リスクをあえて取り、決めたことをやりきることが出来る人は強く、優しい。六甲全山縦走路での交流を通して学んだこと。

神戸の塩屋駅をスタートし、阪急宝塚駅をゴールとする六甲山縦走路(距離約50km、累積標高2500m)。途中、難所の菊水山、掬星台、摩耶山、パンパンに張った脚を痛みつける塩尾寺から宝塚までの長い下り坂・・・馴染みのルートではありますが、今日は普段とは違い、アドベンチャーランナーの北田雄夫さんのチャレンジ「55時間無睡眠、六甲全山縦走路2往復」のうち、日曜日の最終片道50kmの行程を伴走です。

今回のチャレンジ、来年のアラスカでのレースに向けての練習との位置づけですが、二日半寝ずに山道200kmの工程ですよ。信じられないですが、それをやってのけるのが北田さんです。

今回、同じアドベンチャークラブ仲間のIさんと一緒に、日付が変わる日曜日の夜中に塩屋駅で合流し、同じクラブ仲間のMさんの素晴らしいサポートを受けながら、一緒に進めました。

塩屋スタート
夜中の1時です。この時点で40時間以上、寝ずに走っている北田さん。

素晴らしい夜景

空が白んでくると、今度はこの景色。こちらは菊水山頂からです。

同じ日に、六甲山キャノンボール大会が開催されていて、夜の部、昼の部の方とたくさんすれ違ったり追い越されたり。にぎやかな縦走路です。さすが有名人の北田さん、道行くいろんな方に声を掛けられて、記念撮影に応じておられました。

ところどころで、Mさんが先回りしてくださっていて、エイドを開設していただいています。これが本当にありがたかった!

暑くなってきたので、上を脱いで、アドベンチャークラブのTシャツに。「No Adenture, No Life」

中でも美味しかったのが、この蜂蜜紅茶。ティーパックにお湯を注ぐだけで蜂蜜を溶かしたような甘さ!美味しい!びっくりしました。Mさんさすが!

一軒茶屋付近。ここまで来れば、ゴールのイメージが湧いてきます。

様々なランナーさんと交流しながら、塩尾寺の激坂を下って16時、無事ゴール!北田さん、記録達成、おめでとうございました!

今回、ご一緒させていただき、さらに、MさんやIさんはじめ、様々なランナーさんたちとの交流を通して、「チャレンジすることとは」をずっと考えていました。

人生色々あるけれど、やっぱり常に前向きにチャレンジする気持ちは忘れてはならない。言い訳をしたり、周りの環境にせず、やりたいことをやる。当たり前のことかもしれませんが、シンプルなことこそ、難しい。でも、一歩足を踏み出すと、違う景色が見える。悩んでいたことがバカらしくなる。それなら一歩前に踏み出そう。

そして、リスクをあえて取り、決めたことをやりきることが出来る人は強く、優しいのです。

山道を走りながら、自問自答をしていました。
よし、やろう。

とにかく、怪我なく無事にゴールできたことは最高のご褒美です。
皆様、本当におつかれさまでした。

そして、素敵な一日をありがとうございました(爆笑し過ぎて顎が外れるかと思いました笑)