月刊「沈思黙考」10月号 本のような日々

スペイン在住のvacaciones さんが、

以前、僕のブログにコメントを下さった時に、

「一日一日、そのページをちゃんと塗りつぶす」

という表現を用いていらっしゃったのが、

すごく印象的で、今でも思い出します。

・・・「ページを、毎日丁寧に塗りつぶす」

素敵な表現だと思うんです。

生活が忙しかったり、

何かに夢中になっていたり、

病気で体調が悪かったり、

考え事していたりすると、

毎日があっという間に過ぎ去って行きます。

一日のどこかで、ちょっと立ち止まって今日を振り返り、

思い出し笑いしたり、反省したり、キュンとなったりすることは、

とても大事なことなんですよね、きっと。

小さな奇跡がたーくさん積み重なって、

仮に80年生きれたとします。

今30歳の人は、残り50年。18250日です。

40歳の人は、14600日。

うちの娘は一歳だから、28835日。

やっぱり、大事に大事に「塗りつぶして」行きたいですよね。

今日は、頭痛がいつもよりひどい一日。

やっぱり、こう、偏頭痛が起こると、消極的なことも考えましてね。

不謹慎だけど、

「明日、死んだら・・・」とか思うわけです。

そう考えると、やっぱり、

感謝して生きている日をちゃんと塗りつぶしたいし、

出会う人を大切にしたいし、

嫌な気持ちのまま、一日を終えたくないな、なんて。

簡単だけど、難しい。

難しいけど、意外に簡単。

奥が深いテーマだけど、

自戒を兼ねて、この秋は追求してみましょうかね。笑