10階以下の新築建物にソーラー設置が義務付けられたサンフランシスコ

五月晴れの日が続きます。
年中このような天気だったら良いのにと思う日々ですが、頭のどこかで「とはいうものの、もうすぐしたら、ちゃんと梅雨がやってくるんだとうな」と覚悟はしています。このような気候ならさぞ太陽光発電も順調だろうと思っていると、このような記事が出ていました。

「サンフランシスコ市、米大都市初の「新築にソーラー設置」を義務化」 日経テクノロジーオンライン

世界全体が再生可能エネルギー活用に向かっていますが、義務化とはすごい。記事によるとサンフランシスコ市は「電力消費量の100%を2020年までに再生可能エネルギーで賄う」という目標と立てているそうですが、後4年でそこまで行けば本当に素晴らしいと思います。さらに市が一生懸命取り組むもうひとつの理由は、その立地にあるとも書かれています。サンフランシスコは、周囲を太平洋とサンフランシスコ湾で囲まれているので、地球温暖化によって海面が上昇すれば大きな打撃を受けるという訳です。我が身を守るという意味でも、この取り組みは素晴らしいですね。ベネチアももっとがんばって。

僕が滞在していた2週間前のサンフランシスコ市内は、曇天で多少パラパラと雨模様でした。下の写真がまさにそれですが、サンフランシスコはサンノゼと違って、スカーンと晴れているイメージがありません。曇り空か、霧か。季節によるのでしょうが、ソーラーパネル大丈夫かなと心配になります。もちろん、今のソーラーの発電効率は昔とは比べ物にならないのでしょうけれど。

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