雑貨屋は物欲をくすぐる


会社近くの梅田・茶屋町にstandard bookstoreというカフェと本屋と雑貨屋が一体になった店があります。ツボをついたセレクトと店の雰囲気が良く、たまに立ち寄ってみたりするのですが、雑貨屋はどうしてあんなに物欲をくすぐるのでしょうか。

例えば、こんなiPhoneケース。

Raicaを彷彿とさせるケース、実際装着するとなるとポケットに入るかな?というようなサイズではあるのですが、例えば、服を着替えるようにTPOでケースを使い分けるなどすれば面白いかもしれません。また値段も手頃ですしね。

またこの店のいいところは、カフェスペースと展示スペースの垣根が全くないこと。陳列されている本を持ち込んで読んでもいいし、座席の真横までディスプレイが迫っている。昨日、打ち合わせと打ち合わせの合間に少し時間が出来たので、ランチ兼時間つぶしに立ち寄ったのですが、カフェフードの王様、タコライスの味もなかなか良い。PCを開けてメールチェックしながら食事をし、たまに横を見て物欲をくすぐられる。最高です。

雑貨屋はまず第一に「居心地が良くあるべき」という点をしっかり抑えたstandard bookstore、お勧めです。


今日も良い天気ですね。
芦屋川は六甲山を目指すハイカーで今朝もいっぱいでした。

皆様も素敵な日曜日をお過ごしください。
そろそろタイヤ交換も完了しそうなので(実はカーショップに来ています)、僕も出かける準備をしたいと思います。

それでは、また。

一日の始まりに先立ち


問:一日の始まりに先立ち、何を考えるか
答:何も考えない

朝から旅サラダを見ながら申告準備、午後からは仕事の打ち合わせ、夕方は税理士事務所。ブランチ代わりにアイスコーヒーとホットドッグ。

気分的に一番ゆっくり出来るのが土曜日午前中です。週中の仕事の振り返りを行い、残タスクをボーッと考え、同時に、この週末何をするかに思いを巡らす。この「9時〜12時」までの3時間がとても好きなのです。おお、もう12時になってしまった。


「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

この言葉を座右の銘としているビジネスマンはとても多いのではないでしょうか。僕も好きな言葉の一つです。この言葉は、リクルート創業者の江副氏が提唱し、リクルート社訓の一つとしてあまりに有名ですが、昨夜、その江副氏が76歳で亡くなったというニュースがTLを賑わせました。一代で数千億企業を作った企業家の一人として尊敬を集めた氏が残した功績は脈々と受け継がれているはずです。「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」。改めて噛み締めています。

さて皆様、この三連休はどんな予定でしょうか。
仕事の方も旅行の方も何もしない方も、
みんなまとめて良い週末を。

いかにも楽しい


いかにも、出会いというのは楽しいものです。
取引先との会食が続き、来訪による会議や打ち合わせが続いて慌ただしい中でも、人と関わることに変わりはない訳で、その中での学びや気付きがたくさんあります。

不思議なことに、仕事の関係で旧知の中であったとしても、プライベートの付き合いがなければ相手の年齢も知らないことも多く、「ああ、この人はきっと僕より年上だな、この人は年下じゃないかな」と思っていても、飲みの席でフランクな会話をしていると実は同い年であったり年上であったりすることが判明し、急に親近感が湧いたり。昨今、飲み二ケーションの回数が随分少なくなってきたとも言われていますが、やはり必要ですねえ。


私的にお世話になっている辰馬本家酒造の黒松白鹿セット。

昨夜飲み過ぎて久しぶりにリビングで就寝してしまった今朝、目覚めるとテーブルに。次女の酒蔵見学でもらってきたようです。日本酒好きとしてはたまりません。ちょっと息抜きに熱燗でもキュッといきたいものです。

一週間、あっという間に過ぎました。
今週はとにかく秒速。

少し早めに休んで、一旦、心身共にリセットです。

それでは皆様も良い週末を。

グル写で極私的に箸休めをしてみることにする


そういえば最近、食事や飲みに行っても以前ほどグルメ写真(グル写)をしなくなりました。少し前までは美味しそうなものは直ぐにグル写してFBやTWに投稿していたものですが、なぜか回数が減って来ているように思います。FBはグル写している人が多いので、あえて自分がアップしなくても、TL見ていれば十分おなか一杯になるからなのかもしれません。あとは全体的に投稿の回数が減ってきているのかも。

SNSのサービスを利用していると、その時々でアクセスしたりしなかったり、アクティブだったりそうでなかったりと、波があるものです。ですので僕は以前から、自分からの情報発信はあくまでブログを主体としています。登録しているSNS全てに更新情報をRSSで飛ばすことができるし、企業が提供するサービスは流行り廃れの波がどうしてもあるもの。かつてmixiやgreeも活発にしていた時期もありましたが、やはり自然にアクティブではなくなってしまいますし、サイトそのものの特性も提供する側の方針に大きく左右されてしまいます。でも個人サイトなら誰の影響も受けずに運営することができる訳ですから、サステイナブルですよね。一年前に個人サイトにブログを全部移行したのもそういう理由からです。ライフログが残り続けるというのは、毎年つけている日記を書棚に保管しておくようなものですね。

話が逸れてしまいましたが、実は相変わらず外食の多い日々です。その中でも数少ないグル写を、箸休め的に掲載しておきます。今日は週の半ばですし。

たまに無性に食べたくなる、かすうどん。

こちらもたまに無性に食べたくなるタコライス。

やはり刺身はテッパンですね。

iPhone5になってから、ますますカメラの性能が良くなったのでしょうか。ちゃんと奥をぼかしてくれるのです。まるでメニューに載っているかのような写真が撮れました。

さて、明日から週の後半に差し掛かります。
明日も明後日もビジネスディナーが続きますが、残り二日間、しっかり追い込んで行きたいものです。

それではまた。

感情移入とは、相手をリスペクトすることなのかもしれない


今朝、シェアされていた日経ビジネスオンラインの記事がとても良かったので紹介します。

コンビニのレジに立って分かった「相手目線」の大切さ
コミュニケーションの大切さ 岩瀬大輔編

御存知、ライフネット生命の副社長、岩瀬さんによる記事です。スーパーエリート街道を歩んできたかのように思える氏ですが、自信満々で受けた司法試験の口述試験に落ちた時の理由が、自分が採点する側になって始めて分かったこと、株主のS&Iの担当者に誘われてセブン-イレブンでバイト経験をした時に、お客さんが誰一人、レジ店員である自分と目を全く合わせてくれなかった辛く寂しい経験から、「相手の眼鏡で物事を見る」ことの大切さを学んだと語っておられます。

相手の眼鏡で見るということは、相手目線に立つこと。相手目線に立つということは、相手の生き方、人となり、歩みをリスペクトすることから始まる、とあります。本当にその通りだと思いますよね。相手が誰であってもリスペクトする気持ちを忘れなければ、言葉ひとつ、会釈一つ、目線一つ、変わるはずです。

僕はまだまだこの部分について情けないほど未熟なのですが、仕事する際に必ず意識しているのは、相手の製品、サービス、企業文化をまず好きになる、ということです。つまり当事者意識ですね。この製品、サービスの良さをどのようにしたら顧客に伝えられるのか、この製品を導入すると、クライアントにはどのような利点があるのか。こういうことを考えていると、自然に相手のことが好きになるし、良い仕事が出来ると信じています。感情移入はリスペクトから生まれる。氏の考えはストンと腹落ちしました。

目線が変われば、見える景色も変わる。
明日からもまた、新たな気持ちでがんばって参りましょう。

photos


久しぶりに芦屋浜の公園へ。
芦屋川の河口付近は美しい松並木で有名です。

寒さの緩んだ2月の日曜日、良い写真が撮れました。

引き潮で浜が広がっていたということ、そして雨量の少ない冬場は芦屋川下流が干上がってしまうという特性もあり、広場のようになっていました。六甲山系も美しく見えますね。

メールやSNSを利用していなかった時代のコミュニケーションを思い出すことができない


2月2日、37歳の誕生日を迎えました。
お祝いの言葉、プレゼント、数々のご親切をありがとうございました。

で、ふと考えてみると、ネットがなかった時代には(誕生日に限らず)どのように、お祝いの言葉をやり取りしていたのかと考えてみました。今があまりに気楽でやり取りのスピードも速すぎるため、あまり思い出すことが出来ないんですね。しかし、やはり手紙や電話が主流だったと思います。遠方に住む友達とは確実に手紙で文通。カードを送ったりね。海外に行った友人達とのエアメールは特に楽しいものでした。こちらから手紙を送って、先方からの返信を待つ。その間、早くても一ヶ月。シーズンに一往復ということもありましたっけ。まあ、今よりは確実にやり取りの流れは遅いですよね。

一口に「ネットがなかった時代」と言っても「インフラ」としてのネットと、SNSに代表される「サービス」が生活に浸透するようになったネットライフの二つに分けることができると思うのですが、SNSの登場によって、メールよりも更に気楽にメッセージのやり取りができるようになったと思います。親しい友人同士なら、携帯のメールで問題ないけれど、例えば仕事関係の延長で知り合った方々とは、どうしても仕事での付き合いが個人的な付き合いに勝る訳で、例えば誕生日メッセージのやり取りなんて、あえて携帯メールを使うことなんてないですよね。なんだか恥ずかしいし、唐突な気もするし。
そこでSNSの登場です。友達のBDがカレンダーでリマインドされているので忘れることはないし、お祝いメッセージも気楽にタイムラインに書き込むことができる。これなら、唐突さや照れ臭さも解消される訳です。この手軽さ速さは、手紙はおろかメールのやり取りさえ遥かに凌駕するものですよね。

いずれにしても、幾つになっても何かでお祝いして頂けるというのはとても嬉しいものですね!
僕が好きな言葉の一つ、聖書の伝道の書には「死ぬ日は生まれた日に勝る」という言葉がありますが、生まれたことに感謝しつつも、これから死に向かってどのように生きていくかが一番のテーマになる訳ですから、まずは今年一年、しっかりがんばって行きたいと思います。

今後共、どうぞよろしくお願いいたします。

まるで箱庭のような おもちゃ箱のような


Facebookで話題になっていた「日本を撮った映像」がとてもCOOLでかっこいいと話題になっていたので視聴したのですが、これが本当に素晴らしかったのです。FBでもシェアしましたが、こちらでも備忘録的に記しておきます。

「映像制作チームの「augment5」の日本紹介映像がかっこいいと話題に」

草津、支笏湖、京都、美濃、江ノ島・・・
人々の自然な表情、景色の美しさ。
映像、音楽、構成。

必ず旅に出たくなります。
ああ、こんな美しい国に住んでたんだ、と思い新たにさせられます。
必見。


数年前、カナダ人カップルが21日間の日本旅行中に撮った写真をスライドショーにした映像も話題になりました。外国の人から見た日本ってこう映るんだ、という感じ。まさに逆輸入で日本の良さを改めて知る。もしかすると、日本っておもちゃ箱か箱庭のように見えるのかもしれません。狭い国土なのに色んな風景を見ることができる不思議な国。伝統文化からサブカル、富士山、大都会から大自然、多種多様な景色。
新幹線の車内誌「ひととき」をさっきまで読んでいましたが、ちょうど特集が「能と京都」ということもあり、伝統文化の奥深さを実感しているところです。当の日本人でも、まだまだ知らないことばかりだ。

さて、いよいよ2月ですね。
このままあっという間に春を迎えそうですが、一日一日、しっかりと積み重ねて行きたいところです。今日も良い一日となりますように。

Less is more 言葉の持つ温度について


たまに「真っ白なキャンバスに点一つ」くらい、引いて引いて引きまくってみたくなる時があります。音もいらない。言葉は最低限の分量で。

ほんの一行だけで、見えないはずの情景をイメージさせ、聞こえないはずの音を奏で、顔の表情までを想像させるような文章を書く方がおられますが、とかく情報量が多い生活の中で、こういうテクストに出会った時には砂漠のオアシスのように感じることがあります。センスですね。引き算の美学。余分なものをそぎ落とし、あとは読み手の主観に委ねる。

俳句の五七五などがそれに当たるのだろうと思いますが、僕は俳句のように決められた文字数の中での表現よりも、さらっと溜め息と一緒に出てくる独り言のような文章に惹かれる傾向がある、と最近気付きました。不思議なもので、言葉は温度を持ちます。全く同じ文章でも、温かさを感じるものもあれば、冷たさを感じるものもある。重みを感じるものもあれば、軽く感じるものもある。押し付けるものもあれば、引き出すものもある。ビジネスメールでも、ブログでも、短い中でも「温かさ」を感じさせるような文章を書ければいいなと思っています。気持ちは伝わりますから。


言葉繋がりではありませんが、とても納得したので共有。
東洋経済の一記事です。

”あうんの呼吸”はアジア人にしか通じない
多文化コミニュケーションの極意

文字通りの言葉でコミュニケートする欧米人、文間でコミュニケートするアジア人。ほんとその通り。「空気読んで」「やんわり断っているのに」とか、曖昧さを許さない(伝わらない)人種の人たちとビジネスで交わらない訳には行かなくなってきました。逃げ道を作って、とか、ぼやかす、とかも無理なんですよね。日本人の良さをそのまま伝えようとしても「言葉」や「文化」として存在しないから、そもそも伝えることが出来ないケースが多い。この記事、参考になります。

さて、いよいよ1月最終日ですね。
しっかり締めて参りましょう。

脳で体をコントロール


頭の回転が良い人や、ある分野にとても造詣が深い人と一緒に話をしていると、こちらまで脳が刺激されて急に仕事や勉強が捗ったり、興奮して眠れなくなるといったことがありますよね。僕の場合もリアルな場はもちろん、TEDやUstreamの講義や討論等を見ている時に刺激され、その後の仕事が倍速で捗るということが良くあります。

今日聞いた話によると(間違って解釈しているかもしれませんが)、話す相手の脳に自分の脳がシンクロする、引っ張られるようなこともあるらしいです。ある有名な速読の先生は、最初の段階はメソッドに基づいて教えていくそうですが、あるレベルに到達すると、レッスンではなく「一緒に食事をしに行きましょう、一緒に買物に行きましょう」と自分と行動を共にするよう求めるそうなんですね。特にレッスンをしたり、本を読んだりしている訳でもないのに、そのように会話をし、行動しているだけで生徒は自分自身の脳が活性化されていくのを実感するそうです。ちなみにその先生は一日2時間しか寝ないのですが、体のどこも悪くないらしい。どうやら、身体すら脳でコントロールできるとのこと。ここまで来ると僕の理解をはるかに超えているので何やらスピリチュアルなイメージすら持ってしまうのですが、もし一日2時間睡眠で残りの22時間全開フルスロットルでいれるのであれば、一日が二日分あるのと同じことなのでうらやましいことです。

いずれにしても、脳が停滞しているように感じたり、曇を取り除きたい時に有効な「活性化させる術」を知っていることは重要なことですね。僕のカンフル剤は、TEDや好きな先生方の講義やブログですが、そういった「何か」を見つけると便利ですよ。


今日はビッグサプライズもあってとても嬉しい一日でした。
さて明日から週の後半+月末に差し掛かります。
本当に一ヶ月早いな・・・

それでは、また明日。