街ブラ・ランの極意

コースを決めず思いのままに走る街ブラ・ラン。
決めるのは走る距離だけ。コースは決めない。目についた路地に入ってみたり、走ったことのない道を走ってみたり。心が向くままに。

自分のコンパスがどこに向いているのかを客観的に知ることができるのは面白いものです。

海が好きなのか、山が好きなのか。森が好きなのか、川が好きなのか。建築物が好きなのか、商店街が好きなのか。飲食店が好きなのか、金物屋が好きなのか。古い町並みが好きなのか、新興住宅街が好きなのか・・・

花に蜂が吸い寄せられるように、自分が行きたいところをブラブラと街ラン。
面白そうな店があれば入ってみたり、素敵な公園を見つければベンチに腰掛けてみたり。

最近気付いたのは、自分は大きな木に興味があるようです。

大きな木がある森には特に吸い寄せられます。じっと見上げてみる。木漏れ日に目を細めてみる。なんだか気持ちが落ち着きます。それは悠久の時の流れを感じるからかもしれません。あと、地域に密着した商店街も好きだなあ。車がバンバン走る四車線の幹線道路から一本中に入ると商店街が現れたりします。以外なほど、たくさん人が歩いていたり。生活を感じますよね。