弊社では4月から6月にかけて、某工業大学の学生さんを受け入れての「IoTものづくりインターンシップ」を開催しています。例年は介護・介助がテーマなのですが、今年は大学側で設定するテーマが自由ということもあり、昨年の倍の数の学生さんが集まりました。
この時期ですので、企画やアイデア出しはすべてオンライン。実習のみ弊社に訪問していただき(コロナ対策はかなり厳しく実施しています)、回路設計・基板レイアウト講習、および、マイコンボードAruduinoを用いての組み込み制御講習を実施しています。
僕は毎年のこのインターンシップを非常に楽しみにしています。教授たちとの打ち合わせはもちろんですが、学生さんたちのフレッシュなアイデアや部品の特性などを自分たちなりに調べながら真剣に取り組む姿勢を見ていると「若いっていいなあ」と単純に羨ましく思うし、刺激を受けることもあります。受け入れ側の弊社の開発部メンバーのみんなには少し負担を掛けてしまいますが、このインターンシップの中から新卒で入社してくれた社員もいますので、財産になっていることは確か。
今日は社会人向けのものづくりコンテストに関するアプリケーション提供を某学会から依頼されてミーティングを行っていたのですが、やはり企業姿勢として、このような技術のボトムアップに貢献できるような場には協力したいと思いますよね。コロナ禍で国際協調が求められていますが、企業や業界でも同じで「自分だけ儲かる」のではなく、それぞれの役割を活かしながらの協調関係が求められていると思います。
今年も理系学生向けIoTものづくりインターンシップが始まりました
返信