ビジネスの勉強が足りないビジネスマンなのに、機内では児童書を読む

娘が幼稚園に入園した時に、小学校の同級生と偶然再会しました。お互い結婚して親になり、彼女は子供3人の立派なママになっていたのでした。以来、彼女は僕の妻とママ友同士仲良くなり、今でも交流が続いています。

先日、長女が「パパの幼馴染ってどんな人だった?」と聞くので、「元気が良くてオテンバな女の子だったよ」というと、「じゃあ、口笛番長のマコトみたいな感じ?」 「口笛番長?知らないなあ・・・」 と言うと、これ読んでと貸してくれました。東京出張のお供に機内で読んでいたのですが、この本、とても面白いです。

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小学校4年生のクラスが舞台。転校生のマコトという女の子が転校してきた日に「私、番長になります!」と宣言し、持ち前の正義感と、行動力、勘の良さでクラスを変えて行く・・・というお話です。こういう小説を読んでいると、子供の頃の「何が正しくて何が悪いのか」というシンプルな目線にハッとさせられることがありますし、それぞれの家庭環境による様々なやり切れない事情もあります。

今日は音楽会でした。

ちょうど口笛番長を読んでいるので、それぞれのクラスで子供なりの色んな人生模様があるんだろうなと、一生懸命歌い、演奏する子供たちの顔一人一人を見ながら考えていました。しかし、毎度の事ですが子どもたちの合唱、合奏、がんばりを見ていると何度も目頭が熱くなります。