戻ってほしいことと戻ってほしくないこと

週の半ば。おかげ様で朝から晩まで終わらぬ仕事に追われて忙しくさせてもらっています。どうしてもコロナ前後で考えてしまうのですが、コロナ前の方が良かったことっていうと、やはり渡航の自由と顧客訪問の自由さ。

経済界の要望で海外からの入国隔離期間が14日間から3日間に短縮されたとはいえ、空港へは受け入れ側が迎えに行って期間中ずっと帯同しなければならないし、残りの7日間は事前に提出した行動予定表に基づいて行動、PCR検査も3日に一回受けなければならないって、制限緩和ではない気がします。自分が海外出張できないのはまあ良しとして、技術フォローで海外から人が来ないと仕事にならないような場合、手続きが本当にめんどくさい。制限は良いとして、ちゃんと効果がある制限、意味にある制限にしてほしいものです。

コロナ前後といえば、感染対策によってもたされたリモートワーク。

人事界隈で言われているのは「ほとんどの業務がリモートワークで何の問題もなく進めることができることが実証された」ということ。うちの会社もそうですが、G-SUITEとSlackを導入している時点で、PCがあってネットさえ繋がっていれば、コミュニケーションを取りながら何の問題もなく「仕事」が出来るわけです。

ドキュメントをクラウドで共有し、カレンダーで全員の予定を確認し、backlog等のツールでプロジェクトの進捗を確認。Slackで仕事のやり取りや相談。実はほとんどの企業で、リモートはすでに準備万端だったってわけですよね。今後は、オンラインの良さを残しつつ、必要時は出社、など、選択的になっていくでしょう。そんな中で行動制限同様、しっかりとした意味と効果を提出できずに「出社に戻します」という動きは多くの人の同意を得られないでしょうね。

ただ、やっぱり、仕事はリモートOKだったとしても、社外交流はオンラインよりもリアルだと思います。昨夜はグローバル人事塾の第155回が池袋で開催されたのですが、久しぶりのリアル回、やはりライブはいいですね。

感染防止対策をしての懇親会。
会社や所属の枠を超えた学びの交流。

関東入りと時期が重なったため、久しぶりに仲間たちと顔をあわせて楽しく、爆笑のひとときを過ごすことができました。

こればかりはオンラインでは実現できない、リアルの醍醐味です。