創意工夫


創意工夫、趣向を凝らされた食のイベント「第3回ダイズBar」に参加してきました。友人である料理番組制作会社の代表、平井さんがプロデュースする一夜限りの「Barイベント」です。魔法のレストランなどの番組を数多く手掛けておられる関係で、関西圏のグルメな店はもちろん「食全般」を知り尽くしておられる方に招待していただいたら行かない訳にはいきません。

第3回の昨夜は「卵」がテーマ。
創意工夫の料理の数々が30分刻みで提供されました。もちろん、常時オーダーできるお惣菜メニューも充実。アツアツだし巻き、明太子とマスカルポーネチーズの焼きそば、すき焼きそば、キッシュ、卵のピクルス(ピクルスの酢にゆでたまごを付けたもので・・・これが絶品)など趣向を凝らした料理の数々に、一品一品感動。自家製オイルサーディンや牡蠣のオリーブオイル漬け、切り干し大根と数の子の和え物なども最高。最初はビール、後は白ワイン。とにかく酒が進みます。

そういう訳で、友人との会話と食べることに集中していたので、ほとんど写真は撮れなかったのですが、ごく一部を紹介。

キャッシュオンで、好きなものを食べ、好きなものを飲む。カジュアルスタイルだけど料理は本格的なこのイベント、また次回が楽しみです。

平井さん、スタッフの皆様、会場となった「MUTSUMI」の皆様、そしてご一緒してくれたSさん、楽しい時間をありがとうございました。


この日はスイッチを切る、と決めて用事は全て済ませて来たので、皆様とお別れした後は苦楽園のBARNSへ。散々飲んでいたけど、やっぱり〆はウイスキーでしょう。

日曜日に行くことは滅多にないのですが、期待通り、マスターと二人でゆっくりと時間を楽しむことができました。途中からお客さんが何人かいらして、皆で大変盛り上がり最高の気分転換ができました。

美味しいものを食べると元気になりますね。
なんだか寒い日が続いて体調も万全ではないですが、がっつり食べて乗り越えたいと思います。お会いした皆さん、どうもありがとうございました。

Ti guardero’ nel cuore


“Ti guardero’ nel cuore” という曲に出会ったのは Risa Ono のアルバムでしたが、Bossaなのでポル語かと思いきや、伊語でしたね。意味は「心の中であなたを見つめる」というような感じでしょうか。

日常にアクセントをつけるには、非日常な要素を取り入れることが良いと思うのです。
これは気分転換や疲労回復、ストレス解消にも効果的。例えば、本を読む。この時、酒は飲まない。本を読む隙間がない程の一日にこそ、本を読む。きれいな文章やテクストにどっぷり浸かると、思考が完全にトリップする。幼少時代や、旅先や、海へ。

これは飲酒では絶対に得られない感覚。目で字は追っているが、心で情景を見ているイメージ。

まさに「Ti guardero’ nel cuore」。

Lisa Ono – Ti Guarderò Nel Cuore

夜中のラーメンと桜のつぼみ


昨夜の歓送迎会が大変盛り上がり、4軒目である天下一品のラーメンで〆て北新地からタクシーに乗ったのがAM3時を過ぎていました。「飲んだ後のラーメン」は至極一般的な行為ではありますが、僕は酒を飲むと食欲がなくなる上に夜中にラーメンを食べるなんて胃に重た過ぎるのであまりやらないのですが、昨夜のは美味かった。初めて「飲み後のラーメン」が旨く感じたかもしれません。皆と一緒だったし、天一だったからかな?
なにはともあれ、春ですね、歓送迎会のシーズンです。

春と言えば、桜。
出掛ける前に自宅からすぐの芦屋川を散歩。

まだまだつぼみが膨らみ始めたくらい。

しかし何故か一本だけ花を咲かせている木がありました。

木によって差があるのは何故でしょうね。
早ければ今週末にでも咲きそうな予感です。
例年より早めでしょうか。


芦屋で一仕事、友人のサロンに寄ってから、梅田。
今日は雨ですので、傘をささなくても良いように駅から近い場所でコーヒーを飲んでいます。休日ごとに「書斎」を変える生活も慣れてきました。オープンな場所での集中の方法も。

それでは、皆様も良い休日を。

質の高い気分転換の方法


たまには誰もいないバーで一人飲みたい、と思う時がありませんか?会食が続いたり、疲れが溜まっていたり。馴染みのところで常連さん達とワイワイも大好きですが、こういう時は一人に限る。そして出来るだけ初めての店が良い。

という訳で、金曜日の夜は普段と違うコースを。梅田や中津も寄らず(そもそも会社出た時間が遅かった)、苦楽園もパスして芦屋へ。駅の北側は馴染みの店が多いので、あえて南側へ下ることに。まずはラーメン店で腹ごしらえをして、バーへ。以前から存在は知っているし、友人からもいいよ、と薦められていたのですが、なかなかチャンスがなくて行けていなかった某店へ。

入店するとお客さんは女性二名だけ。
L字型カウンターの反対側に一人で座り、バーボン水割りを。グラスに氷を入れてマドラー丁寧に回して氷を溶かしグラスを冷やす。溶け出た水は流し、バーボンを注いでまた丁寧に回す。そしてウォーターを注ぎ、最後にバーボンを少しだけ氷の上に垂らしてサーブしてくれる。ああ、いい店に来たな、と思いながら、ゆっくりと外の景色を眺めグラスを傾ける。BGMのJAZZも最高。

その後、何組かのお客さんが来店されたものの基本的に落ち着いて酒を飲むことができました。最初は一人でボーっと飲んでいたのですが、結局マスターと話が盛り上がり、1時過ぎくらいまでいたっけな。マスターは腰痛に関して知見の深い方でもあり、これから色々とお世話になることになりそうです。いや、一人飲み+初めての店巡りもたまにはいいな。とても良い気分転換になります。癖になりそう。


この週末二日間、とても良い天気ですね。
それでは皆様も良い日曜日を。

当たり前のことが、とても不思議に感じることがある


人間って、どうしてこんなに水分を摂るのだろう。
まるでクラゲのように、ずっと水々しくいたいのだろうか。

当たり前のことが、とても不思議に感じることがあります。「どうしてこんなに人間は水分を摂るのか」も、その一つ。考えてみれば、今日一日だけで起床後に水を飲み、コーヒーを飲み、仕事中に炭酸水一本、お茶一本、水一本を飲み、夜はビール二杯とワイン三杯飲み、帰ってまた炭酸水一本を飲む。不思議だ。一体何なんだ。

不思議ついでに調べてみると、水分も摂り過ぎると良くないらしい。

以下、「カラダにeサイト healthクリック」より引用です。
http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000388.html

「人間の体は約60%が水分でできている。これが、わずか5%でも不足すれば頭痛や体温上昇、脈拍上昇などの症状を起こしてしまう。しかし、いくら飲んでもよいのかというとそうでもない。
反対に、水分を摂り過ぎて体内の水分が数%でも増えると、過剰な水を処理するために腎臓に負担がかかり、体内の老廃物を処理しきれなくなってしまうため、体がだるくなったり疲れやすくなったりむくみを起こしたりしてしまうのだ。」

水分(特に水)を摂るのは良いと言われているが、摂り過ぎも良くないと。アルコールの摂り過ぎが良くないことは分かるけれど、何事もバランスが大切ということですね。


同じく不思議なのは、時の経つスピード。
明日は次女の卒園式。生まれてもう6年。4月から小学生なんて。早いな、早過ぎるな。そりゃ、僕もどんどんオッサンになって行くわけですね。という訳で四夜連続のビジネスディナーも終了、明日はしっかり成長を見届けたいと思います。

最低かつ最高のシーズン


忙しかった一週間の最後を締めくくるべく、日頃から鬼神の如くがんばってくれているプログラマF君と二人で、バリ出身のスタッフが作る本場のインドネシア料理。立地のせいなのか、僕達の入店が遅かったせいか、とても美味しい店なのに客が僕達だけという貸切の店内で、店員さんと一緒にWBCを視聴しながらナシゴレンやミーゴレン、春巻き、そしてビンタンビール。一昨年のバリ旅行を思い出しながら、エグゾーストな五臓六腑にビールが染み渡る最高の夜を過ごしました。日本も延長戦で大逆転勝利したしね!

お店はこちら
スタッフさんもめちゃくちゃ気さくで、良い店です。

店内貸切だったので、グル写してしまいました。

終電で芦屋まで帰って来て二軒。行く先々で友人や馴染みの人たちと出会えて色んな話ができるのも地元ならでは。気づくとAM3時まで。まあ、かなり久しぶりでしたから、たまには良いでしょう。


随分飲みましたが、この暖かさに誘われてすっきり目覚めることができました。娘たちと稽古事に行き、ランチ休憩で帰ってきました。とても気持ちいい天気。一年のうちで最高のシーズン到来ですが・・・とにかく花粉症が辛い・・・マスクに眼鏡に重装備。春は花粉症さえなければ大好きな季節なんですけどね・・・トホホ

最後は地元で


朝からコーヒー6杯は飲んだ日曜日でした。
2〜3杯までが適量と言われているようですが、今朝は寝起きにドリップで2杯、午前中のカフェで1杯、昼に1杯、夜のカフェで2杯。こりゃあかん。特に胃が荒れるとか、気分が悪くなるということがないので、ついつい飲んでしまうのです。良くないね。

がんばったお陰で色々と片付いた日でした。
家の方も「お掃除デー」ということで一家全員お掃除に片づけ。僕はその合間をぬって家を出たり入ったり。最後はカフェで3時間集中。あまりに脳疲労してしまったので、血行を良くすべく、地元のBarでゆったりして帰って来ました。

かなり寒い夜でしたけれど、川沿いをゆっくり歩いていると明日からの活力が湧いてくるというものです。ウイスキーで体もほぐれました。2月最終週、かなり忙しくなりそうですが、しっかりがんばりましょう。

それでは、また。

飲みは筋肉を鍛えているようなものだ


昨夜は打ち合わせの後、3軒しっかりと回ってかなり酔っぱらってしまったのですが、土曜日の朝ということでいつもよりも早めに起床しています。何度か言及していますが、以前に比べて「外飲み」の回数がかなり減ってきました。今週は木、金と飲みましたが、平日2回というのもここ最近では多い方かな、という感じ。そのような状況も相まって、少ない量でもすぐに酔えるようになりました。飲みは筋肉と同じで「鍛えられる」ものですね。筋トレを怠っていると筋肉痛になるのと同じで、飲みを怠っているとすぐに酔う(笑)。

さて昨夜は、米国の共通の友人を通して苦楽園の”A mistad”で劇的な出会いを果たし(その時の記事はこちら)、ここ1ヶ月半で急速に仲良くなってしまったなっちゃんと、男二人酒場巡りです。(以下の写真はなっちゃんのFBから無断転載・・・笑)

打ち合わせの後に向かった一軒目は、西宮北口にある「よだきんぼ」宮崎地鶏の店。宮崎本店以外には、東京と西宮しかないというこのお店。ここのチキン南蛮が最高!というので楽しみに待ってましたが・・・本当に美味かった!

想像した一般的なチキン南蛮、そう、とんかつのように平べったいものではなく、どちらかと言うと唐揚げにタルタルソースをかけたような見た目なのですが、ちゃんとチキン南蛮。中はとてもジューシーで美味でした。

もちろん、刺身、地鶏焼などの定番メニューも充実。ここで生二杯と宮崎の焼酎をロックで二杯。

西宮北口で飲むということは本当に久しぶりだったのですが、少し来ない間に良い店がたくさん出来ているようです。色々開拓してみると面白いかもしれません。

その後、苦楽園に向かい、まずはA mistadへ。
なっちゃんのボトル、Makers Markを水割りで二杯いただく。やっぱりウイスキーとチョコの組み合わせは最高。マスター、スタッフの皆様も交えて非常に楽しい一時でした。

〆はTHE BARNS。紳士二名がゆっくりお話されているところへ泥酔野郎二名が入店してしまいました。はい、すいません。ここでは先ほどのお返しということで、僕のボトル Old Grandadを水割りで。この時点で結構酔っていたので、大好きなカキフライを食べそびれてしまった・・・後悔。

という訳で週の最後を金曜日らしく締めくくることができました。少し忙しい時期ではありますが、こういうワンクッションがあるから良い気分転換ができます。

この二日間は冷えこむようですが、皆様も良い週末を。

スカスカの状態から何かを絞り出す時


一つ分かったことがあります。
スカスカの状態からは何も出ないということ。

仕事に追われているとインプットの時間が急激に圧迫されます。しかし習慣的なアウトプットは欠かすことはできないので、スカスカの状態でも何かを絞り出さなければならないというジレンマに直面します。仕事であれば、キャッチアンドレスポンスであったり、トライアンドエラーであったり、常にPDCAが回っている状態なので0から1ということはありませんし、あったとしても、ある程度の期間を有するのでリサーチフェーズというものが存在しますが、ブログは瞬発力が求められますので、どちらかというと即興の大喜利に近いものがありますね。

という訳で、ここ数日間は特にインプットは行なっていませんでした。つまり、ガス欠状態。で、ガスを注入しようと少し落ち着いた時間に気分転換がてらニュースサイトを回遊する訳ですね。

すると、こんな「どうでも良い」記事に出くわしたりします。

Man Orders World’s Most Expensive Starbucks Drink at $47.30 (Mashable)

はい、スタバで世界最高額の注文をした人の話(うん、どうでもいい)。47.30ドルものスタバのコーヒーって一体何?と疑問に思っていると、とにかくありとあらゆるトッピングをするようです。ベンチモカフラペチーノを48ショット、ソイモカに抹茶にプロテインパウダー、クリームブリュレのトッピング、バナナ2本、キャラメルフラペチーノチップスにバニラビーンズ。果たして美味しいのか?という疑問はさておき、目的が「記録を作る」ということであれば、さもありなん、という感じでしょうか。うーん、まあ、47ドル程度でニュース記事になって有名人になれるのであれば、それはそれで「美味しい」のかもしれません。


昨日のエントリーで港町の老舗バーについて少し触れたものですから、神戸飲み欲が高まっています。以前は元町で良く飲んでいました。人も少ない、店が閉まる時間が早い、人の引きも早い。梅田で働く僕にとってはその「寂れ具合」が良くも悪くも神戸らしくてとても居心地が良かったのを思い出します。中華街の裏路地や元町駅の北側の渋いBarで〆て帰っていましたっけ。あの頃はなんとなく敷居が高そうに見えたBar YanagaseやSavoy オマージュなどは、今なら自然に入れそうな気がします。

さて、今日は小雪混じりの寒い一日でしたね。
僕はもう少し仕事を続けることにしましょう。

皆様、一日お疲れさまでした。

路上で始まる何か


今日は一日雨ということで、こんな日に限って外出予定が入っておらず、会社の窓から優雅に外を見ながら、ワイパーを回しながら高架道路を走る車や傘をさして往来する人々に対して、砂粒のような優越感を持ったり持たなかったりしているのです(外出中の皆様、ごめんなさい)。

雨の日、デスクワークのお供にはやはりJAZZ、それも1950年前後の名盤をチョイスしてしまうのは「性」というものでしょう。気持ち悪いと言われようが言われまいが、しょうがないものはしょうがない。で、今日のチョイスはBill Evansの”On Green Dolphin Street“です。

アルバムや曲の批評はさておきですが、この「On Green Dolphin Street」、直訳すれば「緑のイルカ通り」となり、意味不明な言葉となりますが、地名や通りの名称というのは何かに由来しているものなので、この通りも「緑のイルカ」(?)に関係するのでしょう。そういや昔、ブラジル人の女性が「ブラジルにはピンクのイルカがいるのよ」と、とても自慢気に話していて可愛らしかったのを思い出しました。さて、ここで注目すべきはこの美しいジャケットです。

とにかく、こういう写真には弱い。
こんな通りなら何かが始まってもおかしくない。恋とかね。間違ってもバナナの皮を踏んですってんころりん、なんてことがあってはなりません。

「Street」という単語は曲名やジャケットに使われることが多いように思います。今パッと思いつくもので言えば、Bruce Springsteenの「Street of Philadelphia」や、達郎先生の「On the street corner」とか。

そして、ジャケットで言えば、もうこれしかないでしょう。

日本のジャズフリークに絶大な人気を誇る、Sonny Clarkの「Cool Struttin’」です。こちらは直訳すると「クールに気取って歩く」という意味になり、まさにジャケットのイメージそのまま。かっこいいですね。


週明け、多忙です。
ちょっと気分転換に書くつもりが、またもやだらだらと長くなってしまいました。こういう話をしていると(しかも外はしっとり雨ですし)、港町の老舗バーに行きたくなりますね。今からわざわざ神戸・元町まで行こうかな。なんて。

では、そろそろ仕事に戻ります。
今日はこの辺で。

Bill Evans On Green Dolphin Street (Full Album)