【ET/IoT展 2016】 時間がなかったので目についたものをちょっとだけ。

先週、パシフィコ横浜で開催されたET/IoT展。
取引先が出展していたので、時間が出来た隙に行って来ました。短い滞在時間だったので目についたものだけを紹介。

まずはチップワンストップのブースです。
米大手部品商社Arrow Electronicsのグループの傘下ということもあり、関係の深いQualcommのチップを載せたオリジナルボードの独占販売を行うことが出来るようになりました。それが、このDragonBoard 410Cです。アンドロイド搭載のシングルボードコンピューターですので、開発用に重宝されそうです。

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ARM Coretex A53クアッドコアを搭載しているので、他社製品とくらべてパワフルなのが特徴。その代わり、ホビーストには少し高めの設定になっているかもしれません。活用例などはネットにいくらか出ていますので、参照を。まだまだ情報は少なめですが。

スペックの詳細はこちらから。
今なら11,000円が9,800円で購入可能です。

こちらは富士通ブース。

小型CPUボード「F-Cue」が展示されていました。ARM Coretex A15搭載、Linuxがプリインストールされています。HDMIでディスプレイに接続、USBカメラを繋ぎ、前を歩く人を認証するというデモをやっていました。同じブース内のすぐ近くにドローンも展示してあったので、僕のイメージはすぐにセキュリティに行っちゃうのですが、とにかくこちらもすぐに開発環境として使えるので重宝されそうですね。

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動いている人を認証します。ずっと立ち止まっていると、静物としてみなされちゃいます。笑

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ブース内セミナーで人を集めていたのは、IBM Watsonブース。セミナー写真は自重。
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ARMブースです。スイッチサイエンスのSさんがんばってました。笑
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全て回れなくて残念でしたが、競合が多い中で、各社特色を出すべくしのぎを削っているのが特徴的でした。先日Siemensに買収されることが報道されたMentor Graphicsは、やはり、オートモーティブ、車載に特化した展示をしていましたね。昨年よりも人は少なめに感じましたが、業界の盛り上がりに期待したいところです。