アメリカとメキシコの国境の町 SAN YSIDRO


San Francisco国際空港にて帰国便の出発を待っています。こちら現地時間の土曜日。日本に帰国するのは日曜日の夕方になります。

昨夜、無事にSan DiegoからSan Franciscoに移動し、夜に予定されていたミーティングも大きく遅れずに始めることができ、内容の濃い打ち合わせになりました。夜は地元で人気の寿司屋にも連れていただき、最後の最後まで充実した出張でした。お会いした皆様には本当に感謝です。

さて昨日はSan Diegoからすぐのリゾート、Coronado(コロナド)の写真を幾つかアップしましたが、そこから車で30分程南下すると、国境の町「SAN YSIDRO(サン イーサイドロ)」に行くことができます。島国日本に住んでいると「国境」を直に目にすることが出来ません。これは我々にとってはとても貴重な体験。空港に向かうまでにせっかくだから立ち寄ってみることにしました。

San Diegoの市内を走るトラムの終点駅、サン イーサイドロ。

たくさんの人がこのトラムに乗ってやってきます。駅の横に歩行者用の税関があるので荷物を抱えた人々がトラムに乗り込み、思い思いの場所に向かいます。

高速の入り口。
「MEXICO ONLY」の看板が「引き返せないぞ〜」って感じでイカツイですね。

歩道橋から見たフリーウェイ。アメリカからメキシコへの出国。メキシコに入ってすぐの町が、製造業の町ティファナです。一時期は日系企業の工場だらけだったようですが、最近はテレビ工場も閉鎖されて撤退が相次いでいる模様。アメリカからの出国は何の検問もないのでスムーズですが、メキシコ側から入国する車列の長さよ!アメリカ入国のイミグレーションは大渋滞です・・・(写真には写っていませんが)

壁の向こうにメキシコ国旗が見えますね。何故かとってもテンションが上がります。

歩きで国境を超える人達はこっちだよーという案内です。どうやら以前とルートが変わったようですね。


 
歩行者用の通路の先には、メヒコの看板が!
これがアメリカとメヒコの国境!
 
なぜだかテンション上がって仕方ない・・・
 
もちろん、僕たちはアメリカを出国する人の流れに逆らうようにリターンしました。
 

 
歩行者用通路の横にはリス?かな?が。母に連れられて出国する子供達が見て大喜びしていました。どこの国に行っても子供は本当にかわいいです。

 
いかがでしたでしょうか。
 
国境の町はとても独特な空気が流れていました。看板もスペイン語だらけ。なんだか分からないけれど、変な緊張感もあり、貴重な体験をすることができました。国境は目に見えない。でもその国境を超えると、物価も言語も治安も文化も変わります。とても不思議な感覚です。
 
 
さて、そろそろボーディングの時間です。
アメリカ出張も終わりです。
  
日本に帰国したらすぐに、うどんとタコ焼きを食べるぞ!だしの味に飢えています。
 
では、次回の更新は日本からお届けします。

アメリカとメキシコの国境の町 SAN YSIDRO」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 同じ国なのに国境が存在する一国二制度の風景 | analog – web 【アナログweb】

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