自らInspiredされる機会を生み出せる人と、そうでない人とでは大きな違いが生まれる

在宅、リモートワークが一般的になり、会食や出張、訪問などもすべてオンラインになると、Inspiredされる場面がおのずと少なくなっていることに気づきます。

こういう言い方をすると古臭く感じるかもしれませんが、ランチMTGや夜の会食、商談や打ち合わせの雑談といったことから、いかに日常的に、無意識のうちに、インスパイアドされていたか。そういうことって本当に多かったんだなとつくづく実感します。字義どおり、感化、啓発、鼓舞、奮い立たされたり、ひらめきや刺激をもらっていたんですね。

ところが、呼吸をするように、意識しなくても刺激されていたことが、意識しなければ取り入れることができないようになってくると、ただ日々を漫然と凡庸に過ごしてしまい、タスクを消化することに精一杯で、新しいことにチャレンジしたり、何かを生み出したりすることもなく、結果として無気力感が増幅されるということになりかねません。仕事に対するモチベーションも変わり、パフォーマンスが落ちることもあるかもしれません。

そこで、これからの時代、一人ひとりが元気で健全にモチベーションを高めていくためには、それぞれが工夫して【自らインスパイアドされる機会をつくる】ということが必要です。そのためのスキルを身につけること、これがこれからの時代を生き抜く上でとても大切なことだと思っています。

まさに、リクルートの旧・社訓「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」の言葉どおりですね。勝手に入ってこないなら、自分で探しにいく、見つけにいく。

幸い、ツイッターなどのツールを使えば、有名人や専門家じゃなくても、心の中に小さくとも熱い炎を燃やした一般の方々のコシのある言葉に触れることができます。それらの言葉からひらめきや刺激を受け、また明日からがんばっていく。

今日もある技術者の方とオンライン飲み会で様々な刺激をいただきました。
自らで機会を創出していきましょう。