半身浴中に読んでいた雑誌で見つけた一言。
インダストリアルデザイナー(工業デザイナー)として、
携帯電話や体温計などのヒット商品を飛ばしている、
柴田文江さんが「ものづくり」についてこのように語っていました。
「”これでいい”という諦めのモノじゃなくて、
”これがいい”と言える、愛着のもてるモノを作っていきたい。」
シンプルな言葉で納得。
でも、実は奥が深くて難しい。
どんな仕事でも往々にして、自分が描く「理想」と、
予算、納期、あるいはスキルといった「現実」的要素のギャップ
に直面します。
でも、大切なのは考え方の転換かもしれません。
「予算、納期、スキル」を「制約」と捉えるのではなく、
「条件的要素」と捉え、最大限の仕事をする。
そうすれば、”これがいい”と言えるものが作れるのでは、と思います。
諦めではなく、納得。
妥協ではなく、追求。
気持ちの持ち方一つで、成果物の出来が変わる。
どの仕事でも共通して言えることかもしれません。
以上、今日学んだ一言でした。笑