センターシャフトからピンタイプへ

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雨の日曜日はインドアで。

という訳で、ちょうどタイミング良くオーダーしていたパターが届きまして、早速自宅のパターマットで打ってみました。僕はギアにお金を掛けることにとても抵抗があるタイプで、クラブもパターも、愛用のものを長年大切に使っています。長年って言っても本当に長年で、パターは19歳の時から20年間、知る人ぞ知る名パター、センターシャフトの「Slotline Inertial Putter」を愛用してきました。

しかしこの度、年間通じて行っている社内コンペでグランドチャンピオンになったので、以前からの憧れ「Scotty Cameron New Port」を購入したのです。今までセンターシャフトで慣れていたのですが、ピンタイプのものも試打で感触良かったため、オーソドックスなものにしました。

なんだか Scotty Cameron を持つとようやく一人前になれたような気がします。これも間違いなく一生ものになるでしょうね。右側が今までのセンターシャフト、左がピンタイプのCameronです。

慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、これで平均パット数が一つでもニつでも少なくなれば嬉しいな。

長年の愛用グッズとして自慢したいのが、1970年製の Ping US3655188 Karsten のサンドウェッジ。もう45年戦士のビンテージクラブです。ゴルフを始めた18歳くらいの時に今は亡き祖父から譲り受けたもので、それ以来、キャディバッグの中からこのサンドウェッジがなくなったことは今まで一度もありません。まあ、お守りのようなものです。

ウェッジは54度と60度のTitleist VOKEYを入れているのですが、バンカーでは迷わずPingを手に取ります。このバウンスの厚さに安心感があって、他のウェッジは不安で手に取れない感じ。そう考えるとゴルフって本当にメンタルスポーツですよね。

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バリエーション、アレンジ、冒険、その他の類一切なし


アイロンをしていると思うのが、自分の服のバリエーションの少なさ。
基本的に同系統のものばっかりなのです。

買い物と服選びに時間を掛けるのが嫌で、買う時は即決、お店の新規開拓もなし、サイズも同じ。日々「何を着ようかな」と考える時間がもったいないと思うので、気分によって着るものを変えたりせず、安定感のあるものを何枚か用意しておいて、それを迷わずチョイスできるようにしています。それがバリエーションの少なさに繋がってくるんですよね。まあ、とにかく「この組み合わせであれば間違いない」というベースラインがあるのでどうしてもコンサバになってしまい、結果的におしゃれには無頓着と言っても過言ではありません。

気温も高めの今日、そろそろ半袖を用意しておかないとなと思い、ポロシャツにアイロンをしましたら・・・結果、まあ見事にこれですよ。今年の夏のラインアップ、変化球一切なし。ポロシャツの色違いのみ。同ブランドのポロシャツばかり他に数着持っています。なんというバリエーションの少なさ。

そして、アイロンしたワイシャツのラインアップ。
我ながら噴き出した。笑

ボトムスは、ホワイト、カーキ、グレーのチノパン、またはジーンズ。仕事も普段着も、上はポロかワイシャツ、下はさっきの三本に、夏場は短パンになりそうです。ああ、楽!!冒険、面白さ一切ないけど、楽!!という訳で、出会う皆様、今シーズンも僕は例年とほぼ同じ格好ですので、ご安心ください。


カーテンを開けた時に晴れていることの嬉しさ。
朝の芦屋川はさくら祭りの準備中。その横を走って通り過ぎて行きます。

一時間走って帰る頃には朝飲みの皆様が。

今日は夕方まで天気がもって良かったですね。


アベノミクスの地方再生というテーマで、各自治体が地域振興という目的でプレミアム付き商品券事業を展開し初めていますね。兵庫県下では、尼崎市がスタートしているようです。地元の芦屋市はないようですが。

尼崎プレミアム付き商品券(あまプレ25)

商品券事業で地域の商店街が活性化すれば良いですね。とりあえずこれからどんどん発行されるであろう商品券事業の第一弾、尼崎市のあまプレ25に注目していきたいと思います。

名所に行かずして桜を楽しめる日本の良さ


さわやかに晴れた昨日の朝。
堂島にある検察庁前の桜です。

FBのタイムラインが桜の名所で撮影された数々の写真で彩られる中、時間が取れなくてまともに桜を見ることが出来なかったのですが、こうして打ち合わせ先でたまたま出会った桜が美しいと嬉しいものです。

日本の良さというのは桜の名所に行かなくても、至る所に桜の木が植わっているところじゃないかと思いますよね。

昨夜は会社の皆で夜桜を楽しんだ後、宝塚に移動し仲良しメンバーと合流、割烹「ふみ」でお酒を飲んでいたのですが、ほろ酔いの帰り道に芦屋川の夜桜も楽しむことが出来て、短い一日で割とたくさん楽しむことが出来ました。

いつ4月になったのか分からないくらいに時間に追われた一週間でしたが、この土日はしっかりリフレッシュしたいと思います。今週もお疲れ様でした。

あるニュースから Getty Center に思いを馳せる


石油王、J・ポール・ゲティ氏の孫が自宅で遺体として見つかったとのニュースを見て、昨年、親友に連れて行ってもらったロサンゼルスのゲティ・センターのことを思い出しました。

ゲティ氏の私財で作られたこの美術館(ゲティ・センターの一施設)はパシフィック・パリセーズの高台にあって、マリブやベルエアの高級住宅街、ビバリーヒルズ、そしてLAのダウンタウンまで広く見渡せて最高に気持ちの良い場所でした。

そして建物もとてもきれい。

訪問レポートについては、昨年6月29日の記事で写真入りで詳しく書いています。

仕事でロスに行くことは少ないのですが、ここはまた必ず行きたい場所。

今は特に仕事が忙しいので、少し現実逃避気味な願望です。

少しの+αが嬉しかったりする


少しバックデートします。

先週の金曜日の夜、近所にある馴染みのBARで〆の一杯をと思いドアを開けるとお客さんが一人もいませんでした。それもそのはず。時間は閉店間際の午前2時前。

女性マスターのYさんに「一杯だけ大丈夫ですか?」と聞くと、ええ、もちろんと、カウンターに座らせていただきました。先週、角瓶の復刻版を飲まなかったことを少し後悔していたのでリベンジしたかったのです。

瓶の底に溜まる最後の一杯を、サービスしますね、とすべてグラスに注ぎ入れてくださいました。たまに瓶が空くタイミングに居合わせることがありますが、小さな幸せを感じます。

味は聞いていたほど雑さはなく、角の深い味わいを感じることができて美味しく飲むことができました。落ち着いた時間の中、静かに飲む復刻版の角。更けていく時間の過ごし方としては最高の時間でした。


月末の月曜日。今週もスタートしました。

朝の会議に始まり、ジェットコースターに乗った気分で時間に追われつつ仕事を進めていると夜に頭痛が。最近ほんと疲れやすい。山を歩いたり、走ったり、図書館に行ったりしている時は疲れないのに。

仕事が嫌い?

いや、そうではない、むしろ仕事は好き。ではなぜ・・・と自問自答していると、一つ分かったことがあります。

何かに追われるのが嫌い
縛られるのが嫌い
好きなことを能動的にしていたい

なーんだ、ただのワガママでした。

いやはや、生まれながらの自由人やなあ、という訳で、今日も一日お疲れ様でした。

デフラグのための一日


天気予報通り、朝の雨。

午前中はおとなしく自宅で子供達と一緒に勉強したり家事をしたりしながら過ごしました。小学生の娘二人も塾の宿題が多いらしく、最近、土日は習い事に行くか、家で勉強をするか。習い事に行っている間は僕も自由に、山に行ったり走りに行ったりできるので良いものです。

食卓で一緒に座りながら、僕も同じようにして過ごしているので、分からないところがあればすぐに聞けるようになっているので、家では先生のような感じですが、教えるのは嫌いじゃないのでそれも良いものです。

昼から雨も緩み、娘たちもバレエに行ったので僕はランに。

今日はレースを意識した軽量の Nike Zoom Speed Rival+2 のインナーソールを二重にして、ペースを上げて12km。普段履きの Asics New York よりも軽く走れるのがいいですね。一人であれこれと考え事をしながら走り、帰宅してシャワーを浴びて、読書。


夜はリクエストでミートボールにしました。

トマトソースにオタフクソースを入れるというレシピを知ったので試してみたけれど、なかなか美味しい!オタフクソースは甘めなので、子供も好きな味に仕上がりました。パスタと絡めてもよし。

今週は年度末、そして、いよいよ4月に入りますね。
この土日でやるべきことは整理できたのでよかった。休みの意義って、そういうことですよねー。

I Wanna Know – Brian Culbertson ( Nice & Slow )

一週間の垢を山歩きで洗い流す


昨夜は近所の馴染みのBARを二軒ハシゴし、帰宅が3時。

それでも数時間後には「土曜日の魔力」でパッチリ目が覚め、8時から始まる「旅サラダ」を見ながらコーヒーを淹れつつ、今朝はランにしようか、山にしようかと思いを馳せました。

天気も良いし気温も高い。
そういう訳で、ランではなく山に行くことに決定。もちろん一人です。

今日みたいな天気はハイカーも多いだろうなあと思っていると、芦屋川駅には既にハイカーがいっぱい。滝の茶屋からロックガーデンも既に渋滞していたので、今日はハイカーで混み合う中央ルートは避け、キャッスルウォールから荒地山のボルダー岩めぐりコースにすることにしました。こちらは中央ルートに比べると、ハイカーの数は格段に少なくなります。

狙いどおり人も少なく、岩登りを楽しむことができました。午後から用事があったので、せいぜい3時間程度のハイクでしたが、天気も良く最高でした!

さて、いくつか写真をアップしておきましょう。

キャッスルウォールでは、クライミングを楽しむ人々が。高所恐怖症の人は無理ですね。

少し霞んでいましたが、眺望は最高。

いつも僕の自撮りを支えてくれる、頼もしい相棒です。

芦屋川は桜もちらほら咲き始めました。

真面目に働く人が報われるという健全性


早稲田ファイナンス総研の野口さんの記事に至極納得。
バブル崩壊25年:アベノミクスに迫る危機 教訓忘れた日本人(毎日新聞)

僕はバブルを経験している世代ではないので、経験者の話を聞いて「すごいなー」と思うくらいのものですが、今の19,000円台の日経平均は確かに「なんで?」と思うくらいの水準です。バブルのようなイメージは確かにありますよね。企業は儲かっているかもしれないけれど、その恩恵が国民に届いているとは到底思えないし、一生懸命働いても豊かさを実感できるどころか、増税の影響でなんだかしんどいなあと思っている人が大半ではないでしょうか。

経済力=企業価値という風に考えるのであれば、革新的な製品やサービスが次々と生まれる米国に比べ、日本からはそういった企業が生まれていないのにも関わらずです。量的緩和による円安に支えられている株価であれば、それこそ「虚像」です(そういえば、上場後いきなり下方修正して上場ゴールと大批判されてる連日ストップ安のgumiを思い浮かべてしまいますが・・・笑)。

それでも、この流れと「金が金を生む」という資本形成の真髄に乗っかって富を倍増させている人がいるのもまた事実で、なんだかどうなんだろうと思ってしまいますよね。「健全」をどう定義するかは別にして、やっぱり一生懸命働く人々が報われるような世の中が健全だと思ってしまいます。

今日はそんな金曜日。
まだもう少し仕事です。

こちらは先日、打ち合わせに向かう車窓から見た須磨の海。淡路島もくっきりで、やっぱり西に向かう時はこの景色を見るのが楽しみです。

このケーススタディは面白い


面白い記事に出会ったのでご紹介。wiredから。

「その「理想のオフィス」は本当に「理想的」? Studio KNOLが見つけた「自由な職場」の矛盾」

理想なワークスペースとは?
Googleのオフィスのように自由で、遊園地のようで、犬や猫を連れてくることができたりするようなクリエイティビティで自由なスペースに憧れはあるものの、本当にそれが理想的なんだろうかというアンビバレンスに迫ったケーススタディです。

結論から言うと、自由で楽しくいつでも美味しいコーヒーが無料で飲めるようなオフィスに人は満足を持つものの、それとは対局にあるような、学校の教室よろしく無機質に机が並べられていてチャイムが鳴って初めて休憩ができ、完全管理された職場環境の方が、生産性が上がり就業後の満足が高いとの結果もある。

「制約があるからこその自由」。

思わず、なるほど、と唸ってしまいました。

このケース、無機質な環境はまさに映画「ガタカ」の内部を思わせます。

息は詰まりそうだけど、仕事しかすることがないので、集中できて生産性は上がりそう。

ちなみに僕のようにオフィスにも出社するけれど、社外でも家でもMac Book AirとWifiとiPhoneさえあればどこでも仕事ができるタイプの人間としては、制約と自由を行ったり来たりしている訳で、まあ、強いて言えばオフィスには緑がたくさんあって、気分転換ができる屋外のウッドデッキがあって、ランチとコーヒーがフリーなところであれ十分なんです。 (←条件多いな)

「何もしない」ということをする


気力がない時に無理やり何かをすることは、泥の中をもがくようなもので、なけなしの気力と体力だけを無駄に浪費して空回りをするようなものです。

そういう時は、漕いでいる自転車のペダルから足を離すように惰性に身を任せてみるというのが正解なのだと思いますが、僕の場合は、何をそぎ落としても、アイロンと靴磨きと片付けだけはやってしまいます。ある意味「何もしない」というレベルにこれだけは入ってしまうのです。空を見つめてアイロンをしている姿もシュールなものです。

自分が頑張らなくても、世界は回る。

今日もどこかでものすごい技術が生まれたり、国家予算レベルの額のディールが成立したり、スーパーハイテンションな人々や組織が寝ずに動いていたりして、世界を回しています。スロバキアのAeroMobil社が空飛ぶ自動車を2017年に発売予定と発表したり、Boeing社が電磁バリアの特許を取ったりする訳です。

村上春樹さんも「人口全体の5パーセントが本当の本好きであれば、世の中はなんとかなっていくものです」と言っておられますが、まあ世界ってそういうものなんだろうと思います。

だから極東の一国の地方都市の片隅でボーっとアイロンを掛けている男がいたとしても、何でもないのですよね。時々、そういう考え方をしてしまいます。

そう、何をどうしたとしても、何でもないことなのですよね。