格式高い名門コースはいつの時代もゴルファーを魅了し、憧れの的となってきました。
マスターズが開催されるオーガスタナショナル、全英オープンで有名なセントアンドリュースオールドコース、そして、このペブルビーチゴルフリンクス。二年に一度アメリカ・ゴルフマガジン社から発表される2013年のランキングでは、オーガスタは3位、オールドコースは4位、そしてペブルビーチは7位にランクインしています。
そんな名門中の名門、ペブルビーチゴルフリンクスに、先週の土曜日、観光に行って来ました。サンノゼから車で1時間半、サンフランシスコからは2時間程度で行くことができます。ペブルビーチゴルフリンクスの開場は1919年、今まで5回の全米オープンが開催され、毎年2月にはAT&Tナショナルプロアマ(公式サイト)の舞台になってきました。
この辺り一帯はデルモンテ・フォレストと呼ばれる風光明媚な海岸線の地域で、ペブルビーチ以外にもゴルフコースが点在しています。ちなみに、オーガスタナショナルと違い、ペブルビーチゴルフリンクスでプレーすることは決して夢ではありません。一年先まで予約が一杯という話もありますが、コースに隣接するホテルに宿泊すればラウンドは可能です。ちなみに、プレーフィーは約500ドル、日本円で6万円。宿泊を考えれば10万円以上の出費を覚悟しなければなりませんし、1ラウンドの料金で考えればとても高く感じますが、この名門コースで一生に一度はプレー出来ると考えれば、判断としてはアリかもしれませんね。
さて、ペブルビーチゴルフリンクスへは、「17 miles drive」という有料道路(ゲーテッド・コミュニティ、10ドル)を通らなければなりませんが、このドライブが本当に風光明媚、そして、点在する別荘がとても豪華で雰囲気があるんです。まさにセレブリティ・コミュニティという上品な雰囲気が漂っています。サンノゼからは車で一時間半もあれば到着するくらい便利な場所ですし、時間があれば、JAZZフェスティバルで有名なモントレーや、美しいカーメルの町を訪れても良いかもしれません。とにかく、素晴らしい場所です。
さて、ここからは写真30枚でギャラリー風にレポートをしていきましょう。
コースの周りには別荘が点在しています。
映画に出て来そうな雰囲気です。
2月8日から開催されるAT&T NATIONALに向けて、メディアセンターやギャラリースタンドなどが設営されていました。みんな慌ただしそうに準備中。
ビジターは専用駐車場に駐車します。観光客は誰でも自由に観光することができ、いかにもカリフォルニアらしい自由で明るい雰囲気が漂っています。
ここがスタートの一番ホールティーグラウンド。隣接する建物が宿泊施設ですね。
有名なROLEXの時計。この時計でスタート時間をチェックします。
ここはスタート前の練習グリーンです。練習グリーンの周りをギフトショップがズラリと取り囲んでいます。このグリーンは、パットとボールさえ持参すれば誰でもパッティング練習をすることが可能で、実際にそうしている人たちもいました。
ギフトショップもお洒落で、スタッフの方々もとてもフレンドリーで親切です。本当に居心地がいいのです。
ショップの中には不動産屋もあります。17 Miles Driveの中に家を購入したい人はどうぞ。
写真右上の邸宅は、2200万ドル。えっとですね、日本円にして26億円。ちなみに一番安いものでも3億以上はしていました。既にソールドアウトになっている10数億円の物件もあり。こういう世界があるんですね。
ここが、THE LODGE (クラブハウス)の玄関。風格があります。
屋外には18番ホールに面したオープンテラスもあり、ビジターでも自由にランチを楽しむことができます。
偶然、韓国のパートナー企業のご一行に遭遇!ランチをご一緒させていただきました。このロケーションで飲むSierra・Nevadaの旨いこと!
こちらは大きなサイプレス(イトスギ)の木がシンボルとなっている最終18番ホールです。ペブルビーチは18ホール中9ホールが海に面したリンクスとなっていますが、この18番も例外ではありません。この日は波が荒く、プロゴルファー猿のOPに出て来そうな光景が広がっていました。
朝起きてカーテンを開けると目の前にコース。夢のような環境ですね。
いかがでしたでしょうか。
ゴルファーの憧れの地、ペブルビーチの雰囲気を少しでも味わっていただければ嬉しいです。僕もいつかラウンドを実現すべく、決意を新たにしました。