相棒との別れ


長い間、我が家の癒し系として一緒に暮らした
猫のティモシーがなくなった。
今朝、目覚めると父からも母からも、携帯にメールが届いていた。
ここ数カ月、16歳という高齢もあってかずっと調子が悪く、
両親も覚悟はしていたのだけど、とてもショックの様子。
ショックなのは僕も同じだ。
このブログにも良く登場していたので、
長年の読者諸兄は「ティッチャン」と聞くと、
「あ、あの子」と思って頂けると思います。
独身時代に約3年、
結婚2年目で両親が信州へ田舎暮らしのために引っ越したので、
その間6年半、僕達と一緒に暮らした。
僕は苦楽園ベースに住んでいた
合計9年半の長い時間、
ずっと一緒だった。
ペットというよりは、本当に、家族の一員。
彼は辛い時に限って、いつも傍にいてくれた。
僕が一人で家にいる時も、
夜中、仕事をしている時も、
夫婦でもめている間も、
病気の時も、
何も言わずにずっと傍にいてくれた。
黙って励ましてくれたなぁ。
子供が誕生し、
娘達が赤ちゃんだった時は、
そのフワフワのしっぽを左右に揺らして、
遊んでくれていた。
ハイハイしながら近づく娘に、
嫌な顔一つせず、額をコッツンと合わせて
挨拶してくれていた。
本当にいい子でした。
今朝、
仕事行く前に最後の別れをして来ました。
そのために、
会社に一時間遅刻の連絡をするのもどうかと思ったけど、
どうしても最後に会いたかった。
悲しみに暮れている両親も気になったし。
冷たくなった彼を見て、
ただ一言、
「今まで、ありがとう。」
とだけ言いました。
当分寂しいですが、
弱くてもろい自分をしっかり支えてくれたティッちゃんに
感謝を示す意味でも、がんばって行きたいと思います。
今まで本当にありがとう。
さようなら、相棒。
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TEDのスピーチはすごい


プレゼン、スピーチ。
はい、得意です!
という方は少ないのではないでしょうか。
日頃から様々なことを考え、
とてもいいアイデアが浮かんだとしても、
それを言葉にして伝えるのは難しい。
言葉に出すという行為以前に、
頭の中で理路整然と情報を整理し、
自らその論理に納得(腹落ち)し、
自信を持って、かつ、分かりやすく
伝えなければならないから。
これができるようになるのは、
恐らく「場数」でしょう。
そして日頃の訓練。
このロジックを人にどう伝えるか?
この面白い話を人にも分かってもらえるためには
どうすればいいか。
常に意識して考えていると、
瞬時に対応できるようになるんでしょうね。

その点、
TEDに出演している人達のスピーチは、
本当に素晴らしい。
http://www.ted.com/
日本語サイトはこちら
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最初っから、トップギア。
人間だから恥ずかしさもあるだろうけど、
ハナから聴衆の関心をつかむ。
これ、勉強になります。
TEDのスピーチで少し前に話題になったのは、
デレク・シヴァーズの、
「社会運動はどう起こすか」ですね。

素晴らしいアイデア、
話題、起承転結。
TEDは生きた英語の勉強にもなります。
日本でも、
学校の授業にこういうの取り入れたらいいのに。
弁論大会、とか堅苦しいものではなく、
思ったことを持ち時間で人に伝える。
お題もフリー。
本気で人に伝えようとすると、
本気で考えますよね。
いい学習になると思うな。
ちょっと意識してがんばろう。

選択と集中


職業人としては、
まだまだヒヨッコの年齢ではありますが、
この歳になって、自分の「出口」について
考えることが多くなってきました。
(まだ34歳で何言うとるねんという非難も、
甘んじて受けますです・・・)
一仕事人、一職人として独立の道を歩むのではなく、
敢えて組織の一員としての道を進んでいますが、
理由は、「大きなことは一人ではできない」
と考えているから。
そしてキャリア的視点で言えば、
成長に伴って付き合う人や見える景色、
仕事の種類や質も変わってくるのが、
とても面白いと感じているからです。
で、出口ですね。
組織のメリットは、自分が引退しても組織は残り、
成長し続けるというところでしょうか。
そこで何かしらのカルチャーを残し、
人を残すことが出来れば、最高です。

「サステイナブル」という言葉は、
持続可能という意味で使われ、
大きくは将来の環境や、次世代の利益を損なわない
範囲内で社会発展を進めようという理念のことですが、
企業の責任は、CSR以前に利益を出し続け、
発展し続けることですよね。
ここ最近思うのですが、
競合がひしめき合っている業界、
サービス・製品が飽和状態のマーケットで
勝負するよりも、ニッチな業界でシェア獲得して、
少人数で多額の利益を上げている会社の、
その「合理性」に惹かれます。
あれもこれも・・・の結果かもしれませんが、
かなり多くの「捨てる」ということをしていると思う。
成長戦略と一線画すような考え方かもしれませんが、
実はそうではなく、ジャック・ウェルチがいうように、
「選択と集中」を実践しているんですよね。
中小企業は特に、
経営資源、人的リソースに限界がある。
だからこその「選択と集中」。
少ない資源でどれだけパフォーマンスを発揮できるか、
より効率的かつ効果的に結果を出すか。
当然スピードも求められます。
あと、決断力。
極端な話、
サービスや製品が仮に日本で受け入れられなかった場合、
すぐに方向転換して海外に持っていくような、
小回りがきいて、スピードが速い組織。
そんな会社にしていきたいですね。

とか言いながら、
今夜はコンペのオリエンに。
コンペという時点で、上記を打ち消すようですが、
仕方あるまい。
依頼されたクリエイティブプロダクションの
同行なので、まずはオリエン聞いて来ます。
にしても、気が進まないなぁ・・・苦笑

Twitterによって実現した、夢のような時間


昨夜は夢のような、不思議な時間を過ごしました。
事の始まりは、こんな感じ。
仕事終わりに友人と梅田でチョイ飲みをし、
22時半に梅田を離れようと駅に向かっている間、
iPhoneでTwitterをチェック。
そうすると自分のタイムラインに、
明日の広告」で有名なクリエイティブディレクター、
佐藤尚之さん(@satonao310)が、
「さて、そろそろ苦楽園に移動かな」とツイートしていらっしゃる。
どうやら大阪におられたようで、
苦楽園といえば「バーンズ」に行かれるのだろうと予測。
あのバーに行けば、もしかしたらお会いできるかもしれない、と、
普段使わない阪急電車に乗り、
生まれ育った街、苦楽園に。
電車の中では、
「もしお会いできたらどうしよう、
こんなこと尋ねてみよう、
あんなことを尋ねてみよう、」と、
初デートに向かう中学生のようなドキドキ感を
覚えながら、向かいました。
苦楽園到着。
あのバーに向かうと・・・
カウンターにひっそり座る佐藤さんの姿が。
思いきって、
「佐藤さんですよね、はじめまして。
実は私Twitterを見て来ました。
もしかしたらお会いできるかと思いまして」
と声を掛けると、
「あ、そうですか、良ければ隣の席、どうですか?」と、
優しく声を掛けて頂きました。
いざ座らせて頂くと、
あれも聞きたい、これも聞きたいと思っていたことが、
全部飛んだ!笑
カウンターに同席していた人が、
佐藤さんの古くからの読者だったということもあり、
「はじめまして」のメンバーばかりで、
わーわー盛り上がり、本当に楽しい時間を過ごしました。
しかも、美味しいウイスキーもご馳走になってしまいました。
本当に楽しくて、気付くとAM2時。
夢のような時間でした。
佐藤さん(奥にいらっしゃる方)と記念撮影。
僕の表情で、感激度合いが伝わるかと。
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同席した、
大学の先生であるM女史。
世界中を旅行しているめちゃくちゃ楽しい方。
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心に残っているのは、
「まだ若いんだから、
自分信じてどんどん行けばいいよ」(ちょっと違うかも)
という言葉。
迷っているように、頼りなさげに映ったのかな、
でも、今の自分にはまさに的確な言葉。
ほんと、そうだよな、
ものすごく頭でっかちになっている自分がいて、
最近少ししんどかった。
でも、シンプルな言葉でスッと抜けました。
本当に、本当に、
落ち着くところで飲んでいらっしゃったところ、
お邪魔致しました。
ありがとうございました。
そしてお会いした皆様も、
ありがとうございました。
今こうして振り返って考えると、
本当に、舞い上がっていた自分に後悔。
的を得ない質問、意味不明な話・・・
まだまだ経験が足りない、自分。
※昨日の様子は、
佐藤さんのブログでも読むことが出来ます。
Twitterの出現によって、
普段生活していれば会うことのないような人に
会えるようになり、
結果的に、みんな街に出るようになった。
Twitterがもたらした影響のほんの一部ですが、
改めて実感した夜でした。

一人旅に行く理由


昨日は友人Tと久しぶりの飲み。
某企業の正社員 兼 年一バックパッカーの、
二つの顔を持つT。
今年は3月にクロアチアに行ったらしい。
目的は、「魔女の宅急便」のモデルになった
町を見に行くため。
まー、なんていうの、
アドリア海に面した町並みの美しいこと・・・
地中海、アドリア海はズルい。
「アドリア海=紅の豚」のイメージから、
話はジーナ(紅の豚のヒロイン)がどんなに素敵な女性か、
というアツイ(どうでもいい)話をそれから小一時間。
「ここではあなたのお国より人生がもうちょっと複雑なの。」
とか、名言です。

一眼レフで撮った写真を見せてもらいながら、
一人旅ってええなぁ、と。
絵ハガキのような写真をアテに、
白ワイン一本と、美味しいイタリアンをたくさんいただき、
自分も一人旅に思いをはせました。
元バックパッカーだったTの場合、
一年に一度はどこかに行かないと、
体がもうダメになるらしい。
リセットですよね。
来年はモロッコに行く予定とのこと。
また素敵な写真を見せてもらうのを、
今から楽しみにしています。

潔く負けを認める


乗り越えられない壁。
対自分への自問自答の中では、
最低限の仕事の流儀として
そんな壁を設定しているつもりはないけれど、
この人にだけは負ける、ということはあります。
もう、この人には弱い、
この人を前にすると絶対に負けてしまう。
気持ち良いくらい、
「負け」を潔く認めることができてしまう相手。
何をしても見透かされているような気になってしまう。
もう何年も。

100%のリスペクトと信頼関係と、
良い意味での愛情なのかな。
ここは超えることができないな、多分、自分は。
勝てるとも思わないし、勝とうとも思わない。

勝ち負けではないけれど、
ちょっと弱いな、本当に。うん。
大き過ぎる。
今日はしっとりと、 Kiss and Fly.
チルアウト、チルアウト。

沈思黙考の日


色々と考えることがありますね、
一種のターニングポイントというか。
もちろん、仕事に関することです。
自分で自分のことを分かっている人が
どれだけいるのか知りませんが、
僕は正直、自分自身についての深堀りを
行っている時期です。
つまり、「正直なところ、自分のことをよくわかっていない」
ということなんでしょうね。
周りの方々の評価と、
自分自身の自分に対する評価の間には、
少なからずギャップがあるように感じるのですが、
それは、「自分が自分のことを知らないだけ」という、
単純なことだということも分かりました。
僕も要するに、
自分に対してはネガティブに見てしまうことが多いので、
その辺りの観点は良い意味で修正した方が良さそうだ、とも。
インディビデュアルな視点でいえば、
経験していないことに関しては、
ネガな要素がどうしても働きますが、
そこを超えてこそ、成功やロマンがあるともいえますよね。
哲学的に言えば、
画家のポール・ゴーギャンが言ったように、
「自分は何者で、どこから来て、どこへ行くのか。」
というテーマを、ものすごくミクロなスケールで、
日々行っているようなもので、正直疲れている
ところはあります。
その答えなんてすぐには見つからないだろうから、
そこは割り切って、ロングタームで考えるとして、
まずは、ただただ単純に、
心の声に正直になってみたいと思います。
昔は直感人間だったんだけどなーーー、
最近は年を取ったのか、
キャリアを多少積み重ねたせいなのか、
小賢しくなっているような自分がいて、
すごくイヤ。
今日はなんだか独り言になってしまいましたが、
そういうことを考えさせることが、
色々とあった日だったので。
不況と呼ばれるご時世ですが、
感謝すべきことに仕事はどんどん増えていますし、
毎日毎日、忙しくさせてもらっています。
あとは、ただただ、
子供のように真っ正直に単純に、
やれることをやりながら、
進んでいきたいと思います。

明日はようやく一日デスクワークに集中できる日です。
一気にスパートをかけて、
今週末はゆっくり休めるようにがんばります!

覚醒

で、ブログの話なんですが。

アウトプットだけで、

終わってしまっていいのか?

と思ったわけです。

ちなみに、これは自分に対する備忘録ということで。

アウトプットしたからには、

それをクリアして階段登らなアカンやろう、

ということですね。

手前の話で申し訳ないのですが、

たまに数年前の自分のエントリーを読み返してみると、

50エントリーに1回くらいは、

「ええこと」書いている自分がいるわけなんですね。

(他はただの飲み日記)

そういう時に感じるのは、

「過去の自分に尻ケツを叩かれている」という感情です。

性格上、

後ろを振り返ることはしたくないのですが、

無意識に過去の自分にケツを叩かれているということ、

これを思い返すには、

アーカイブをレビューすることも重要なファクターです。

ちょっと、最近怠慢やわー・・・

ドナルド・トランプ氏が言いました。

成功は小さな損失を避けることによって

得られるものではない。

大きな成功を追い求めることによって

得ることが出来るのである。

目線を上に、上に!

これはおいしい!

というネタ。

紅しょうがの天麩羅。

アテには最高です。

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はー、

今日もくだらないこと書いた。

これではまだまだ、

ケツを蹴られてばかりです。ね。

軽く一杯、で感じること。


慢性の肩こりをいやすべく、
遅い時間から軽く一杯。
ビールは結構が良くなるので、
肩こりが緩和されるのです。(言い訳
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旬の、
カワハギの薄造り。
てっさのように、
透き通っています。
あとは、串カツ2本、出し巻き、生ビール2杯。
これで2000円。
平日はこんな感じの「軽く一杯」が丁度いい。

「縁」や「つながり」の面白さ。
あらかじめ定められていた、という運命説もあるけれど、
結構、それって「理由後付け」って感じもしますよね。
仕事も、人も、
自分が一生懸命がんばったり、動いたり、
何かを始めたがゆえの結果、
出会ったり、繋がったりするわけであって、
動きもしなければ何も起こらない。
もちろん、
「運命的」に出会う、という理由がよく分からない
神秘的な結果もあるけれど、
元は「自分」という能動的な動きがきっかけになったケースが
多いのです。
そう考えると、
迷えば一歩踏み出し、
「しない後悔より、した後悔」の良さを信じながら、
前に進むことが大切なのだな、と改めて感じます。
いや、最近、そういうことを考えるきっかけになることが、
友達間でも仕事でも、多いのです。
気付けば、今年もあと1ヶ月半。
忘年会の予定も入り始めるこの季節。
ただただ、前へ。
では、打ち合わせに行ってきます。

弾丸東京出張 プライベート編

(前号続き)

F氏との一時間に渡るMTGの場所に使われたカフェ。

喫煙席だったため、

煙がもっくもく。

肌まで沁み入ったのではなかろうか、という

タバコオイニーを気にしながら、

二軒目の打ち合わせを終え、

ダッシュで品川に向かいます。

(ここで、外苑前に行くF氏とお別れ)

時間は18時半。

外は真っ暗、地下鉄は満員。

途中の渋谷にて、

同じく東京に来ていたP社Mっさんから、

別案件での入電。

彼は恵比寿にて打ち合わせが終わったとのことでしたが、

その後の予定があったため合流するには至りませんでした。

普段良く顔を合わせるのに、

タイミングって面白いですね。

待ち合わせ時刻を15分も遅れ、

19時前に品川入り。

待たせてごめーん!!!

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ここで、親友Yと久しぶりの再会、

最終新幹線まで2時間ちょっとの飲み。

Twitterでフォローしている

石井ゆかりさんのデイリー占いでは、

水瓶座は人とすごく熱く接する感じ。感情を見せるような

とのことでしたが、まさにど真ん中ストライクで当てはまる、

本当に感情が出た「熱く接する」飲みでした。

占いってあまり興味ないんだけど、

すごいですよね・・・驚いた。

長い付き合いから生まれる、

お互いに対する言葉は、親友ならではの、

互いを思うゆえのキツい指摘だったりするのだけれど、

それがまた心地いい。

「ジャイアンツ優勝記念」とかで、

飲み放題888円ということもあり、

ビールも会話もどんどん進みます。

そんな中、

自分から出た言葉も、Yの言葉も、

スーッと心に響いた。

これ言いたかった、言って欲しかったという、

タイミングが見事に重なった感じ。

この日のタイミングで、会えてよかった。と、

服に染みついたタバコのオイニーも忘れ、

最終新幹線で爆睡、いい夢が見れたのでした。

親友って、そんなもんですよね。

本当に色々、ありがとうね。

たまに行く、弾丸出張。

体力的にはキツいけど、

仕事もプライベートも含め、

抱えきれないくらいの収穫がありましたとさ。

お会いできた皆様、

ありがとうございました。

さ、仕事がんばろ。