連休明けからは、予定どおり、(寸分の狂いもなく)予定通りに、膨大なタスクに忙殺。予期していたとおりです。同じ一日でも24時間でも時間の流れ方が、自然の中に身を置いていた時とは全く違います。
まさに、目隠しをされてジェットコースターに乗せられたような感覚。それに、仕事は頭をとっても使います。脳疲労を起こします。
連休中は、信州の蓼科高原を拠点にして、伊豆高原、城ヶ崎、熱海、東京と旅をしました。一旦帰宅してからは、丹波の自然の中で人とのふれあいや様々なアクティビティを楽しみました。10連休が長いという人もいますが、自分にとってはあっという間。
そういう意味では、休暇中も、今も、時間の流れ方が「速い」という意味では同じなのですが、能動的に時間を追いかけていくのと、後ろから追われているのとでは、感覚に大きな違いが生まれます。鬼ごっこでもそうですが、追っているより、追われている方がしんどいですよね。
今月と来月はこの「追われる」という状況が続きそうです。追われるのではなく、どこまで追っていけるか。形勢逆転を狙いたいところ。しかし同時進行で、夏以降の出張予定や仕事の予定もどんどん埋まって行っています。
丹波には、予約販売だけで10年待ちのパン屋さんがあるそうですが、10年先もパンを焼き続けているなんて、そして、待ち続けているなんて、想像できるでしょうか。
そこまで先のタスクを積まれてしまうと、逃げてしまいたいと思わないのでしょうか。同じことをコツコツ淡々と続けていく力の偉大さを感じます。
僕はどちらかというと、能動的に何かをコツコツと続けていくことは得意です。このブログも丸14年、来月から15年目に入りますし、コツコツと走ったり、トレーニングも続けています。でも、目の前にあれやれ、これやれと積まれると、急に押しつぶされそうな気持ちになります。まあ、単なる「ワガママ気まま」なんでしょうね。
僕のちょっと大きな予定なんて、せいぜい1ヶ月後に札幌の学会に参加し、2ヶ月後に北陸に行き、3ヶ月後に信州に行き、4ヶ月後にはアメリカとハノイに出張していることが決まっているくらい。10年後に比べたら、すぐそこのようなものです。
いずれにしても、自然の中でゆったりと時間を追いかけていた日々を、仕事の合間に少し懐かしんでいます。
下の写真は、信州の木漏れ日の中で、パパの帽子をかぶって携帯小説を読む中3女子。