今日嬉しかったこと。
まず一つ目。
アドベンチャークラブのオンラインミーティングで、様々なチャレンジの様子を聞いて感銘を受け、みんなでアイデアを持ち寄って、次の企画を作る楽しさ。
ZOOM越しではあるけれど、大好きな仲間たちの顔を見ながらの会話に、やっぱりアドベンチャー精神は忘れてはいけないな、と。ちょうど一年前の今頃、完走した富士五湖ウルトラマラソン100kmの事を思い出しながら、来年に備えての準備、色々と考えました。ちょっと調子を崩しているけれど、明けない夜はない。明日も希望を持ってがんばろうと思いました。横の繋がりから本当に生きるパワーをもらっています!
そして二つ目。
現在開催中の技術系オンラインカンファレンスで、今日はリアルタイムセッションの日。高名な先生方のパネルディスカッションを全国1000名を超える方がオンラインで視聴しているところ(自分もその内の一人)、急に名前を呼ばれまして。びっくりしていると、なんと一人のパネリストの方から僕のお名前を挙げていただき、事例として紹介していただいたのです。まあ、びっくりしました。こんな場で話題にしていただけるなんて。
狭いエレクトロニクス業界ではありますが、こうしてピックアップしていただけるのは若輩者として恐縮しながらも嬉しいものです。
趣味、仕事問わず、縦横斜めの関係の中で皆様から本当にパワーをいただいています。
感謝!
月別アーカイブ: 2020年9月
悲しいニュースに触れる度に、捨てる勇気の必要性を感じるなあ・・・・ダメならやめる、無理なら逃げる。向いてないことはしなくていい。
朝ランが気持ちの良い季節になってきました。
ゆっくり景色を見ながら12km。ランの最中に有名な女優さんの自殺のニュースが入って来ました。どんな事情があったのか分かりませんが、好きな女優さんだったので、とても残念です。
人それぞれ、人生があります。抱えているものも人によって違うし、周りがいくら詮索したり想像しても事情は本人にしか分かりません。でも、今の世の中を見ていると、「こうでなければならない」「こうすべき」という圧力が強いように感じます。もっと緩くていいんだけどなあ。もちろん、ストイックに出来る人はすればいいし、がんばれる人はがんばればいい。うまく行く時もあれば、行かない時もある。うまく行かない時は無理にがんばらない。
ちょうど季節の変わり目ということもあり、僕も目眩が出始めてうまくコントロールできませんが、薬を飲むくらいしかできませんもん。しゃあないですよね。もう持病に関わることは諦めてます。笑
そんな時に思うのは、捨てる勇気の必要性。
良い意味で諦めること。ダメならやめる、無理なら逃げる。向いてないことはしなくていい。得意なことや夢中になれることをがんばればいいんです。
そんな風に生きて行ければいいし、周りもそれを受け入れればいい。人間一人ひとり違うわけですから、多様化を受け入れる社会になればいいなと思います。
同じ趣味を持つ全国の仲間たちとオンラインで繋るランイベントはなんて素晴らしいのだろう!
今日は、第三回・北田雄夫アドベンチャークラブのオンラインランイベント。今回の目標は、全国のラン友さんたちと同日(24時間)に走った距離の総合計でオーストラリア大陸3800kmを走破するというもの。
前日にメニエールのめまいが出てしまった上、今日も終日仕事だったので、全然距離を稼げませんでしたが、ナイトランで12km走りました。涼しくて気持ち良かった!
こうして、全国のラン友さんたちと一緒に走れる喜びったらありません。
みんな走った距離を写真とともに報告し合う。まるで全国をラントリップしている気分に浸れます。夜の海もきれいでしたよ。
インプットは丁寧に、アウトプットは大胆に
連休明けで非常にバタバタしていますが、自然の中でしっかりリフレッシュできたので、仕事にもメリハリが出て、集中できているように思います。気づけば9月も後半。もう10月の声が聞こえてきましたね。雨の日以外は、いつどこを走っても気持ちの良い季節になってきました。
さて、走りながら考えていたことがあります。
それは、インプットを丁寧にすることの大切さ。
スマホからどんな情報にでもアクセスできる時代、自分のフィルタ(審美眼)をしっかり精度高いものにしておかなければ、いとも簡単に質の悪い情報に頭を持って行かれてしまう恐れがある。最悪の場合、それを信じて意思決定してしまうこともある。これ、本当に怖いことだと思うんです。情報が溢れ、どんな情報にでもアクセスしやすい時代だからこそ、です。雑なインプットで「分かった気」になって、アウトプットはしないという人が多くなっているのも気になります。
人間って信じやすい生き物です。思い込みだけで生きているといっても過言ではありません。自分の生まれ育った環境や、つたない経験の中で、人格は形成されます。どんな人間も大したことはありません。頭も悪いです。それなのに「分かった気」になるのが怖い。
基本的に格差はここから生まれます。「仕事が出来る人」と「出来ない人」、「稼げる人」と「稼げない人」、「成功する人」と「そうでない人」。何かそこを分け隔てるのでしょうか。答えはとても簡単です。
勉強しなくて良い人が、一生懸命勉強し、勉強すべき人が、なにもしない。
努力しなくて良い人が、一生懸命努力し、努力すべき人が、なにもしない。
これでどんどん差が開いて行きます。とても単純なシステムです。
前者は、インプットを丁寧にします。流し読みのような雑なことはしない。人から聞いた情報を鵜呑みにしない。しっかりとした文献を読み、正しいインプットを行う。時間投資も的確にする。 I / O を正確にしたいので、自分のフィルタの精度も高めるため、また学ぶ。このプロセスを繰り返していると、比較的アウトプットが雑でも「芯」を捉えているので、言葉に説得力が生まれます。そこがない人は、言葉が薄い。考えていることも隙だらけですが、思い込んでいるので、自分以外の言葉は信じません。成長が止まってしまうんですね。
特に、リーダーたる人間はそうならないように注意したいものです。
過去の成功体験で物事を判断したり、思い込みで意思決定したり、周りとのすり合わせを大切にするあまり意思決定を先延ばしにしたり、投資した額が「もったいない」と感じるタイプの人は危険です。そのようなリーダーに3年先、5年先を見通せる力はありません。
過去の歴史がそうであるように、精度の悪い判断の結果、撤退やピボットもできずにダラダラして大赤字を垂れ流し続けて、いつまでも成長できない、あるいは退場をよぎなくされる企業がとても多い。ガラケーや半導体や液晶ディスプレイといった日本の基幹産業だったものが完全に駆逐されたのがその良い例です。
ですから、インプットは丁寧に、アウトプットは大胆に。
自戒をこめて。
世界三大潮流、鳴門の渦潮(うずしお)と絶品海鮮グルメを堪能する日帰り旅
日本が良い国だなと心から思うのは、都会から2時間も車で走れば素晴らしい食や景色に出会えること。東京からは房総半島や三浦、伊豆に行けば海の幸の宝庫だし、群馬や山梨に行けば温泉や山の幸を堪能できる。
関西からも、淡路島、明石、和歌山、そして徳島と、海と山のものを存分に堪能できる環境にわずか2時間以内でアクセスできます。そもそも地方に住んでいたら、その地で何でも美味しい。海に囲まれているからなんでしょうけれど、こんな良い国、他にありますか。
さて、今日は娘たちが二人とも部活が休みだというので、どこに行きたい?と聞くと海鮮丼が食べたい、と。じゃあ鳴門に行こうか、ついでに今は渦潮のシーズンなので船にも乗ろう、と、車でわずか1時間40分、淡路島を渡って、徳島県の鳴門に行きました。元々行きたいと思っていた魚の有名店「びんびや」は11時過ぎにも関わらず警察が出動して交通整理にあたるほどの大行列。ぱっと見、100人近く並んでいたので断念。そういうこともあろうかと二番目の候補に選んでいたのは「魚大将」です。
とはいえ、ここも人気店。名前を書いて待つこと20分。
僕が頼んだのは、旬の盛り合わせ定食。
生白魚、ミンククジラ、アワビ、ヨコ(ヨコワともいいますね、マグロの子供です)そして、ハモの湯引き!
娘たちはそれぞれ好きな海鮮丼と天ぷらを。
お腹いっぱいになったところで、渦潮クルーズへ。
実は船に乗るの、好きなんですよね。
観潮船は、渦潮の真っ只中に入っていきます。
もうすごい迫力。
海が川の流れのように、濁流のように流れているんです。仕組みは、紀伊水道と播磨灘の干満の差。
さすが、世界三大潮流!
目の前に、洗濯機のような渦潮が!
自然の力はすごいですね。
娘たちにも良い経験になったようです。
日本、良いとこ再発見。
海外に飛行機が飛んでいない今だからこそ、身近な良いところをどんどん見つけたいと思います。
年齢とともに食べ物の嗜好が変わる
連休がスタートしました!
その日の朝に今日することを洗い出して、一つづつ実行することを考えていたのですが、なかなか100点満点とはいかないものですね。まあ、することと言っても、メインはランニングとゴルフなんですけれど。
昨日はラン、今日はゴルフ。
帰ってきたら、郵便物の整理をして、仕事をして、買い物に行く。このパターンです。
さて、今日のテーマですが、食べ物の嗜好って年とともに変わりますよね。
その日のコンディションにもよるのでしょうけれど、僕はメンバーとなっているコースでは、和食のお膳ばかり頼んでしまいます。これにはいくつか理由があって、まず、大瓶の瓶ビールのアテになること、そして、お腹がいっぱいになりすぎないこと。
焼き魚に天ぷらなんて、最高ですよ。抹茶塩さえあれば、ビールなんていくらでも飲めますし。でも、若い頃はやっぱりガッツリ系のものばかり食べていましたから、なんとも嗜好の変化って面白いです。
やっぱり和食に戻ってくる、というのも日本人のDNAでしょうかね。
ふるさとと同じで心が帰る場所のようなものですね。
導いてくれる人の存在がなくても「我以外皆我師」(自分以外はみな師)と思って学び、判断の精度を磨く
日々の習慣として、気づいたことや思ったことをメモするようにしています。メモしないと忘れてしまいますからね。
別に必ず何かを書くと決めているわけでもないのですが、思い立った時にコツコツと書いていたことが、いつの間にか、Google Document 10ページ分を超えているのに気付きました。
実際、その中のいくつかの文章は、このブログのスピンアウトコラム「心で見た景色を言葉にしよう 〜 辺境のソーシャルTips」として公開しているので、本当はもっとたくさんのページになるのでしょうけれど、今の僕のメモ帳は、アイデアや考えの源泉となっています。
表に出すのが、ブログやコラム。
自分しか見れない引き出しはメモ帳(document)。
こういうことを繰り返していると、最近、徐々に自分自身の考え方の精度が良くなってきた気がします。精度が磨かれてきた、というのか。こういうのは自分で言うのではなく、他の人が評価するものなのでしょうけれど、極私的な実感として。
「導いてくれる人の存在がとても大切だ」という言葉を良く聞きますが、周りにそういう存在がいないので、良くも悪くも「自分以外はみな師」と思い、人や本などから自分で学んだことと、目の前で起こる様々な出来事とを結びつけて、原因と結果をあぶり出すようにし、そこから解決の手順と方法を見出すようにしています。頭の中でぐるぐると。そして、実行。
違和感を感じることは、たいてい何らかの問題を内包している。その違和感と、自分が思う原因と、解決をメモする。その繰り返し。そうすると、何か光のようなものが見えてくるものなんですよ。
すべてを解決することはできないけれど、解決できることはそうしていきたいと思います。
毎日、戦いです。
夕焼けランニング 〜 軽くなった自分の隙間に新しい気が流れ込み、それらが風となって良い循環を生んでいく
そういえば、一昨日の日曜日の夕焼け空は素晴らしいものでした。
買い物から帰って一息つき、もう今日は走らないでいいかなと、怠け心が首をもたげてきたところ、やっぱり走ろうと思い直した自分に対するご褒美のような夕焼け空。
この写真を撮影した場所は芦屋川沿いの公園で、川の下を道路やJR神戸線が通っています。芦屋川は「天井川」なのです。
この公園ですが、西の空が開けているので、特に夕方に走る時にはお気に入りの場所です。
川沿いを下って、海へ。
刻一刻と変わる空の下を走りながら、六甲山に沈む夕日をパチリ。この一瞬の色。まさに自然が織りなす芸術作品。
こういう景色を見ていると、考えることがあります。
昨年末からの体調不良、コロナ禍、体重激減・・・これらに直面した時に、一体自分の身に何が起こっているのか、本当に苦しくて暗中模索の日々を過ごしていました。
でも、その時に思っていたのが、「今は脱皮の最中だ、これが終わればアップデートした自分に会える」ということでした。
感謝すべきことに、8月から見違えるほど元気になり、身体は健康、心は平穏、やることなすことすべて上手く行っています。
体調不良やコロナ禍が教えてくれたのは、余分なものを脱ぎ捨てること、正しい自分になること。軽くなった自分の隙間に新しい気が流れ込み、それらが風となって良い循環を生んでいくのを実感しています。
風。風の時代。
ナウシカのように、強くて優しい風使いになれるでしょうか。
「・・・おおお、俺の英語通じたぞー!!!」(おじいさん)の嬉々とした表情に癒やされた毎月恒例の多国籍ゴルフ会
毎月恒例の多国籍ゴルフ会。
今回の舞台は、隊長Oさん所属の三重県の名張カントリークラブで。同伴の外国人エグゼクティブ二人(二人とも大柄な白人)はゴルフが大好きで、日本赴任中にいろんなゴルフ場を回りたいと、我々の所属コースだけでなく、いろんなゴルフ場を毎月ラウンドすることを会の目標にしています。
さて、そんな彼らですが、やはり地方のゴルフ場では目立ってしまいます。
スタート前からカート周りの従業員のおじさんたちは興味津々。メンバーOさんに「この人たちはどんな人なん?」「どうやって知り合うの?」と尋ねたりして、普段とは違うゲストの登場にウキウキしていらっしゃる様子。
ラウンド終わりに、カートからバッグを降ろしてクラブ拭いたり本数確認をしてくれるのですが、彼らのバッグを担当している一人のおじいさん、思い切って直接彼らに声を掛けました。
「クラブ、オーケー?」(本数合ってますかとの意味と思われ)
「Yeah, OK!」(エグゼクティブ)
「・・・おおお、通じたぞー!!!」(おじいさん)
もう大喜びで、同僚のおじさんたちに、俺の英語通じたぞ、聞いてたか?と自らの快挙を嬉々としながら話し、そんな様子を見守るマスター室の若い女性も笑顔で目配せしながら笑っていたりと、もう本当にいろんなことがすごく微笑ましくて心が温まりました。
平和だ!Love and peace!!
そういえば自分が子供の頃ってこんなんだったよな、と思うのです。外国人を見かけるだけで胸が高まったことを覚えていますし、少しでもコミュニケーションしようものなら家の中でニュースになった。このおじいさんも、きっと仕事を終えて家に帰ったら、家族に今日の出来事を自慢げに話すのでしょう。今日休んでいた同僚に、明日、同じことを話すのでしょう。なんて素敵なんだ!
それと同時に、外国人が普通に周りにいて英語を使うことが仕事柄、日常になってしまった自分の世慣れ感が、なんだか寂しくて。グローバルが日常で、このようなローカルに感動してしまう。何が良いか悪いかではなく、こういう日本の原風景(なのか?)はやっぱり自分の心の中で大切にしていかなくてはと思ったのでした。
ちなみに、名張CCのカツカレーはめっちゃ美味しいです。ぜひご賞味あれ。
素晴らしきかな 小料理屋、居酒屋という文化
好きな番組は「太田和彦 ふらり旅 いい酒いい肴」と「女酒場放浪記」(吉田類さんよりもこっちの方が好き)です、と即答できるくらい、僕は小料理屋や居酒屋が大好きです。蕎麦屋飲みはもはやライフワークのようなものだし、出張先や旅先で良い雰囲気の居酒屋を見つけると、とてもうれしくなります。
昨夜、久しぶりに入った居酒屋の名店ですが、やはり美味い。刺し身一切れ口に運んだだけで、唸ってしまいました。やっぱり美味いわ。カウンター越しに板さんの解説を聞きつつ、あれも美味しい、これも美味しいと箸を運びながら、コロナ禍で色々あるけれども、やっぱりこの文化はなくしてはならないなと再実感したのでした。
とはいえ、身は一つ。ましてや酒場ライターでもありません。それでも、顔出さなきゃなと気になっているお店もたくさんあるのですが、なかなか回り切れません。出来ることをコツコツと。
ちなみに、小料理屋と居酒屋の違いですが、小料理屋は料理に重きを置いているのに対し、居酒屋は酒に重きを置いているという違いがあるそうですね。確かに小料理屋は、割烹着を着た女将がいて、カウンターに大皿の料理が並んでいるところが多いように思います。
ああ、いいなあ。