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ついに最終日。
いつもながらの貧乏性ぶりを発揮してしまい、
せかせかとした滞在に。
本来はゆったり贅沢に時間を使って骨休めをし、
ランと読書に集中しようと思っていたのだけど・・・
思ったほどの成果は得られず。
まあ、自分だけが来ている訳じゃないので仕方ない。
とりあえず、朝は散歩に出掛けてマイナスイオン浴。
昨日も素晴らしかったけれど、
今朝の八ヶ岳はまた格別。
空に雲一つない天気。
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近所のスーパーでは、
「生産者直売コーナー」があり、
朝採りの野菜や花が並ぶ。
開店当初から地元の人や別荘組などで
ごった返す人気の場所。
採れたての新鮮野菜達。
トウモロコシを10本、
白菜やじゃがいもなどを購入。
ここのトウモロコシは最高に甘いのです。
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野菜と一緒にパンもたくさん買って、
朝御飯は「風除け公園」でいただいた。
ここは立派な松の木がグリーンベルトのように
並んでいる。
今から300年以上前、
江戸時代に八ヶ岳山麓の水田を風害から
守るために植えられたものだそう。
一本一本の松の木に、
力を感じる。
今は人もたくさん住み、
観光客やリゾート滞在組などの車が行き交う
八ヶ岳山麓。
しかし昔から変わらぬ景色、山抱かれて、
人は水田で米を育て畑を耕してきた。
先人が残してくれた防風林は、
今でも役立っているそう。
今も昔も、
人の営みって大きくは変わらないのだろうな。
そんなことを考えながら、
三日間の短い八ヶ岳ベース滞在も修了。
お世話になった管理センターに別れをつげ、
車で帰路につく。
日別アーカイブ: 2011年9月19日
vol.2 ランと雄大な風景
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晴れ渡る日曜日。
この連休、やっぱり来て良かった・・・
あきらめなくて良かった・・・と思う風景。
天気予報がはずれてくれて本当に良かった。
信州は山の景色に価値がある。
悪天候ではこの景色は見れない。
この景色を見れなければ、楽しみ半減。
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予定通り、さらに標高を500m上げて、
1500mの女神湖へジョギングに。
ここは一週1770m、約1.8km。
ランナーの方々もたくさん走っておられ、
親近感がわく。
そしてこの蓼科山の美しさ。
日本とは思えぬ景色に、
身も心も軽くなる。
パパが走っている間、
妻と娘たちはスワンを漕いでいた。笑
Lap 5.30/km のペースで10km完走。
いい汗かきました。
ここでなら、いつまででも走ってられそう。
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ランの後はここから車で約10分の長門牧場へ。
ここも毎回来る場所だけど、
何度来ても広大な景色に癒される。
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そしてさらにここから立科町の方へ下山。
浅間山、軽井沢を遠くに望む温泉、
公営の「立科温泉 権現の湯」で汗を流す。
この景色を眺める露天風呂、
なんと入湯料は400円。
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そして更に一時間かけて茅野市に戻る。
八ヶ岳、蓼科高原を挟んで東西いったりきたり。
目当ては「納豆蕎麦」。
こちらも定番中の定番。
ステイの度にオーダーする冷やし蕎麦。
夜にこの店に行くのは初めてで、
妻に運転をお願いして、ビールと一緒にいただいた。
最高。
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雄大な景色に抱かれた二日目。
こういう景色を眺めていると、
自分がいかに小さい枠の中で生き、
近視眼的な見方をしているのか、
思い知らされる。
ボーッと景色を見ていると、
あっという間に時間が経過するから不思議だ。
自然に抱かれて生活していると、
人間として「生きている」ということを実感する。