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ゴルフクラブのグリップはゴムで出来ていますから、当然劣化してきます。経年劣化によるひび割れや乾燥、擦り切れにより滑りやすくなり、強く握ろうとして余計なところに力が入ってスコアにも影響が出て来ます。
普通はゴルフショップに行くのですが、僕は今は亡き祖父からグリップ交換の方法を仕込まれたので、わざわざ工賃を払ってショップに依頼するのはもったいない気がするし、グリップだけ通販で買って自分で作業した方が早いし、愛着も出るし、と思ってしまいます。なんだろう、スキー板はアイロンでワックスしなきゃ本物じゃない、という感覚と同じですね。グリップは自分で替えるもの。そんな思いがあります。
さて、今日は雨。
図書館に行った後の気分転換として、ササッと交換を。
まず、カッターでグリップを切ります。
そして力一杯開いていきます。結構力がいる作業ですし、カッターも使うので、軍手をした方が良いと思います。素手はオススメしません。内側の白いのは、両面テープです。
ムキ作業完了。
当然ですが、グリップがないとただの鉄棒です。古いグリップの残骸と、新しいグリップが対照的です。
今はいろんなグリップが出ていますが、 GOLF PRIDE のTOUR Velvet 、定番中の定番ですが、やっぱりしっくり来ます。買うなら10本まとめ買いがお得ですよ。GDOや楽天でも売っています。今回はGDOで購入しました。
さて、つるつるになったアイアンに両面テープを装着します。
そして、溶液をスプレー。これで両面テープが溶けてグリップが入りやすくなります。ポイントは溶液をたっぷり掛けることと、グリップの内側にも溶液をスプレーしておくこと。より、スムーズに押し込むことが出来ますよ。専用の溶液じゃなくても、灯油やシンナーでもOKです。
あとは力いっぱい押しこむだけ!これで完成です。
両面テープの長さを間違えてしまうと、グリップの下からはみ出てしまってカッコ悪いので、テープの長さは少し短めにしておきましょう。はみ出たところはカッターや溶液で擦り取ります。
今回の交換対象は、全部で7本。5番〜P、そして VokeyのWedge 60°です。これですっきり!
次の出番は来週の日曜日、取引先との大一番です。
負けられない戦いがここにはある。
新しいグリップで夢を勝ちとろう!
「プロゴルファー猿 OP 夢を勝ちとろう」