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広島空港のレストランで、「広島三昧御膳」をいただきました。
「御膳」を辞書で調べると、「2,天皇や貴人の食事、飲食物を表す語の上に付いて、3,最上等なものである意を添える」とあります。つまり、意味2によると、僕はランチに天皇級の食事をいただいてしまったのです。確かに素晴らしい献立でした。牡蠣ご飯に、牡蠣の天ぷらに、ままかりの刺し身に、竹原牛!
これは明らかに「定食」とは一線を画すものですね。
確かに「御膳」です。
以前、仲間の経営者から聞いたことで面白かったのが、工場で働く社員さんに残業時の夕食を支給する際に、ほか弁で好きなメニューを注文できるらしいのですが、自分は「すき焼き弁当」を頼んでいるのに、皆は「すき焼き”御膳”」を頼むのを見て、「”御膳”ってなんやねん!」と心の中で突っこんだという話を聞いて面白いなと思ったことがありましたが、まさか天皇陛下や貴人がほか弁で弁当を注文するはずもなく、やはりこの場合は、辞書の意味3にあるように、「最上等なものである意を添える」という意味が適用されそうです。
さて、広島空港は典型的な地方空港なのですが、エアフェチとしては写真で紹介しておかなければなりません。ということで、以下にてどうぞ。
これだけ見ると、なんとなく San Jose 国際空港にも似ています。
地方空港の役割としては、周辺住民の憩いの場となっているという点を挙げることができます。ちょっと食事に、空港へ。買い物をしに、空港へ。飛行機を見に、空港へ。そう考えれば、伊丹空港もそういう使われ方をしていますね。
空港は単に飛行機の乗り降りをする場所ではない。
そこに、不採算空港の打開策があると思っています。