帰国中の機内で見た映画の中でダントツで面白かったのが「マネー・ショート 華麗なる大逆転」です。
サブプライムローン問題に端を発するリーマン・ショックに至る2年間を専門的かつシリアスに、そしてコミカルに描いたこの作品、とても面白かったのです。ほんと、久しぶりに面白い映画に出会いました。一応、個人的なオチとしては、ランディングの一時間前から見始めたこと・・・最後まで見ることなく、飛行機を降りなくてはならなかったことが最大のオチであると言っても過言ではありませんが、経済学をかじってなくても、是非、金融経済を理解してほしく、この映画を見ていただきたいと思います。
そんな風に思っていたら、マネー・ショートの解説が様々な経済の専門家からなされていましたのでご紹介します。ちなみにリーマン・ショックの時も、TVや新聞で、CDSやMBSはさんざん解説されていましたね。
映画『マネー・ショート』の感想と作中に出てくる金融用語の解説/リーマンショックの基礎知識
この映画を見ると、いかに金融経済が信用取引(=脆弱な人間の感情と儲け主義)に左右されているか、目先の拝金主義に侵されているかを知ることができます。もちろん、リーマン・ショックで諸々と規制は厳しくなったようですが、資本主義はプラスに働くと経済発展と技術革新を生みますが、既存の経済学のように右肩上がりの成長を前提としているようでは、今後の人口減少とシュリンクには対応することができません。新しい経済理論、カモーン!