SAVOY(サヴォイ)のソル・クバーノ


ちょうど夕方に三ノ宮で打ち合わせがあったこともあり、昨夜は久しぶりに神戸の名店巡り。山と海の近さ、ほど良い街のサイズ、どこかノスタルジックでモダンな雰囲気。落ち着くなあ、やっぱり。

平日の夜に神戸に行く機会は少なく、僕にとってはどこか非日常的で、ちょっとした旅気分、週末気分を味わえるの嬉しいのです。

そんな感じでのんびり歩いていると、木村マスターの笑顔を思い出し、サヴォイ北野坂へ。前回の訪問は今年の2月20日でしたから(過去ブログ参照:[デュワーズでビルドする「コウベハイボール])半年以上ぶりとなります。月曜日というのに、たくさんのお客さんで賑わっているのはさすが名店。

ここには名物のカクテルがあります。その名も「ソル・クバーノ」。全国的に有名なカクテルですが、この考案者がサヴォイの木村マスターなのです。1980年の第一回トロピカルコンテストで一位に輝いたこのカクテル、雑誌に掲載されたページと共に提供してくださいました。

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涼しい夜に爽やかなカクテル。僕はもちろんデュワーズのハイボールもいただきましたが、やはり心地良い味わいです。

ああ、やっぱり神戸はいいな。

美人の罠にかかり、美人に救われる


僕は比較的、こだわりが強い男です。

一昔前であれば「違いが分かる男」と形容されたかもしれません。そんな僕ですから当然、小銭入れにもこだわりを持っています。僕の小銭入れは、今流行りのメッシュ柄を採用。ファッション性を維持しつつ、小銭がいくら残っているのかが一目で分かる最新の透過素材を採用した機能性抜群のアイテムです。

それがこちら。

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流行るとイヤなのであまり教えたくないのですが、これは「DAISO」という新進気鋭のドメスティックブランドが展開しているんです。入手困難かもしれませんが、まあがんばって探してみてください。ちなみに僕はレッドやブラックも保有しています。気分に合わせて使い分けてるんですよ、お洒落上級者でしょう?

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というわけで、普段から人に自慢している小銭入れですが、自分から自慢せずして人に気付かれた時はちょっと恥ずかしい思いをします。

先ほど、出先から自宅の最寄駅に帰って来たのですが、帰宅する前に駅前のコンビニに入りました。店前にはベンツのゲレンデヴァーゲンが停まっています。運転席を見ると、びっくりするような美人のマダムが乗っているではありませんか。

こんりゃたまげた!
世の中には美人がおるもんじゃのう・・・しかもスマホではなく本を読んで人待ちをしておる。美人がゲレンデの運転席で読書。こりゃウインドウをノックして、お声でも掛けないと逆に失礼なんじゃないじゃろうか・・・

そんなことを考えながら、レジを済ませて外に出ると、まだ停車中。

「あんれまー!世の中には(以下省略)」と歩き始めると、背中をトントンと叩かれました。まあ地元は村社会ですので、近所のコンビニで知人に出会うのも良くあること。誰かなと思って後ろを振り向くと、キャップにパーカーの、これまた若い美人、いや、どちらかというとカワイイ系の女性が立っているではありませんか。

なんて日だ!(小峠風に)
マダムも良いが、健康的でスポーティーな美人も嫌いじゃない!(むしろ好き)

「あのう、これ。」

そういってパーカー美人は、僕の小銭入れを差し出してくれました。

ボーッとベンツの美人に見惚れてたから、カバンに入れたつもりが落としちゃったようです。しかもイヤフォンしてたからチャリンという音も聞こえず、そのままデレ顔で店外に出ちゃったのを追いかけてくれたのでした。この恥ずかしいイケてる小銭入れを持って!

いやあ、とってもありがたいけど恥ずかしい。
自分からネタにするのは良いけれど、自分からネタにしなきゃ本気で使ってると思われちゃう(本気で使ってるんだけど)。

美人にやられて美人に救われる。
まるで、捨てる神あれば拾う神あり。世の中うまく出来てますね。

どっちにしてもデレた顔は、帰宅するまで元には戻りませんでした。

昨日の空と今朝の空


夜中に爆弾低気圧が列島を縦断した、金曜日の朝。カーテンを開けると外は快晴。早起きもしたし、前日は面白いビジネスの話をアテにたくさん飲んだので、運動して汗を流そうとジョギングに行きました。

空にはまだ雲が残っています。

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そして今朝。
こちらは完璧!最高のジョギング日和です。

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朝の涼しい内に気持ち良く13kmを走ってきました。空の色や雲の形を見ることも、ジョギングの大きな楽しみです。そういえば、そろそろ金木犀の香りも感じ始めました。これから仕事に、勉学に、スポーツに、飲みに、すべてにおいて良い季節です。

さあ、今日も忙しい一日です!
皆様も良い週末をお過ごしくださいね。

dbEに見る、分かりにくいことを分かりやすくするアイデアと技術


二夜連続のTechネタです。

「dbE」という次世代のDBエージェントが誕生したのでご紹介。

「データベースをもっと人にやさしく dbE」
https://www.d-be.net/index.html

詳細はリンク先を参照ください。早い話、データベース構築の知識がなくても誰でもDBを構築できるというクラウドサービスです。アウトデッキに並んだ要素をカードのように次のデッキにドラッグアンドドロップするだけでリレーショナル・データベースを構築してくれるサービス。何よりすごいのは、演算速度(まだ改良中とのこと)とUIのイージーさです。

テクノロジーは益々、複雑怪奇なものになっています。その揺り戻しとして、UXという考え方が生まれ、テクノロジーはあくまで黒子に徹し、誰もがとにかく簡単かつ直感的に使うことができるアプリケーションが生まれているというのは時代の潮流です。

この分野については、DBもさることながら、理論的にもデファクト的にもスタンダードであったモノに対して、本当にそれでいいの?何かもっとやりようがあるんじゃないの?という問題提起から、イノベーションが生まれつつあるんだろうと思います。いわゆる業界のジャイアントはたくさんいます。GoogleしかりOracleしかりです。でも、彼らが彼らでいる以上、そこから先はどうなるのか、何か変えるべきじゃないんだろうか、そのフラストレーションのようなものがマグマとなり、既存のルールを変えて、それが次のデファクトスタンダードとしてエラップスするという道を作っていくんでしょうね。

全ての始まりは問題提起から。
面倒くさいことをいかに優しくするか。そこがイノベーションの揺り籠なんだろうと思います。いや、世の中にはすごいものがあるものです。だから面白いんですけれどね。

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SORACOMに見る、分かりにくいことを分かりやすくするアイデアと技術


9月最終日となった今日、IOT界隈で最もホットな話題となったのが、SORACOM(ソラコム)でした。幾つか記事が出ていましたが、分かりやすく解説されていたのがこちら。

【詳報】ソラコムがベールを脱いだ、月額300円からのIoT向けMVNOサービスの狙いとは?(TechCrunch)

なにこれ?と思われる方もおられるかもしれませんが、要はSIMカードです。
今、スマートフォンからネットにアクセスしようとすると、キャリアが提供する回線でデータ通信するか、ワイモバイルやWimaxなどと契約してwifi接続するか、MVNOのSIMを入手するか、場所は限定されますがFreewifiスポットを提供しているところでwifi接続するかの方法を取らなければなりません。Freeはそもそも場所を限定するので、いつでもどこでもネット接続しようとすると、高い月額料金を払わなければならなくなります。

しかし、スマートデバイス(例えば、スマートグラスやスマートウォッチ、ヘルスケア製品、デジタル家電など、いわゆるIOTと呼ばれるもの)の中には、ごくわずかなデータ通信をサーバと双方向で行えば事足りることが多いのが事実です。

例えばサーバと連動する体重計があったとします。体重計で通話したり、YouTube見たり、映像ダウンロードするようなことはしませんよね。センサーで取得した体重や体脂肪率などのデータをサーバに通信するくらいのものです。それなのに、月に数千円の契約は高い。そこで出て来たのが、ソラコムなんだろうと思います(と、僕は勝手に解釈しています)。

これからの時代、例えばスマートグラスやウォッチだけでなく、普段使っているイスやダイニングテーブルから自動車などに至るまで全てのモノとインターネットと繋がって行きます。そうなると、全てのデバイスにこのようなSIMが埋め込まれることになる訳で、この時期にソラコムのプラットフォームが出て来たことは流石と言わざるを得ません。ややこしい部分はソフトウエアで解決している点も素晴らしいです。

どちらかと言うと、BtoC向けではないので一般の方には馴染みがないものかもしれませんが、興味のある方はこちらからご覧ください。

soracom.jp

しかし、IOT特化のプラットフォームという振り切り方も含め、空港のターミナルのように、行くべき先にまっすぐ向かう!という感じで分かりやすいですね。これからどう成長していくのか、動向に注目です。

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意識高く走ったのに、月にも見放される中年の名月


FBで皆さんが美しい中秋の名月をアップしているのを見て、なら僕も、と、夜ジョギングに出掛けたらこの有様。折角のスーパームーン、なんとなく岩の割れ目から溶岩が見えているようで不気味でもあります。

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それにしても、走るには最高の季節がやって来ました。

中年でも意識が高い僕は(「中年」については前日の記事を参照)走ることをとても気持ち良く楽しむことができます。汗を流すことでご飯を美味しく、罪悪感なしに頂くことができるからです。

「意識が高い」という言葉は、知的でアグレッシブで自分磨きに余念がない学生を揶揄する言葉として数年前にかなり流行りましたけれど、意識が高い(未だに定義が分かりませんが)ということは少なくとも悪いことではないと思います。

むしろ若い時のエネルギーを何かにぶつけるというのは若さの特権でもあるし、成長するにつれて過去のイキりや勘違いを黒歴史として赤面しながら振り返ることがあったとしても、そういう経験があるからこそ学び成長できる訳で、改造車のマフラーを天高く伸ばすか、学力を伸ばすか、コンビニにたむろして朝を迎えるか、徹夜でミートアップしビジネスのストラテジーをビルドするか、どっちにしても、マグマのようなエネルギーを何かにぶつけることは向上に繋がります。それに、エネルギーを注ぐ方向が人によって違ったとしても、大抵の人はなんとかなっている訳で、あまり差は開かないものではないかなと思います。むしろマラソンと同じで常に何かを積み重ねていることで損はないとも思います。

どうせ生きているなら、下よりも上を見ていたものです。

人に頼まれた訳でもないのに10年以上ブログを更新し続け、走り、学び、仕事をして、バーで酔いつぶれている僕は、どっぷり意識高い系カテゴリに浸かっていると思いますが、気持ち悪がられようが、小石を投げられようが、進めるうちはこのまま進んで行こうと思っています。

自らは濃厚な中年のおっさんであるということを心底理解すべきである


アンチエイジングを語る時に、「自分はいつまでも若いのだから、アンチエイジングなんて必要ない」と思っている人の方が、「アンチエイジングがんばらなきゃ」と思っている人より若々しくいることが出来るという話を聞いたことがあります。自分はいつまでも若いという気持ち、自覚が人を若くさせるという訳です(根拠については知りません)。

しかし、僕は決めました。その逆を行きます。

そう、自分が立派な中年のオッサンであるという自覚を持つことにします。濃厚でギトギトな中年のヲッサンなのです。

厚生労働省の資料によると、青年期15~30歳、壮年期31~44歳、中年期45~64歳、とのこと、この括りなら僕は壮年なのですが、まあ良いでしょう、中年で。僕は立派な中年親父です。有名な俳優さんたちや、妖怪・荒木飛呂彦先生のような人間ではないのです。中年なので、大学生のように馬鹿飲みをしたり夜中まで遊んだり、調子に乗ったりしてはいけないのです。もっと身体や健康のことを気にしなければならないのです。

分かりましたね、自分。

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仕事があれば何処へでも


シルバーウィークの前半はカリフォルニア、帰国した後半は信州の八ヶ岳山麓で過ごし、連休が明けると同時に大阪で仕事に向い、今日は広島へ。仕事があれば何処へでも向かうのが信条です。

6時過ぎに家を出て、新幹線に乗り、呉へ。

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呉では取引先を回り、遅めのランチを魚介出汁が聞いたラーメンで満たし、

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広島市内へ移動し、ここでも取引先と打ち合わせ。

最後は取引先の担当者さんと合流して既に満席の MAZDA ZOOM ZOOM スタジアムへ。阪神vs広島戦を、ガチ阪神ファンの関西三人組が一塁側の内野席で控え目にかつ、無国籍な柔軟さで観戦。広島の皆様の暖かさに触れることができました。

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僕は祖母が広島なので、いわば、関西と広島のハーフ。
素敵な方言や空気に触れると妙に落ち着くのは、半分、広島の血が入っているからなのでしょう。これからどんどん、こちらでも仕事を広げて行きたいと思います。

晴耕雨読の生活に憧れつつ


朝の内に仕事を終わらせ、ジョギングに。

朝の気温は13度。家を出た瞬間は、さすがにランニングシャツとショーツだけですので寒さを感じますが、走っているとそんなこともすぐに忘れてしまいます。朝は散歩している人や畑仕事をしている人もいて、皆さんとても気さくに挨拶してくれているので爽やかな気持ちになります。

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こちらは秋が少し早いようです。
既に色付き始めている木々にススキ。

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走りながら、晴耕雨読の生活に思いを馳せました。

晴れたら仕事をし、雨なら本を読んで自宅で過ごす。なんて素敵な生活!実際にこちらでは仕事をリタイアしてそのような生活をしている人も多いですが、僕はまだまだ若過ぎるし、しなきゃいけない事も仕事もたくさんあるので、年に数回の短いステイで「その気」になることにします。

しかし、走っていると「売地」と書いた土地が幾つかあり、「ここを買ってこんな建物を立てて、こんなことが出来ればいいなあ」とか、「店だったらこんな名前にするのになあ」、と、あれこれ考え出すと10Kmなんてあっという間に過ぎてしまいます。ああ、己の想像力の豊かさよ!

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【Gallery】自然の中でレイドバック


信州の八ヶ岳山麓にいます。

標高1500mに位置する家では、夕暮れにもなると半袖では肌寒くなります。それでも、鳥のさえずりと新鮮で凛とした森の空気が吸いたくて、ハイボールと共に屋外のウッドデッキでブログを更新しています。

昨夜、米国出張から帰国してすぐに自宅に戻って準備をし、八ヶ岳ベースに向いました。シルバーウィークの半分が出張で埋まってしまったので、せめて後半くらいは家族でゆっくりと過ごせるところを・・・と考えた時、やはり我が家みんなの憩いの場であり、娘たちも大好きな八ヶ岳ベースにステイすることが最善だと考えたからです。さすがに多少なりとも体力的にはハードでしたけれど、ここに来れば心身共にリラックス出来るので、来て正解でした。

今日は朝から青空が広がり、行く先々で美しい景色を見ることが出来たので写真を並べておきます。

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