【良い意味ですっかり裏切られてしまった愛すべきカオスの街】僕たちはバイクの上でどんなことも出来るんだ

ハノイに二日もいると、このバイクの多さとカオスっぷりにはすっかり慣れてしまいました。そして、難易度が高いと言われている道路の横断も、相手がちゃんと止まってくれると分かれば、もうお手の物。

フォーは美味しいし(僕はどちらからというと、ブンチャよりもフォーの方が好きです)、ビールもうまい。良い街ですね。

■昼も夜もバイクだぜ!

デフォルトは二人乗りですが、両親と子供二人の4人乗りのバイクも普通にあります。親に挟まれてバイクに乗っている子供は、普通にマンガ本を読みながら乗っていたりします。

もちろん、運転手のスマホ片手のながら運転も当たり前。まるで、「僕たちはバイクの上なら何でもできるんだ」と言っているようです。

■ホアンキエム湖の周りはランナーズ・パラダイス

さて、今朝は朝5時に起きて走ることにしました。午前中は取引先とのMTGがあるので、それまでに帰ってきてシャワーも浴びておかなければなりません。

ホテルからすぐのところに、ハノイっ子の憩いの場所、ホアンキエム湖があります。そこまで走ってぐるぐる回って帰ってこよう、きっと、バイクも人も少ないだろうから。ランナーってだけで目立つだろうから、さっさと朝のうちに自撮りを済ませよう。

そういう僕の淡い期待は、良い意味で裏切られることになるのです。

ホアンキエム湖に到着すると、そこはランナーの聖地!

もう、何かの大会か!?というくらい大勢の人が走っているのです。しかも、皇居と同じく反時計周りで。そしてランナーだけでなく、ウォーカーも、同じ色のTシャツを来た体操チームの人たちも、もう、たくさんの人が湖の周りで思い思いに時間を過ごしているのです。朝の5時半ですよ、びっくり!!!

まあ、ある意味でカオスですが、僕はすっかりこの光景に嬉しくなってしまい、さっと走って帰る予定が、10kmも走ってしまうことになるのです。

「週末長距離走ろう会」みたいな方々がやっているエイドで記念撮影させていただきました。

そうこうしていると、ご来光が。

はあ、いかにもインドシナの光景。美しい。

↓こちらが今日の一番のお気に入りの写真です。

美しいですね。

もちろん、旅ランナー・兼・自撮り王子(自称)としてはこれをやらない訳には行きません。

ハノイ。

カオスな街ですが、人はいいし、ご飯は美味しいし、建物も面白いし、とても良い街です。