちゃ儲かっている中小零細もありますが)。だからこそ、逆に従業員を自由にすべきなのですね。会社としてはこれだけしか出せないけれど、足らない分は、自分で稼いでね。というスタンスでしょうか。


少し話が逸れましたが、Innovationを生み出すために中小零細のサラリーマンが出来ることとしては、常に、自分主体で物事を考えることと、これからの時代はこうあるべきという、概念先行で物事を考えれるかどうかです。身近な人間を決して見てはいけない。身近な人間を見ていると、その範囲でしか大きくはならない。ましてや、上司や経営者を見ていてはいけない。そこから先に大きくなる余地はない。企業が経営者の器でしか大きくならないというのは、プランターで育てた野菜が、大きく成長しないのと同じ意味です。だから、自分が大きく成長したいのであれば、会社を見ないようにすべきなのです。

逆に言うと、そういう人間ばかりが集まった集団組織というのは、リミッターが外れた「成長力が青天井な」企業ということが出来ます。そこまで行くと、強い組織ですね。そんな素敵なチームを作ってみたいと思うのが、人の心というものでしょう。

僕は、概念先行、理念駆動という言葉が大好きです。
過去記事でも、色々とその観点から書いています。

理念(理想的概念)とハードウエア、ソフトウエアの関係(2014/3/18)

ソーシャルシティと概念先行型(2013/10/12)

自分の価値、集団として、チームとしての価値を上げるためには、見えないものを見ているかのように果敢に挑戦し続ける力と、リスクを取らない器、100年先に何を残したいのかという、理念とビジョンがあるべきだと思う、今日この頃なのでした。

※この記事は1000%、自省を込めて書いています。

次回は、スクラップ アンド ビルドという資本主義経済の根本について持論を展開したいと思います。(←酔っぱらい)

アイラの香りと島国との関係


一山越えた時に、句読点代わりに飲むモルトの旨いこと。
それが、気心知れた友との時間であれば、なおさらです。

という訳で、今夜は大きな山を超えたご褒美にと、オールドウイスキーの名店、西天満の「ローズバンク」へ。

まずはアイラフェアでのアニバーサリー限定ボトル、ラフロイグの出品ラベルを。かなり若いラフロイグです。

こちらは、ボウモア1988年ボトリング。
Perfume世代のボトルの一世代前、名品です。


グラスの中にねっとりと残るピートの香り、それは言い換えると、磯の香りかもしれません。

日本人のアイラ好きは、やはり島国で生まれたからこその環境ゆえの国民的な味覚に関係するのかも。ご飯の上に味付け海苔をのせて食べることを嫌がる人はどれくらいいるでしょうか。明太子は?イカの塩辛は?ワカメのふりかけは?

たまに「全部嫌い!」という人もいると思いますが、少なくとも、僕は磯の香りがするピートの芳香は大好きです。安心感なのか、ノスタルジーなのか。

日本人の心と、アイラ島のモルトは共通点があるのかもしれませんねえ。

グラス越しに女性が一人


The Ritz-Carlton のクリエイション。

新しく考案した飲み物に、お客様の名前をつけます。
あなたと共にいつまでも。

うん、センスいい。
グラスの中に女性が浮かぶクリエイション。


明日からのISMS更新監査で脳ミソがウニなんだけど、ハフィントン・ポストに掲載されていたこの動画を見ると、そんなことどうでも良くなるという。こんなバレルあるんだ。美しすぎて言葉が出ない。

GoPro: Kilometer Barrels With Benji Brand – GoPro of the World June Winner

芦屋 “LINDA” という選択


15年以上の付き合いの柚原さんがオーナー、清水さんがディレクターを務めるサロン、芦屋川「Stuart」の姉妹店、「LINDA」を初訪問。

場所は阪神芦屋駅の西側、川を渡り少し下ったところの鳴尾御影線沿いにあります。
ぱっと見、花屋さんかな?と思うような店構え。でも、ウインドウの向こう側には大きな本棚もあるしなあ・・・書店?

いやいや、れっきとした美容室なのです。

店内は清水さんやスタッフさんこだわりのインテリア。
これらの植物の美しい写真は、有名写真家の写真集を切り抜いて一枚一枚フレームに入れたもの。

インテリア好きな方、一度、芦屋川の散歩がてら行かれてみては。とても素敵、かつ、スタイリッシュで個性的な空間ですよ。

磯の香りは旅情を誘う 〜 出張帰りの新幹線にて


8月1日。

月初ということで新スタートを切られているところも色々とあると思いますが、今日は、ラグーナ蒲郡へ。愛知県、蒲郡市、トヨタなど共同出資の第三セクターが運営していた事業を旅行大手のHISが引き継ぎ、今日は「ラグーナテンボス株式会社」としてのスタートセレモニーが行われました。

(写真:公式FBアカウントより)

で、僕は一足早い夏休み・・・という訳ではなく、もちろん仕事の打ち合わせでラグーナに行って来た訳ですが、毎回来る度に思うのが「磯の香りがする良いところ」ということです。

こちらは、事務棟近くのマリーナにて。今日は時間がなくてメインのプールには行けませんでしたが、夏休みということもあって車も人もたくさんでした。

磯の香りは旅情を誘いますね。
プライベートでもゆっくり来たい場所です。

「Shrink or keep原理主義者」でも美しいと思える街


建築物は大好きなのですが、人工的に造られた街、たとえば、ニュータウンなどの宅地や六本木ヒルズなどの複合施設はあまり好きではありませんでした。なんだか「いかにも」な感じがして。コンクリートで地面を固めて、どでかいゴージャスな建物立てて何するの?人口も企業も減っているのに、山を切り拓いて同じような家ばっかり建てて何考えてんだよバーカ、すら思うような考えの持ち主です。

この辺りの考察は、過去記事で惜しげもなく持論を展開していますのでご参照ください。

「人口減少に対応して、開発した宅地を「自然」に戻していくという試みは生まれてこないのだろうか」2013/10/13

「荒廃ではなく、再生にベクトルが働く好例」2013/10/17

まあ、僕はある意味で「Shrink or keep原理主義者」な訳です。特にエビデンスとなるロジックは持ちあわせていませんが。

そういう意味では、仕事やイベント、大学のサテライトに用事があって良く出入りするグランフロント大阪も「あーあ、なんだよ、このドデカイ建物は」と思っていてあまり好きではなかったのですが、先日初めて、中津側(北側)からアプローチした時に、おお、とっても美しいやん!と思ってしまったのです。いつも見慣れているはずなのに。

天気が良かったから?
自転車に乗っていたから?

原因は分かりませんが、とにかく「ああ、美しいなあ」と思ってしまった。

水辺では子供達が水着を着てバシャバシャと遊び、コリドーの日陰では外国人ビジネスマン達がラテを片手に談笑している。大阪という「どんくさい地方都市」(僕は地元民なので愛情を込めてこう言わせてもらいました)には似ても似つかないようなソフィスティケートされた光景が広がっているのです。

単に建物が美しいだけでは、きっと何も感じないと思いますが、例えば、そこに隠されたデザインの意義や機能性、街としての受け皿など、本当に良く考えられている。そういうところにきっと、良さを感じたんでしょうね。

嫌よ、嫌よも好きのうち、って事ですか。

深夜の楽しみ 〜 バーチャルトリップ


帰宅後、デスクの上にクレジットカード会社の会報誌が届いている時の嬉しさったら。

そして今号の特集が「ホノルル、ダウンタウン物語」だった時なんて。
ああ、至福の一時。

何年も行けていない大好きなハワイ、最後に行ったのが、3年前にLAXからの帰国便でHNLでトランジットした時だもんなあ。HNLから見るダイアモンドヘッドと、その空気に「ああ、ハワイだ」と感じながら、二時間程度滞在してすぐにNRT便で帰国したっけ。

今は事情が許さないので、とりあえず、会報誌でバーチャルトリップ。

(だから空港を3レターコードで呼ぶのやめろ)

スキルって一体なんだろう


最近コンタクトをいただいた某外資系企業のアメリカ人担当者から夜の約束の時間に電話があり、そのまま30分くらい話をしていたのですが、自分の経歴を色々と話す中で「自分のスキルって一体何だろうか」と、短時間で自問自答する良いきっかけとなりました。思い掛けず「自分の棚卸しをする」機会になったというか。

で、そういう風に自分で自分を棚卸してみると、僕は何も特別なスキルも才能もキャリアも持ちあわせていないんですよね。僕が持つ程度のITリテラシーなんて、最近のデジタル・ネイティブの子供達なんかは皆当たり前のように学習し、身に着けてくると思うので、「WEBが出来ます、プログラムが掛けます、システム設計が出来ます、アプリケーションが使えます」なんて、その子達が大きくなった頃には、もはやスキルではなくなっているでしょうし、英語にしたって、これだけネイティブレベルのバイリンガルが増えてくると、普通の英会話力もスキルとは言えなくなってくるでしょう。

では、スキルって一体なんでしょうね。

もちろん「スキル」という言葉の定義によっても受け止め方は変わって来ます。技能や能力、身体的な能力、資格などはスキルと呼ばれますが、ビジネスに限定して考えてみると、それがステークホルダーから必要とされるかどうか、重宝されるかどうかという「相対的な評価」と「希少価値」にあるような気がします。それは、技能でも、資格でも、学歴でもなく、ビジネスを成功させるために必要とされる能力なのではないのかな、と。

まあ、ビジネス上、必要とされるスキルというのは、特に立派な技能でなくても「有能なイエスマン」や「謝り上手」なども組織としては必要だったりするのですが、これから必要なのは、無から有を生み出せる力、ビジネスを拡大できる力、組織を引っ張る力、勘所を見分ける力、など、実に「分かりにくい能力」、定義しにくい能力なのではないのかなと考えました。これって、持って生まれたものも多いに関係すると思うし、経験に裏付けられることでもあるでしょう。

いずれにしても、僕の「分かりにくいスキル」を身につけるための模索は、まだまだ続きそうです。

たった半日で正常なリズムに戻れるとは


公私に渡る忙しさに加え、夏バテ気味の今日この頃。

週末にしか出来ないタスクが山積している中、コンディションがあまり良くないものだからやるべきことを先延ばしにしていると、知らず知らずの内に精神衛生に悪影響を及ぼしていました。まあ、早い話が焦りと苛立ちです。ただでさえ考えなければならないことが多いのに。

これらを解消するためには、しっかり時間を取ってタスクを消化すること。そして、自分に架している事を粛々と行うことですね、オンリーワンかつナンバーワンのソリューション。

今朝は海の見えるカフェでコーヒーを飲んでゆっくりし、昼過ぎに帰宅して家の片付けと掃除(自分の持ち場)を徹底的にし、服と靴のメンテンナンスをして、仕事をし、夕陽を眺めながらの10kmランニングに出掛け、家族がナイトバザーに行っている間に、網で牛肉を焼き、午後から仕込んでおいた胡瓜漬に最後の仕上げのごま油をスッとかけてアテにし、凍らせておいた角瓶でハイボールを作って、好きな音楽を掛けながら公共経済学の本を読み耽る。最近は財政学、特に公共経済の本を読んでいます。

やっぱり週末はこれですよ、これ。
たかだが午後からの半日で正常に戻ることが出来る。

平日に出来ないことをやる事の幸せ。
まさに、精神安定剤。


海辺は赤トンボがたくさん飛んでいました。
まさか、秋・・・ではないよね?

CASIOPEA vs T-SQUARE – Midnight Circle (Main Camera)