1が並ぶ11/11の日に、小さな協生農園づくりの第一歩を踏み出しました

これだけ暖かいと「秋が深まる」とは到底思えず、いつになったら秋が来るのかな、ひょっとして秋を飛び越えて冬が来てしまうのだろうと思わずにはいれません。とはいえこの快適な季節、神社仏閣巡りにゴルフに温泉にと、秋を存分に楽しんでいます。皆さんはどのような楽しみ方をされていますか?

さて、今日は11月11日。1が並ぶ日です。なにかを始めるのに最適の日ではないですか。というわけで、大学から半ドンで帰ってきた長女と一緒に庭に種まきを行いました。協生農園を庭の一部に作るべく、小さな小さな第一歩です。

庭の一角、ここをプチ農園にします

なぜ協生農園づくりに興味を持ったのか。きっかけとなったのは、先日、三重県名張市で協生農法を実践する森さんの畑を見学させていただき、大変な感銘を受けたからです。
参考記事:持続可能な「食べられる森」 協生農法で150種 名張の森さん

協生農法とは、土地を耕さず、肥料や農薬を使用せずに、多種多様な植物を混生密生させて生態系を作り、虫や鳥などを呼び込んで機能を高めて果樹や野菜を生産する栽培法です。森さんの畑は、一見うっそうと茂った雑木林のように見えましたが、150種の有用植物が植わっていました。ニラ、いちじく、春菊、かぼちゃ、トマト、きゅうり・・・数え切れません。ニラ、甘かった!フルーツほおずき、美味しかった!みかんが大きい!

菌糸ネットワークで植物同士が根で会話し、もともとその畑にいた植物が新しく入ってきた新入り(種)にこの土地にあった育ち方を教える、虫や鳥と植物が会話しながら豊かな生態系を作っていく。生態系はピラミッドではなく、フラットに網の目上に広がっている、邪魔者扱いしない、排除しない、自然のありように任せるというお話を伺いながら、農業だけでなく、社会のあり方すら考えさせられました。

ここ一年間、体質改善のために食生活の大幅な見直しをしているところで体調が劇的に良くなったこともあり、自分たちで食べるものはできるだけ自分たちで作りたいという思いも強くなったこと、そして、庭の一角に、かつて祖母が畑をしていた場所があり、協生農法で推奨されている必要な果樹(柚子や金柑、杏、梅などの果樹から、ミント、ラベンダー、レモングラスなどのハーブ)があるから、鳥も虫も来るし、混生密生の土壌は既にできている!と、勝手に期待しています。

もちろん、限られたスペースで出来ることなんて小さいですし、すぐに上手くいくとは思っていませんが、まずはやってみることが大切ですよね。失敗上等!最近は温暖化の影響で、この時期から種を撒いても全然OKだそう。

みんな、我が庭の木々や虫たちに情報を聞きながら、元気に育ってね!

今回撒いた種たち
どの種をどこに撒いたかが分かるようにメモ

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