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駅に向かう途中の出来事。
向いから歩いてくるサラリーマン二人の会話が
聞こえて来ました。
A:
「・・・に塩をちょっとつけて食べたら、
ご飯何杯でもいけるで!」
B:
「ホンマ、そうですよね!」
えらい盛り上げってます。
何につけるのかは聞こえませんでしたが、
僕が察するに、お肉でしょう。
美味しい焼肉には、やっぱり塩ですもん。
別にお肉じゃなくてもいいんです。
塩をつけて美味しいもの・・・・って想像するだけで、
楽しいじゃないですか。
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帰りの電車。
座って、ちょっと下向いてウトウトしてました。
すると途中の駅から乗ってきた、
前に立ってる女子二人の会話が聞こえてきました。
あえて視線もあげずに寝ていたのですが、
結構声が大きいので、耳に会話の内容が入ってくるんです。
A:
「男はHするまでが楽しくって、
女はHしてからが楽しいやん。」
B:
「うん、そうやな。一理あるな。」
A:
「まあ、あの子恋愛初心者やったんやろな、
相手が上級者やったんや。まだまだやなぁ。」
B:
「確かにね、あははは」
・
・
内容は面白いけど、
「H」とか普通の声(ちょっと大きめ)で言ってるし、
きっと今時のキラキラ女子大生風の子達かなぁ、
と勝手に思ってました。
駅について顔を上げると、
そこには予備校生風の山田花子と、
森三中の村上がいました。
いやね。
別に見た目がどうこうっていうのを言ってるのではありません。
「叶姉妹的恋愛百戦錬磨」な話の内容と、
服装も含めたルックスの無骨さ(?)に、
ギャップがあっただけのことです。
お笑いの原点は「ギャップ」といいます。
そういう意味では、彼女達。
相当「お笑い」を熟知していたのでした。
そんなこんなで、
少し心があったかくなりました。