偏頭痛と読書

私には得意技がありまして。

なんと、頭痛で天気が分かるんです。どう?すごいでしょう。

平たく言えば、偏頭痛持ちなんですね。偏頭痛にも色々な種類がありますが、自分の場合は低気圧が近づいてくると頭が痛くなります。ですから、頭痛いなあ、体だるいなあ、、、と思い始めたら雨が降ります。不思議なことに、降りだしたら少しはマシになるんですけどね。とにかく、雨降るんか?それとも降らないのか!?っていうくらいのドンヨリとした天気の時が一番ツライんです。

という訳で、せっかくの週末も、昨日今日と家でゴロゴロ・・・・。

こんな時は読書に限りますね。

3日くらい前にアマゾンで購入した本が届いたので、読んでいます。コレ。↓

池沢 夏樹, 芝田 満之
カイマナヒラの家

ご存知の方もおられると思いますが、ハワイの有名な山、「ダイヤモンドヘッド」は、ハワイ語で「カイマナヒラ」と言います。この物語は、そのダイアモンドヘッドの麓にある一軒の家が舞台です。この家に集うハワイイ(これもハワイ語でハワイの意)と海を愛する若者たちのそれぞれの物語です。レビューにも書いてありましたが、「永遠に通じる一瞬と失わなければいけない時」を美しく描いた、ハワイアンスケッチです。

要所要所に挿入されている写真も、どこか寂しげで、ノスタルジーです。

このような風景を眺めているだけで、なにか救われる感じがします。

たまには偏頭痛もいいな、と思わせてくれた一冊でした。