二週連続、山で感謝の言葉をいただけるとは


イノシシの雄の活動は、晩秋から冬にかけて活発になるそう。この時期、交尾期に差し掛かった雄は雌を探して活発に動きまわるようです。人慣れした六甲のイノシシがどこまでそうなのかは分かりませんが、少なくとも先週と今日の二週連続、イノシシに遭遇しました。今日は風吹岩と荒地山の砂防ダムの二箇所。先週、ハイキングを楽しむY◯CAの子供たちのリュックを引きちぎろうとしていたところを投石と威嚇により追っ払った教訓(イノシシ君、悪く思うな)から、みんながお昼を楽しむ風吹岩でも、高い岩の上でお弁当を広げて警戒していると・・・保久良神社コースの方から、お弁当を手に持ったファミリーが不安そうな顔をして駆け上がって来ました。「これは」と思うと、後ろから雄のイノシシがのそのそとやってきたのでした。

犬と同じレベルの嗅覚を持つというイノシシ、ちょうどお昼時を狙ってなのか、人が集まるところに出没します。夏はそんなにいなかったのにな。風吹岩なんて猫ばかりだったのに。

ちなみに、こちらが風吹岩のにゃんにゃん。
人懐こっく、とてもかわいい。

ハイカー、ファミリーで賑わう休憩スポットの風吹岩、皆それぞれ付かず離れずの距離を確保しながら、遠目から写真を撮ったりしています。「危ないな〜」と思っていると、集団のリーダー達が子供たちを岩の上に誘導し始めました。その隙に、近くに固めて置いてあった子供たちのリュックの内の一つをイノシシがガブリ!リュックを口でくわえると、すぐに登山道から離れた藪の中に逃げこんで行ってしまいました。これはあかんと思って、すぐに岩の上から飛び降り、イノシシを走って追いかけました。気付くと、後ろから若い男性のリーダーも付いて来てくれていたので、二人で斜面の藪の中で挟み込み、投石。びっくりしたイノシシは、そのままリュックを置いて逃げて行きました。ヒヤヒヤしたけれど、無事に子供のリュックを救えて一安心。やはり自分に娘がいるので、子供に絡む何があると咄嗟に体が動いてしまいますね・・・

ハイカーの皆さん、今時期のイノシシはすぐにリュックを狙いに来るので気をつけてくださいね。また、むやみに近づかないように。先週はカメラを持って近づき過ぎたオッチャンが目の前で膝を噛まれていましたから。危ないですよ、本当に。

という訳で、二週連続で山で御礼を言われることに。
娘たちには「パパ、毎週かっこいい〜」と好評ではありますけれど、出来ることなら、こういう事態は避けたいものです。

最後に今日の山の景色を。

滝の茶屋では、薪が焚かれています。
朝、夕は寒いですからね。

はっぱ ふみふみ

木の根が岩を抑えてくれている図

まともにトレーニングが出来るのは、今週末が最後になりそう。土日ともに晴れてくれたお陰で、ランにハイクを楽しむことができました。来週は大阪〜東京〜グアムと移動しっぱなし。いや〜師走ですが、張り切って参りましょう。

夜に走ると距離が延びる理由


日が短くなると、17時でも外は真っ暗。
そろそろ落ち着いたし、さあ走りに行こうかと思っても、外が暗いとなんだか寂しい気持ちになってしまいますよね。しかし、冬の夜ランは、それはそれでメリットもたくさんあります。

1.夜景が美しい

僕が走っている芦屋浜はから見える神戸方面の夜景と夕焼け、そして、埋立地方面のマンションの夜景は、冬の空気のクリアさと相まって、とてもきれいです。

2.距離が延びる

暗いと遠くの夜景は見えても、近くの景色が見えません(河川敷や遊歩道を走るため)。目の前に集中するので、「あ〜あそこまでまだまだやな・・・」などという雑念が入らず、ストレスなく走ることができます。

という訳で昨夜は、ちょっと距離を伸ばそうと思って15km走って来ました。5’30″/kmのゆっくりペース、給水、休憩なしのLSD(Long Slow Distance)トレーニング。膝には多少キタけれど、この時期に15km走れたのは良かった。なんとかなりそう。ハーフマラソンまでの週末、ゆっくり走れる日はもうありませんが、5km程度の細切れランで調整しておきたいと思います。

さて今日も良い天気ですね!
今から山歩きに行って来ます!

【飲み記事】今週のお店と、忘年会シーズンに向けてウコンパワーズ。


12月一週目。
「師走」そのままの一週間で、ブログの更新が二日も飛んでしまいましたが、今週お世話になった数々のお店の中から、ここは!というところをピックアップして紹介します(いつも行く馴染みのバーなどはあえて載せていません)。

1、Kitchen Bar Amistad UCHIDE

はい、ご存知、苦楽園口「Amistad」の芦屋店(と言っていいのかな?)。苦楽園のカウンターに立っておられた、明るくて可愛いERIKAさんが打出のお店を切り盛りされています。阪神打出駅の改札の目の前。とても便利なところにありますよ(芦屋の方には、「元・ジャクソンズマーケットの場所」と言った方が分かりやすいですよね)。苦楽園のAmistadは本格派Barと行った感じですが、こちらはフードも大変充実していて、まさに名の通り、キッチン・ダイニングバー。お腹をすかせて行ってみましょう。スタッフの皆様の笑顔も素敵ですよ。

2、阪神芦屋 DOHVA (イタリアン)

阪神芦屋の知る人ぞ知るイタリアンの名店「DOHVA」。地域の星ランキングで、メゾン・ド・ジル芦屋に続き2位に入っているのも頷けます。ここはなんと言っても、自家製バゲットとオイルがめちゃくちゃ旨い。バターオイルだけでバゲット10本はいけます。季節、日によってメニューは変わるようですが、カルパッチョ、レモンパスタ、子羊のロースト、全て絶品でした。グラスがメインのワインも、料理に合うようにセレクトしてくれます。シェフと女性店員1名で切り盛りされているこじんまりしたお店ですが、最近は知名度も上がって来てなかなか予約も取れない様子。シェフは本当にこだわった料理をお客様と向かい合いながら提供されたいらしく、来年10月には今のお店を閉められるようです。新店はどこになるか分からないようですが、紹介制ということも考えているとのこと。とても感じが良く、大人しいシェフ、「儲け主義、拡大主義」ではなく、本当にこだわりを感じさせる方でした。久しぶりに素晴らしい店に出会えました。

3、BAR ZENITH (バー ゼニス)

摂津本山駅、北口改札前のビル三階。店内も広く、ウイスキーがとにかく充実しています。スペイサイド、ハイランド、アイラ、アイランド、国産・・・かなりの種類が揃っていてびっくり。何気なく入ったお店ですが、ラッキーでした。ちなみに、久しぶりにラフロイグ10年が飲みたくなってオーダー。ここ、ハイボールも氷なしで作ってくれます。レモンを一片だけ浮かべて。ウイスキー好きの方は是非。雰囲気も良いですし、駅前なので、終電ギリギリまで飲めますよ。笑


これから忘年会シーズン。
ますます飲み会が増えますよね。最近、僕が愛用しているのはこの「ウコン・パワーズ」。ウコンのラムネと言った方が分かりやすいかもしれません。

今までは飲み会前には「ウコンの力」「ヘパリーゼ」などのドリンクを飲んでいたのですが(どれほど飲む気なのか)、これはラムネライプで一袋単位で持ち歩けるので、便利だし、口の中でシュワっと溶け、胃を通してでなく、口腔から直接吸収するので、効き目は抜群です。ウコンの力、ヘパリーゼは、飲み前と飲み後の二回飲んでいましたら、このラムネは飲み前に一つ食べれば効き目は同じ。それにしてもウコン食品は最近色んなタイプが出ていますが、これも忘年、新年会シーズンだからでしょうか。

ウコン・パワーズ

また、追加発注しなければ・・・(笑

人と違った経験を積むことの良さについて


昨日の記事「新卒入社について一考」の中で、「エリートより、変でもキラリと光る何かがある人間が欲しい」と書きました。

その理由は色々とあるのですが、一つに、自分もいわゆる「一般的なレールに乗った新卒入社」ではなく、家の都合で海外留学を諦め、一度社会に出てから、専門学校と大学に行っているという経歴があります。履歴書(もう書き方も忘れた)は人が見たら「何これ」という言うくらいグチャグチャだったりするので、ある意味マイノリティではありますよね。でも、そのお陰で訳の分からない分野の知識を持っていたり、経験をしていたり、多岐に渡る人脈があったりするので、振り返れば苦労も色々とあったけれど、「常に勉強する」という習慣も身についたし、まあ、それはそれで良かったなとも思っています。

自分のようなケースが良い悪いかはさておき、学生時代から20代にかけて色んな経験を積み重ねるというのは、ないよりかはあった方が良いと思っています。仕事とは直結しなくても、ある分野で深い知識を持つこと、幅広い人脈を作るということは財産になります。特に海外と関わって仕事がしたいという方、僕もそんなに広く知っている訳ではないけれど、少なくとも僕が関わっている範囲の世界では訳の分からない人がたくさんいるので、履歴書なんてあまり関係ないということをお伝えしておきたいです。という訳で学生の皆さんも、「有名企業や一流企業」ばかり目指すのではなく(これが大きなミスマッチを生む)、本当に自分を活かせる、自分を必要とする名も知れない会社がたくさんあるということを覚えていただきたいと思います。そういうところは仕事が激務な上に、人が慢性的に足らなかったりするので、いきなり大きなプロジェクトにアサインされたりして、なかなか面白いですよ。(あ、ちなみに決して新卒入社や大手志向を否定している訳ではなく、仮にそうでなくても大丈夫だよ、ということが言いたいだけです)

もう一つ、日本人は新卒入社が社会の大きなレールとなっているので、社会人になってから専門学校に入ったり、社会人大学院に行ったりする人が多いですよね。ある程度仕事ができるようになると、もっともっと専門知識が必要と感じるようになり、志す人が多いようです。もちろん、年齢を重ねてから初めて必要性に気づくということもあると思いますし、その時は院に行くお金がなかったということもあるかもしれませんが、卒業してからすぐに入社するという結果が、そういう流れを生んでいる一面であるかもしれません。ちなみに、お金も支援もなくてキャバクラでバイトしながら親に頼らず学費を全額捻出し、睡眠時間を削って大学(しかも一流)を卒業したという友人を何人か知っていますが、皆、一様に才色兼備のバリバリのキャリアウーマンです。経験が人を成長させる一例かもしれません。学生時代にありとあらゆることに取り組んで経験を積めれば一番良いのかもしれませんが、まあ、卒業後に何をしたら良いか分からなくても、とりあえず、何かに興味を持てる分野に色々と取り組んでみたら良いのではとも思います。但し、怠けることだけはNGです。


「人生勉強」という点について言えば、死生観を否応なしに考えさせる時計が発売されたようです。

寿命まであと何秒? メメント・モリ腕時計「Tikker」(Wired.jpより)

こういう時計を身に着けていると、一分一秒無駄にしないという意識を換気させられるかも。僕も基本的に怠け癖があるので、この時計、発注してしまおうかな。一歩間違えると悪い意味で刹那的になってしまうかもしれませんが、何事も「有限」な方が、人って頑張れる気がします。笑

新卒採用について一考


新卒向け合同就職説明会の一日。

日本独自の新卒一括採用という仕組みについては色々と問題提起はあるものの、企業側からすれば毎年春に新卒者を受け入れるということは一つの「定められたフロー」になっているため、余程のことがない限り変わりそうにもありませんね。

ただ、経団連、大企業を筆頭に、新卒採用の開始時期を来年以降は2月以降に遅らせる、学生との直接コンタクトは4年生の8月以降に・・・という流れもあり、今後どのように「新卒採用」が変化していくのか、採用系企業や人事担当者にとっては目が離せなくなっているのも事実です。

国際競争力を高めるために学生には就活ではなく学業に集中させた方が良い、というのは理想論で、僕もそれに一票ですし、アメリカのように学部を出てすぐに就職ということをせず、興味ある企業にインターンに行くなり、ボランティアをするなり、世界を旅するなりしてから、就職先をゆっくり探すという流れの方が、人生経験と積み、人脈を広げるという意味において良いのではと思います(日本でこういうことをすると、第二新卒扱い、あるいは、お前大丈夫?などというレッテルを貼られること多数)。

ちなみに弊社は、仮に留年していようが、中退していようが、卒後ブラブラしていようが、本人にやる気とスキルがあれば、全くレジュメの内容は問いません。その代わり、面接時に「模範解答」を述べることだけはして欲しくない。きれいな履歴書じゃなくても、その理由を正直に話してくれた方が(例えば、留年していても「いや〜その時期パチンコにハマっちゃいまして、バイトとパチの往復で単位取れませんでした、でも、思い直して卒業したんすよ、えへへ」など)分かりやすいし、なんや、面白いやっちゃな、で印象に残ります。まあ、うちがまだまだ小規模の会社であること、テック企業であるため、エリートより、変でもキラリと光る何かがある人間が欲しいという理由もありますが。大企業はそうも行きませんよね。付け加えると、今のところ、弊社の新卒採用の間口は極端に狭いです。ハードル上げまくるので、合説での人気もエントリーも少ない少ない(笑)まあ、フィルタリングに時間を掛けたくないため、わざとそうしているんですけれど。

いずれにしても、今日は一日、様々な国から来た留学生とたくさん話すことができて楽しかったです。留学生は正直に色々と質問したり、話してくれますから。いずれにしても、学生の皆さんがんばってくださいね。

あれとこれを両方セットで行う


晴天に恵まれた12月初日。
天気もいいので15kmランニングに行こうか、それとも山を登ろうかとあれこれ悩んだ挙句、久しぶりに山に向かうことに。ランニングなら川沿いを南方面へ、ハイクなら北方面へ行くだけの便利な立地、どこでも対応が可能です。

スタート時間が遅いということもあり、ロックガーデンの渋滞もなくスイスイと。六甲山もすっかり色づき、美しい紅葉を楽しみながらのハイキング。

猪が出没。
◯MCAの子供たちの荷物を漁ろうとしていたので、威嚇しておきました。

下山後、やっぱり走りに行きたくなって、今度は海沿いを8kmラン。4.55/kmのペースで気持ち良く。

人間というのは欲深い生き物ですね。
やっぱり両方楽しみたい。

良い日曜日でした。

「ながら作業」が、とても贅沢なことである理由について


個人的に今日、一つの大きな山を超えました。予定よりも一日前倒しが出来たので、これで明日は久しぶりに「何も考えず、何にも追われず」に過ごすことができそうです。こんな週末は本当に久しぶり。仕事でも何でもそうですが、山を登っている最中は、締め切りや納期などが常にプレッシャーになり、気持ちと体力の両面で全く余裕がなくなってしまいます。これ、本当に無意識の内にジンワリとダメージを与えるんです。

そんな訳で、ぎゅうぎゅうに詰まってくると、週末でも自宅でビールなんて飲む気にもなれず、せいぜい寝酒にウイスキーを一杯程度、ビール片手に何かを行うなんて、そんな贅沢なこと出来ない訳ですね。それが、今夜のように久しぶりに落ち着いた夜であれば、缶ビール片手に、散らかったデスク回りの掃除をしたり、積み上がった書類や文献を片付けたり、鼻歌まじりにトイレ掃除や台所掃除をしたりして、そりゃもう「ながら作業」を満喫してしまう訳です。「酒飲みながら作業」の贅沢さよ・・・ああ、もう、夢のよう。


そしてもう一つ。
山を超えるまでお預けだった本に手を伸ばすこともできちゃいます。
はい、とって置きのこちら。

サントリー山崎蒸溜所 所属の世界一のブレンダー、輿水精一さんのウイスキーは日本の酒である (新潮新書)

しかも、僕のは輿水さんのサイン入りという代物。
いいでしょう。

ミーハーとは分かっていながらも、今まで手を付けずに我慢しておいたのですから、ここは自慢させてくださいね。という訳で、今日は片付けも終わったことですし、ゆっくりウイスキーでも飲みながら本を読み、夜の時間を楽しみたいと思います。

ああ、至福。

湖はどこまでも青く


今週は怒涛の一週間。
今日が金曜日だなんて全然信じられないし、今週の月曜日から、今この瞬間、出張から帰ってきて新大阪駅でコーヒーを飲みながら仕事の整理を行っているたった今まで、自分がどこで何をやっていたのかをぼんやりとしか思い出せないくらい、あっという間の一週間。そして、この週末から12月。なんだか怖い。

来週も出張を含めて予定びっしり、再来週は出張に加えて海外遊び出張(笑)もあり、その次の週からは忘年会ラッシュにマラソン・・・大丈夫か、この予定の入れ具合。年末になって「12月はどこで何をやっていたのだろう」と記憶喪失にならないように、日々しっかりと生きて行きたいと思います。
ああ、コーヒーが美味しい。


そんなちっぽけな人間のバタバタやらヤレヤレなんてどうでも良くて、相変わらず新幹線の車窓から見える浜名湖の美しさは、今日の晴天も十分に加味されて一際青さを引き立たせていました。

という訳で、今週もお疲れ様でした。
僕はもう少し、ここでPCをカチャカチャしておくことにします。

飛行系の話題で疲れを癒やす


忙しい時こそテックネタ、それが飛行系であればあるほど、体の疲れも連日連夜の会食で弱った胃腸の不調も吹き飛ぶというもの。ちょうどタイミングよくC-netで面白い記事が出ていたのでご紹介します。

「iPhone」で紙飛行機を操縦できるキット、Kickstarterで資金調達

(提供: Shai Goitein : c-netより転載)

もうね、こんなん大好きです。要はコピー用紙で紙飛行機を折り、それにプロペラと方向舵がついたモジュールを付けて飛ばし、iPhoneで操縦するという簡易ラジコン飛行機。このアイデアを思いついた人、すごいわ。コントロールできるまでには練習が必要だろうけど、もし手に入るのなら、是非欲しいですね。幾ら資金調達できるのかも興味あり。

ちなみに、こちらの「空飛ぶ飛行機」も夢があっていいですね。
車が空を飛ぶなんて、どれほど近未来の乗り物なのだろうと想像も膨らみますが、限りなく現実的な形をしたフライングカーです。

The Transition(R): Driven to Fly

翼をたたんでいる姿なんて公園の池にいるアヒルみたいでとてもかわいい。
飛行もなんだか不安定だし。笑