(続)昨日の動き


昨日の続きです。

芦屋の良さは山と海の近さにあるということは常々このブログでも力説しているのですが、それがどういうことかを昨日の動きから説明させていただきます。(唐突に)

昨日は10時半に家を出ましたが、20分で奥池に到着し、そこから登り始めて12時にはお多福山の山頂でお弁当を広げ、ゆっくり遊んでから下山し、15時には家に帰ってきてシャワーを浴びていました。そこから海沿いを走っても良かったのですが、腰の負担を考えて、夕方は本とPCを持って駅前に行き、オープンな席でビールを飲みながらゆっくり読書。

朝早くから登れば、もっともっと一日を長く楽しむことができる訳で、極端な話、午前は山登り、午後からは海沿いでBBQなんてことも容易に出来てしまうのです。この「こじんまり感」が僕にはたまらない環境です。もちろん、六甲山系はとても広く、ハイキングルートもとても発達しているため、色んなコースを楽しむことができるのも嬉しいですし。

街と自然の調和が、本当に良いところだな、と思っています。

さて今日の一曲。
秋の夜にぴったり、少しスピード感があってアーバンコンテポラリーなJAZZ Guitarです。

Bobby Broom – Upper West Side Story

ススキ草原再生と生物多様性の保全


六甲山の中腹に位置する「東お多福山」。

芦屋からロックガーデンを抜けて山頂を目指すコースは、風吹岩〜雨ヶ峠〜七曲りへ行くコースと、雨ヶ峠〜東お多福山〜蛇谷北山〜石宝殿コースが人気。東お多福山は、ゴロゴロ岳〜奥池〜東お多福山バス停経由で上がってくる登山道もあって、山頂付近はなかなか賑わっています(まあ、ロックガーデンと保久良神社コースが合流する風吹岩の銀座っぷりに比べれば全然人は少ないけれど)。

苦楽園出身の僕にとって、お多福山はゴロゴロ岳〜奥池経由でしょっちゅう登っていた山。子供の頃の思い出は、山頂付近は一面のススキ草原で、本当に「高原」というイメージがある場所でした。しかし近年、ネザサの進出によって、ススキの数はどんどん減ってしまい、今は笹原となってしまっているとのこと。その姿をひと目見ようと、娘たちを連れて登って参りました。


本当はロックガーデンから登っても良かったのですが、娘たちの体力を考えて奥池まで車で行き、そこから東お多福山山頂を目指すことにしました。

小川を渡り、

変なきのこを見つけたりし、

登山道沿いに急に現れる謎の邸宅を見たりして、

山頂到着。

現在、再生事業が行われているとのことで、ネザサが区画ごとに規則正しく刈り取られていました。それらを説明する看板もあります。ネザサは繁殖力が強く、占有してしまうため、生物の多様性が失われてしまうようです。それでは確かにススキや高原植物は追いやられてしまいますよね・・・

子供の頃の記憶にある「ハゲ山・ススキ草原」のイメージはありません。雨ヶ峠から登ればもっとそういうイメージが残っているのかもしれませんが、木々も背が高くなっていますし、草原というよりは、笹原という感じです。でも、そこから眺める景色はやっぱり最高。保全活動されておられる方々のお陰でしょうか。僕も何かの役に立てるかな。

奥池から片道約3km弱の行程。
懐かしさと共に登った今日のハイキング、とても気持ち良く楽しかったです。これからハイキングシーズン。冬までの間にあとどれくらい登れるでしょうか。ゴルフ、マラソンに加えて山登りもシーズンを迎え、これから益々忙しくなりそうです。

腰に悪いことを色々と行う


前からやらなきゃと思っていた自宅の模様替え。
ピアノの移動と勉強机の配置変えが主なミッション。午前中に思い切って一気にやってしまいました。もちろん開始前に腰にはコルセットで準備万端。これを怠ると後でエラいことになってしまいますからね。先週の後半からずっと腰が痛かったので、ちょっとおっかなびっくりでしたが、やばそうな時はちょっと休憩をしたりして調整。もうね、常に爆弾を抱えているようで怖い怖い。笑


朝が思いのほか気温が高かったので、夜ラン:10km。
色々と用事を終えて帰宅してからのラン、家を出る前に「よし行くぞ!」と気合を入れてGOです。うん、朝よりは涼しくていい感じ。夜の海岸線も気持ちいい。

通しての10kmは久しぶりでしたが、まあ、ゆっくり5:20/kmペースで行けたので、良かったかな。あとは距離を重ねて行けば、フルマラソンもなんとかなりそうです。問題は腰だよ、腰。

という訳で、明日朝からは軽くハイキングに行って来ます。
(コルセットは忘れずに)

繋がる時は繋がるものだ


前回の記事でインドのバンガロールにあるソフトウエア開発会社の話を少し書きましたが、昨日、シンガポールのソフトウエア企業のインド人社長が来日してランチミーティングをしていたところ、彼も今年中にはバンガロールに現地法人を設立する(ソフトウエアではなく、太陽光発電などエネルギー関連会社とのこと)という話が出ました。IT産業が活発な地ですし、インドは慢性的に電力不足ですからそのような流れもまあ当然と言えば当然ですよね。

MTG場所となった新大阪ワシントンホテルの中華料理屋からの眺望もなかなかのものでした。

ああ、なんだか短い期間に「バンガロール」という名前を良く聞くなあ、と思っていると、なんと現在フランスにいる親友からメールがあり、今年中に日系企業のバンガロール支社長(彼女の親しい友人とのこと)に会いに行くし、IT視察もアレンジしてもらったので、何かあれば言ってねとのことで、なんだこの「局地的バンガ・ブーム」はと思ってしまった次第です。まあブームの件は冗談として、たまたま急にいろんなところが繋がり、情報が集まってくるというのは不思議なことですね。


今日は土曜日出勤でした。
昨夜は会社の新歓で酒祭りだったのですが、飲み会の前、中、後と、ヘパリーゼを4本も飲むという徹底ぶりで酒量の割には体は元気でした。もとい、社内には二日酔いに苦しむ社員が姿があちこちで見掛けられましたが。

明日から二連休ですね。
仕事の方も休みの方も、良い週末をお過ごしください。

かすかな残りを


中秋の名月でした。
関西地方は雲ひとつない夜空。

新地でどっぷりと会食していたため、夜半に最寄り駅に着いてから、もう既に高いところまで上がってしまった月をギリギリ観ることができました。自宅から少し歩いたところにいい場所があって、そこからパチリ。

空気が澄み切っています。


インド、アツいですね。
人口に比例して優秀な人材も多く、今日もアライアンスの話があってチェックしたツールが、まあ、良く出来ている訳です。自分たちが思いついたことは、既に世界のどこかで誰かもやっていることであって、新ためてリソースの集中とスピードの重要性を実感した次第。極めて機密性が高いことをやっているので、詳細までお伝えすることはできないのが残念です。

開発元のバンガロールは日本の錚々たる大企業も集積している場所で、重厚長大産業だけでなく、IT開発にももってこいの場所でなかなかのロケーション。一方、重厚長大産業にこそ業務系ソフトウエアも密接に絡む訳で、やはり「魚のいる池で漁をする」というビジネス上の基本原則は真理ですね。


11月に開かれる「Maker Faire Tokyo 2013」のサイトがいよいよオープンしました。兼ねてから取り上げているように、草の根的メーカームーブメントは、将来どうあるべきかに関する一つのロールモデルとなっているような気がします。こちらのイベントには当社もスポンサードしていますので、良ければ皆さん、是非ご来場を。


今週は、土曜日まで仕事。
タスクが山積していますが、しっかりラストスパートしたいと思います。
それでは、また明日。

寂しいところに行きたい願望はどこから来るのか


朝晩、すっかり涼しくなりました。
そのお陰で早朝のランニングも楽しむことが出来ています。もうね、とても気持ちがいいんですよ。6時台に河川敷にいる人々の表情も、とても嬉しそうで。散歩をしたりジョギングをしたり、浜辺で清掃をされている方々もおられます。皆さん、わりと挨拶をして下さるんですよね。会釈したり「おはようございます!」って声を掛けてくださったり。登山道では知らない人でも当たり前のように挨拶するのに、河川敷ではしないってのもどうかと思うので、僕も明日からは積極的に挨拶をして行こうかとも思っています。やっぱり、気持ちが良い方がいいもんな。


信州の高原は夜も早く、とても静かでした。
そんな場所から帰ってきたばかりなのに、こうも涼しくなってくると益々寂しくて静かなところに行きたいという願望が強まるのは何故でしょうか。それは、きっと、秋のせいです。元々、一年の内で一番好きな季節はと聞かれて「晩秋です」と即答できるくらいの根暗っぷりですから、ちょっと寒いくらいの季節に、落ち葉を踏みしめながら(気が早い)歩く様に今から思いを馳せています。どうせなら、セントラルパークで。

大阪駅も結構、雰囲気良いですけど。

そして、そんな時に聴きたいのがこんな曲。

Jazz界のGIANTの一人、Keith Jarrett御大率いる、Standards Trioです。立ちピアノでギーギー言う姿は、もはや人間世界遺産の領域でしょう。大好きですわ。

Keith Jarrett Standards Trio

Clear the air and flat design


各地に被害をもたらした台風ですが、こちらは日曜日の夜〜月曜の夜中にかけて暴風雨の中、車を飛ばして信州から帰阪し、晴天の月曜日を過ごすことができました。結果、台風を避けるような形で三連休を楽しむことが出来て良かったと思っています。友人達の中には、月曜まで信州方面にいて高速通行止の影響をもろに食らった人たちもいたようですが・・・

台風は、出来る事なら来て欲しくない存在ではありますが、唯一のメリットは大気を浄化し、クリアな空気を残してくれるということでしょうか。

昨日の夕焼け空も素晴らしかったし、今朝の空も最高でした。早朝ランに出掛けた時に飛び込んで来た、六甲の山並みの素晴らしいこと。そして涼しくて新鮮な空気。願わくば、このまま秋がやって来て欲しいものです。


時代は平面ですね。

ついにGoogleのロゴからも面取りが消えてフラットなデザインのものに変わって行きそうです。

フラットなGoogle新ロゴが登場?

スマフォやタブレットの普及、そして、Windows8のUIデザインによってフラットデザインが主流になりつつあります。僕個人としては、シンプルなフラットデザインが大好きなので、この流れは大歓迎。

Googleロゴのフラット化で、更にこの動きも加速しそうですね。

面倒くさいことを、いかに楽しむか


この三連休、八ヶ岳ベースにステイしています。
盆休み中は東京にいたため、今回はそのリベンジ。リベンジと言っても、かなり無計画で、直前に決めて急にやって来たのですが。

というのも、この三連休は台風接近のため雨の予報。天気が悪い時にわざわざ行くのもどうだろうと随分思案していたのです。しかし、リスケしたとしても天候だけはどうなるか分からないし、まあ、「行こうと決めた時に行こう」と言う訳で、朝3時半に起床して準備を始め、5時半に出発して八ヶ岳入りしています。

標高1,100mを超える高原の値打ちは、その涼しさと静けさ。

時々思うのですが、なぜ真夜中に眠たい目をこすりながら車を5時間も飛ばしたり、自炊したり、火をおこしたり、掃除したり、面倒くさいことまでして、八ヶ岳ベースに来るのかということを考えます。

結論から言うと、面倒くさいことを”あえて”楽しみに来ているのかもしれません。ホテルや旅館に泊まった方が、上げ膳据え膳できっと楽だと思うんですよね。でも、あえて、面倒くさい別荘に来るわけです。夕方もBBQをしようとして火をおこしているとスズメバチが4匹も周りを飛び始めました。ややこしいのです、自然というやつは。

でもこうして、いつものように地ビールの「よなよなエール」を飲みながら、食べれる分の肉を焼いて、またビールを飲むという生活は、何にも代えがたいものがあります。残った炭火がゆらゆらと燃えているのを見ながら、ボーっとウヰスキーを飲む。コンロの後片付けは明日すれば良いや、今夜は本でも読もう。そういうステイです。

この空気と時間の流れが、本当に好きなのです。

イスラエルのフムスとワイン


少し涼しくなったかなと思ったのも束の間、今週は暑い日が続きますね。日々のバタバタも重なり、毎日色々な意味でアツく過ごしております。いつまでこの「夏スタイル」を続けなければならないのでしょうか。下の写真の中に夏スタイルの私が写り込んでおります。探し当てた方の中から抽選で1名様に新型iPhoneを差し上げます(大嘘)。


今週も、色々な場所で飲んだり食べたりゴルフボールを打ったりしているのですが(スコアはここ最近ずっと良いんだけど、ラウンド後はやっぱりコルセット)、その中でも、イスラエル料理のフムスは最高でした。メジャーな料理らしいのですが、僕は初めて。覚えていないだけで過去に食べたことはあったとしても、今回のはとても印象に残りました。お店のスタッフ君いわく、ヒヨコマメに、ニンニク、胡麻、オリーブオイル、レモン汁をまぜてペースト上にしたものとのこと、バゲットに塗って食べると絶品!Golan Heights Wineryの白ワイン「Mount Hermon」(以前までは、Yardenという名称だった)との相性もぴったりで、ああ、イスラエル良いなと思った次第です。スタッフ君が語るイスラエル豆知識に火が付いてしまい、ユダヤから選民思想、原始キリスト教、中世、近代キリスト教、世界の金融システムまで話が広がってしまったのは、仕方がないことと言えるでしょう。

さて、三連休前の金曜日。
今日もそろそろ店終いです。

仕事の方も休みの方も、良い週末をお過ごしくださいね。