自分の「したい」を形にする

先日、白秋共同研究所の企業向けシニア研修で、これから自分がしたいことをレゴで形にするというワークショップを行いました。面白いのは、企業内研修ではなく合同研修という設計なので、いろんな企業の方々が肩を並べてワークショップをするという点です。

全三回あるプログラムの二回目、参加者は皆、50〜60歳くらいの白秋世代の方ですので、自分のキャリアを含めた自己紹介も、若い人とは比べ物にならないくらい濃くて、本当に面白い。社会人になって30年とかですから、公私ともにそれだけ様々な経験をされているので濃く長くなるのは当然ですよね。営業畑、技術畑、人事総務畑・・・それぞれの経験の中で感じたこと、仕事に対する思い、そして定年を迎えた後どういう人生を歩んでいくのか。これだけで映画が何本も出来そうな勢いです。

さて、自分はこれから何をしたいのか。

これは老若男女問わず、誰もが常日頃から考えていることではないでしょうか。特にシニア世代は子育ても落ち着き(親の介護問題はあるものの)、仕事面ではセカンドキャリアを意識した動きをする中で、多くの方とお話をしていると、やはり「社会の役に立つことをしたい」という思いが強いように感じます。実際、自分もそうです。

それぞれ、想いをレゴで表現しました。
こちらは当日、僕が作ったレゴです。

左の黃緑のブロックは畑、隣の正方形は自宅、その右隣の茶色いのはガゼボ(東屋)を表現しました。(お隣は講師アッコさんの作品です。やりたいことが共通して、レゴを繋げてみました笑)

最近、自宅の敷地の一部で協生農法に小さく取り組み始めたこともあり、なにかを育てたい、育てたものを自分で食べたい、食の安全性と健康の関係をもっと知りたい、収穫したもの皆で分かち合いたいという思いが強くなっています。また、自宅裏の倉庫を取り壊して、ここにガゼボを作り、10人くらいが集まれるようなスペースを作って、皆で収穫したものを食べたり、それぞれの得意を持ち寄って勉強会やお茶会ができればなあと想像しています。ちなみに、倉庫は来月取り壊すので、早ければ一年くらいで実現するかもしれません。

ガゼボのイメージ:コストコオンラインより

大人が集まれる場、大人が楽しめる場をつくりたい。もちろん、近所の子どもたちも自由に出入りしてほしい。大人(白秋世代)が楽しんでいる社会って、子どもも明るい未来をイメージできると思うんですよね。

シニア世代の良さって、若い頃よりも良い意味で選択肢が狭くなり、したいことに集中できる、時間やお金の使い方もある程度分かっているので実現の確度が高くなることだと思います。先日のワークショップのおかげで、自分の「したい」がより明確になりました。いや、ワクワクしかないです、ほんとに。やりたいことがたくさんあるので、いつまでも元気に動けるように、健康と体力を維持しないと!

他の参加者の「したい」も素敵なものばかりでした。
こうして皆で実現したいことを共有できるのって素晴らしいですよね。今から、12月の第三回がとても楽しみです。

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