閉塞感の打破


初日は割と早めに帰宅。
ゆっくり風呂に浸かり、
報ステの最後をチラ見。

陸前高田市の復興の様子。
両親を亡くし仮設住宅で祖母や
近所の人達と一緒に暮らす小学生の男の子。
父を亡くし、母と一緒に蕎麦屋の再建を誓って
前へ進む親子。
やはり父を亡くし、タクシー会社を引き継いで
従業員と共に震災以降一日も休むことなく
仕事を続ける息子。
それぞれがそれぞれの想いを胸に、
年越しの花火を見上げる。
その目がクローズアップされている。
言葉もない。
「全てなくしたからこそ前に進むしかない」
確かにそうかもしれない。
しかし、この言葉にはどれほどの深い思いが込められているか。
悲しみ、覚悟、復興への強い決意。

カンブリア宮殿の最後だけ少し見る。
鉄屑と向きあってきた、
元商社マン、大手鉄屑企業の副社長として
最大手まで育てた70歳の男性、増井氏。
何十年も米国で「この道一筋」がんばってきて、
今や伝説の男となった。
道を開拓したからだ。
そして、その業績に飽きたりず、
独立して別のアイデアで鉄屑業界に切りこんで行く。
一つのことをやり抜いてきた
老練ビジネスマンの笑顔がとても印象的。
番組最後のまとめ。
うろ覚えだから多少違う点もあるかもしれないが、
自分への備忘録としてメモしておく。
外部の人間と積極的に関わり、
旧来のパラダイムに果敢に挑戦していく。
それが閉塞感の打破に繋がる。
失敗してもいいじゃないか、
食うだけならなんとかなる。
このような気持ちで
海外で挑戦する日本人の笑顔は清々しい。

普段はほとんどTVを見ることがないけれど、
今日は非常に感銘を受ける内容に出会った。
これも明日からの活力に。
まだまだ始まったばかり。
言い訳せずに一からやるしかない。