「小熊居酒屋たぬき」など優秀作品数点ご紹介

中国に行くと不思議な日本語に出会います。
その中でも秀逸なものを写真に収めて来ましたのでご紹介します。

1, 「小熊居酒屋たぬき」
中国語でコアラのマーチは「小熊餅」というらしいですが、仮に「コアラ居酒屋」だったとしても「たぬき」はないでしょう。どうせなら「たぬき居酒屋 ポンポコ」とかなら良いのですが。

IMG_4854

2, 「居酒屋 小田原」
数ある地方都市の中でも、あえての、小田原。

IMG_4856

3, ひらがなの「め」は書きにくい
気持ちは分かります。小田原にて。

IMG_4857

4, 「ポ鶏唐揚げ」
こちらも小田原のメニュー。日本語が出来ない店員さんに聞いても「ポ、ポ、ポ!」と言うだけ。鼠先輩を思い出しました。

IMG_4858

5, 「手羽先号」
香港から大阪関空行きのHKExpressです。関空行きなのに、なぜか名古屋スペシャライズドな「手羽先号」に搭乗。「マジでセントレアに行くんじゃ・・・」と、分かってはいても、ランディングまで少し不安でした。

IMG_4969

【Airport Gallery】深圳宝安国際空港 Shenzhen International Airport

出張先や旅先の各国の空港を定期的に紹介していますが、今回は、深セン宝安国際空港(SZX)のご紹介です。

ターミナルはとても大きくて美しく、最近改装したのかなと思って調べてみると、2013年11月にオープンしたとのことでした。美しいはずですね。

それでは、写真でどうぞ。

IMG_4782

IMG_4783

IMG_4786

IMG_4787

中国らしく、とにかく広い空港です。

IMG_4789

でも、英語が通じにくく話せる人が少ないのは不便です。タクシーの運転手さんも英語が苦手な方が多くてとても困りますが、ボディランゲージと地図を指さし説明するとなんとかなります。それにしても中国ではGoogle Mapsが使えないのはマジで不便です。

IMG_4790

IMG_4792

写真は撮っていませんが、空港ではあちらこちらに公安警察がいて、スキャナーで爆発物のチェックを行っていました。彼らは方にLEDのパトライトのようなものをチカチカさせています。

IMG_4795

こちらは深センの中心街。
大都会ですね。

IMG_4796

IMG_4797

番外編ですが、到着日の夜のディナーで入ったレストランの青島ビールは、懐かしのプルトップでした。日本ではすっかり見掛けなくなった完全離脱式です。笑

IMG_4798

国際空港はその国の玄関口。各国、地域でそれぞれに特色があるのはとても面白いです。

関連記事
【Airport Gallery アメリカ編】 空港の魅力は良い「気」が流れていること
【Airport Gallery】 空港をつなぎ、北を目指す。夕日に背中を押されるように。
【Airport Gallery】 サンフランシスコ国際空港
【Airport Gallery】 SAN – サンディエゴ国際空港
【Airport Gallery】 イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港(デンパサール:DPS)

同じ国なのに国境が存在する一国二制度の風景

世界の工場であり、ハイテク産業の集積地である深セン市からは陸続きに香港に行くことができます。しかし、そこは中国が誇る一国二制度。深センと香港の境には立派な「国境」が存在し、イミグレーションを通過しなければなりません。これがなかなかの経験で、自称「旅芸人」としては記録しておく必要があるでしょう。

IMG_4879

島国で生まれ育った日本人にとって、陸続きで国境を超えるという経験はとても貴重です。海外居住者や旅行者でなければ、「国を徒歩でまたぐ」という経験はなかなか出来ません。そういえば昨年の3月、サンディエゴ出張時にアメリカとメキシコ国境の町、サン・イーサンドロに行きましたが、その時の経験と良く似ています。「アメリカとメキシコの国境の町 SAN YSIDRO (2015年3月1日)」 緊張感、非日常、ロマン、旅情・・・様々な感覚です。

さて、深セン各地域から香港へ行くには、電車、車、船などの手段がありますが、僕たちは電車を選択しました。下の路線図で示されているLINE1で国境の「罗湖駅」まで移動します。

IMG_4872

ここが深セン側の罗湖駅。改札を出て、入国審査場へ。

IMG_4874

「罗湖口岸」と書いてあるのが、入国管理局のことです。

IMG_4876

中国人、台湾人、そして外国人で窓口が分かれています。

IMG_4880

出国と入国では建物の階が分かれており、一方通行です。両替屋や旅行会社の窓口がたくさんあります。

IMG_4881

IMG_4882

イミグレは撮影禁止なので写真はありませんが、ゲートもたくさんあり、人が並んでいました。ちなみに、この「罗湖口岸」は10年前くらいまでは世界で一番旅行者の通過が多い国境だったようです。その数、なんと年間9300万人!今はマカオと中国の国境が一番の様です。しかし、一年で一億近い人が往来しているとは、さすが中国ですね。

イミグレを通過すると、渡り廊下で国境の川を渡ります。この廊下は2階建てで、一階は香港から中国へ入国する人、二階は中国から香港へ向かう通路になっています。

IMG_4883

これが、国境の川。
数々の歴史の舞台になったんでしょうね。ロマンがあります。

IMG_4884

IMG_4885

渡り廊下の香港側から見る深センの「罗湖口岸」。立派な建物に「深セン」の文字。

IMG_4886

さて、香港側に無事に入国しました。

IMG_4887

ここに香港側の「罗湖駅」があり、電車に乗って市内を目指します。路線図はこんな感じ。

IMG_4889

駅を見下ろします。

IMG_4890

人もたくさん。

IMG_4892

IMG_4893

こちら車窓からの風景。山が多い香港らしく、国境付近は自然のまま。市内に近づくに連れ、徐々に高層マンションが増えてきます。

IMG_4895

IMG_4901

尖沙咀(Tsim Sha Tsui)という駅に到着しました。

IMG_4902

香港の路線図。公共交通が発達しています。

IMG_4903

九龍側の市街地です。

IMG_4904

IMG_4933

IMG_4934

名門、ペニンシュラホテル。

IMG_4907

1881 Heritage。

IMG_4926

こちらは工事中の香港藝術館。

IMG_4908

IMG_4921

九龍側から香港島の中環方面を望みます。世界三大夜景のひとつです。

IMG_4917

IMG_4911

いかがでしたでしょうか。一国二制度ならではの、国境のある風景。ちなみに、深センも香港もとても蒸し暑く一時間程度歩いただけなのに汗だくになりました。

さて明日は、このブログ名物「世界の空港シリーズ」をエントリーします。

【Airport Gallery】香港国際空港(HKG)より

今朝、深センから電車で香港入りしました。同じ国とはいえ、一応国境またぎなのでイミグレを通過します。なかなか面白い経験だったのでこの件はまたブログでアップします。

全行程を終え、良い出張でした。お会いした皆様に感謝です。今は巨大な空港でゆっくりビールを飲んで仕事の振り返りをしています。夜に関空に戻ります。

image

image

ちなみに空港内に数カ所、Plaza premium lounge がありますが、ここの設備と飲酒の充実ぶりはなかなかです。

次回の更新は日本から。
それでは。

image

image