今年まだ三ヶ月も残ってるのに気づいた時の嬉しさったら

2020年って不思議な年ですね。

感染病で世の中ガラリと変わってしまって。不謹慎な言い方かもしれないけれど、逆に考えるとこの時代を生きていることって、とても貴重なことなんじゃないかなと実感しています。

なぜそう思うのか。
より本質的に物事を考えることが多くなったからです。

なぜ変わらなければならないのか。何を変えるべきなのか。その目的は何か。より本質的に物事を考えないと、ニューノーマルとか、DXとか、リモートワークとかキーワードだけに引っ張られて、「手法ありきでゴールなし」という本末転倒な結果になってしまいます。変えなくて良いものまで変えてしまったり。

まず、こうあるべきというゴールを設定する。そのため今、何をすべきなのか。なぜ、そうすべきなのか。とにかく問うて、そのための方法を考え、ゴールに向かって走る。手法やツールありきではなく、目的に対しての手段として手法を選択していくこと。会社としても、個人としても。

この「本質を見る」ことと「捨てる」ことのサジ加減がとても大切で、いろんな人や会社を見ていると、昔のやり方に固執して存在感をどんどん失って沈んで行く人や、ピボット出来なくてジリ貧になっている会社、一方で、柔軟かつスピード良く意思決定しながらしなやかに変化することによってプレゼンスをどんどん増している会社との間で顕著な差が生まれている様子をありありと見ています。個人としても、輝いている人と、苦し紛れな人との差もはっきりしています。良い悪いではなく、そういう時代なんだなあと思うのです。

少なくとも、これからは個人が輝く時代になるとは思いますね。これだけ個人で出来ることが増え、個人の能力の集合体が価値を生み出してくると、会社という枠組み自体を考え直さなくてはなりません。会社って必要なくなりますよ、いずれ。

そんなことを、関東某所のお店で色々と話していると、カウンター越しに「お久しぶりですね、前も同じ席に座っておられましたね」とお店の方が覚えてくださっていて。そんなちょっとした人とのふれあいにも嬉しくなります。

様々な変化が起こる中でも、毎日を一生懸命生きているといつの間にやら10月に入っていました。

今年、まだ三ヶ月も残ってる!そう考えると、今年中にやりたいこと、まだまだたくさんできる!と嬉しくなってしまいました。一つひとつ足場を確かめながら、理想のあり方に向かって貪欲に歩んで行きたいと思っています。