ハーズバーグのニ要因と承認欲求について


著名な心理学者であるハーズバーグの仕事に対するニ要因理論によると、人間には苦痛を避けようとする本能的な欲求と、心理的に成長しようとする人間的欲求という別々の欲求があるとのことです。言い換えるなら、苦痛を避けようとする本能的な欲求を満たしても、人間は「不満足感」が減少するだけで積極的な満足感を増加させることはないということです。また、逆に心理的な成長を求める人間的欲求を十分に満たすことができなくても、不満足感が増加するわけではないと言われています。

つまり、仕事の満足感を得る要因と不満を起こす要因は別物で、不満となる要因をいくら取り除いても、満足感を得ることにはつながらず、それはあくまで不満足感を減少させる効果でしかなく、仕事の満足感を引き出すには「動機づけとなる要因」にフォーカスしなければならないという訳です。

心理的な成長から来る満足感=「やりがい」を感じるのは、至極個人的な主観によるものです。何にやりがいを感じるかは人それぞれ。一方で成長企業は人を必要とするものですが、一方的な夢やビジョンを押し付けて賛同を得られれば御の字ですが、そこに響く人ばかりではないということも忘れることはできません。少なくとも、不満要因を取り除くことが企業努力として求められていることなのかもしれません。

我々の会社は誰に話をしても「すごいね!そんな会社、大阪にあるんだね!」と言っていただける会社ですし、そのような評価をいただいていることを誇りに思っています。しかし、そこに甘んじることなく、不満要因を取り除きつつも、妥協せずに賛同いただける人を探し続ける努力を怠らないように邁進して行きたいと思っています。もし、Quadceptの開発に興味がある方、是非、コンタクトください。よろしくお願いします。


努力を何で評価するかは人それぞれです。
僕は他者からの評価よりも、自分で自分を評価する事を何よりも優先していると思います。しかし、その評価は何かで可視化したいと思っている、言い換えれば(承認欲求)があるのも事実で、それはランニングしかり、休肝日しかり、カレンダーにレコーディングするようにしています。同じように、ほとんどが出張ベースとなる海外渡航についても、毎度感じるプレッシャーを可視化するために、本来剥がすべき手荷物バーコードを油性マジックで消しながら(消し忘れもありますが)も剥がさずに置いています。

このプレッシャーを感じた分、成長出来ていると自己評価して承認欲求を満たすくらいの弱さは持っていますし、馬鹿にされても良いと思っています。それで、明日もがんばれるのなら。

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