選択と集中


職業人としては、
まだまだヒヨッコの年齢ではありますが、
この歳になって、自分の「出口」について
考えることが多くなってきました。
(まだ34歳で何言うとるねんという非難も、
甘んじて受けますです・・・)
一仕事人、一職人として独立の道を歩むのではなく、
敢えて組織の一員としての道を進んでいますが、
理由は、「大きなことは一人ではできない」
と考えているから。
そしてキャリア的視点で言えば、
成長に伴って付き合う人や見える景色、
仕事の種類や質も変わってくるのが、
とても面白いと感じているからです。
で、出口ですね。
組織のメリットは、自分が引退しても組織は残り、
成長し続けるというところでしょうか。
そこで何かしらのカルチャーを残し、
人を残すことが出来れば、最高です。

「サステイナブル」という言葉は、
持続可能という意味で使われ、
大きくは将来の環境や、次世代の利益を損なわない
範囲内で社会発展を進めようという理念のことですが、
企業の責任は、CSR以前に利益を出し続け、
発展し続けることですよね。
ここ最近思うのですが、
競合がひしめき合っている業界、
サービス・製品が飽和状態のマーケットで
勝負するよりも、ニッチな業界でシェア獲得して、
少人数で多額の利益を上げている会社の、
その「合理性」に惹かれます。
あれもこれも・・・の結果かもしれませんが、
かなり多くの「捨てる」ということをしていると思う。
成長戦略と一線画すような考え方かもしれませんが、
実はそうではなく、ジャック・ウェルチがいうように、
「選択と集中」を実践しているんですよね。
中小企業は特に、
経営資源、人的リソースに限界がある。
だからこその「選択と集中」。
少ない資源でどれだけパフォーマンスを発揮できるか、
より効率的かつ効果的に結果を出すか。
当然スピードも求められます。
あと、決断力。
極端な話、
サービスや製品が仮に日本で受け入れられなかった場合、
すぐに方向転換して海外に持っていくような、
小回りがきいて、スピードが速い組織。
そんな会社にしていきたいですね。

とか言いながら、
今夜はコンペのオリエンに。
コンペという時点で、上記を打ち消すようですが、
仕方あるまい。
依頼されたクリエイティブプロダクションの
同行なので、まずはオリエン聞いて来ます。
にしても、気が進まないなぁ・・・苦笑

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