焼鳥の味が恋しくて来てしまいました。日本の食文化は、僕が日本人だからというファクターは当然ありますがやっぱり、そして単純に美味しいのです。その席が愛する仲間達と一緒なら、尚更です。
月別アーカイブ: 2016年2月
今までの10年と、これからの10年
私事ですが(個人ブログですから私事ばかりなのですが)、2月2日に40歳の誕生日を迎えました。
皆さんからのたくさんのお祝いメッセージに感謝しつつ、10年という一つの区切りに際し、今までの10年とこれからの10年に思いを馳せる一日となりました。もちろん、ここまでなんとか無事に生きてこれたのは、家族と周りの皆様のおかげであることは間違いなく、感謝してもしきれません。
ちょうど10年前の同じ日に、自分は何を考え、何を書いたのだろう・・・と思った時、すぐに過去の記事を辿ることができるのがブログを長く続けている一つの良さだと思っています。2006年2月2日の記事では、30歳になったばかりの自分が残した、その当時の生の言葉を読み返すことができます。一部を抜粋してみます。
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まさか、自分が30歳になるなんて思わなかった。
何故?と問われても、明確な答えはない。
ただ、「30歳」という言葉の響き自体が、
自分にとって遠いものに思えていたのは確かだ。
随分、歳を取ってしまった。
でも、何と言う事はない。
ただ、時が過ぎ、日付が変わっただけの話だ。
かつての自分が思い描いていたほど、
「30歳の男」は、大人でもないし、オッサンでもない。
あくまで主観的な意味で、ということだろうが、
つまるところ、自分は自分ということなのかもしれない。
<中略>
これから10年。
どんなことが待ってるのだろう。
どんな風に生きていこう。
これからゆっくり考えてみよう。
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引用するのも恥ずかしいくらいクサい文章なのですが、現実は現実として受け入れなければなりません。それにしても、その時から10年経過した今の自分ですが、外見はめっきり老けても、中身はほとんど変わっていないような気がします。でも一つだけ確かなのは、少なくとも「前進」はしているんじゃないかなということです。そこだけは、少しだけほめてやっても良いかもしれません。人と比べればほんの僅かかもしれませんが、積み上げてこれたものもあるし、出来なかったことが出来るようにもなったし、見える世界が少しは広くなりました。たとえ、僅かでも。
これからの10年を考えた時、きっとやっていることは変わらないだろうなと思います。毎日働き、考え、読み、書き、飲み、食べ、走るのでしょう。40代は不惑の歳とも言いますが、昔と比べて寿命が伸び、70歳を超えても働かなければならず、変化のスピードがとてつもなく早い現代において、40代なんてまだまだ若く、惑うこともたくさんあるでしょう。しかし結果として、今までの10年における数々の選択が大きく間違ってはいなかったと自己評価できるのと同じく、これからの選択も、きっと間違いではない、それはスティーブ・ジョブズの言葉を借りれば、
「未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。だからこそバラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない」
うん、信じる。そういうことなんだろうと思います。
この点だけはしっかりと思いに留めて、日々を丁寧に、そして納得して塗りつぶしていけるように。そして、地図ではなく、正確に方向を指すコンパスを頼りに歩んで行きたいと思います。
という訳で、これからもご支援ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
松田知樹
とはいえ、アホなことはしますから!笑
ひとりハーフマラソン
久しぶりにまとまった時間を取ることができた週末、そろそろ長い距離を走りたいなと思っていたのですが、土曜日はどうも調子が上がらずに断念。
明くる日の日曜日の夕方は、気持ちも前に向って「よし、行こう」と走り始めると、割と調子が良かったのでここぞとばかり距離を稼ぐことにしました。とりあえず、15kmを当初の目標にして、ゆっくりペースで。
16時半からスタートすると、最初は明るくていいのですが、17時を過ぎるとあっという間に暗くなります。暗くなるに連れて気温も下がり、もうそろそろ切り上げて帰るかな・・・という思いが、家の冷蔵庫に買い溜めてあるクラフトビールと生ハムの光景と共に沸き起こって来ます。
いや、まだもう少し。せっかく走れているんだし、走ることに何の障害も制約もなく自由に時間を使うことができるという、ありがたい環境にいるんだから、もうちょっとがんばろう。そんな風に自分に言い聞かせながら、・・・
結局21kmを走破しました。
そう、ひとりハーフマラソンです。ゴールの頃には周りは真っ暗。
今回、2時間ちょっとくらい掛けて21Kmを走ったのですが、結果として(そして意外にも)走れた自分に驚くと共に、このままのペースで2月の後半くらいまでは距離を稼ぐ練習をして、一ヶ月先の篠山ABCマラソンまで調整できれば、大阪マラソンのリベンジとして少しはマシな走りが出来るんじゃないかな・・・と多少の感覚を感じることができました。
いやいや、とはいえマラソンは魔物。
本当に何が起こるか分かりませんので、限られた時間ですが出来る限りの調整をしたいと思います。