青空の下を移動しながら


ここシリコンバレーは車がないと、とても不便な地域ですので(アメリカはどこもそうかもしれませんが)、出張中はずっとレンタカーで移動することになります。今回レンタルしているのは、FordのFusion。同じサイズで借りた前回のVOLVOよりもよく走るし、快適です。

車社会だから、道路はよく整備されています。WifiとiPhoneとGoogle Mapsを使えば移動はとても便利。昨日まではEXPOだったのでずっと屋内にいましたが、今日は一日、打ち合わせをたくさん入れていますので、車で順番に訪問先に向かいます。

ちょうどランチ時間ですので、撮った写真を幾つかアップしておきましょう。今朝は曇っていたのですが、段々晴れて来ました。カリフォルニアの青い空が気持ちいいです。

マウンテンビューのGoogleCampusの近くから、Cupertinoへ。Appleの本社群がある場所です。近くに来ると必ず立ち寄る、気持ちの良いところ。

EVカーが多いシリコンバレー。teslaもたくさん走っています。
Appleの駐車場にも、EVの充電施設がばっちり整備されています。

それでは、次の打ち合わせ先に向かうとしましょう。
 
 

【Gallery】出張中の運動不足を解消する


長期出張の際には、必ずジョギングシューズとウエアを持っていくようにしています。というのも、10日間となると深刻な運動不足になりがちだからです。ランチやディナーは現地の皆様とミーティングを兼ねて行うことが多いのでたくさん飲んで食べてしまうし。笑

今朝は7時から1時間程度、ホテルから近い Sunnyvale Bayland’s Park を走ってきました。住宅街を抜け、リバーサイドトレイルを走り、ベイサイドの湿地帯の横を通ります。

空気が凛としていて公園も美しく、とても気持ち良かったです。途中、数名のジョガーとすれ違いました。どこに行ってもジョガーと会うのは嬉しいものです。

それでは、写真でお楽しみください。

聖地のピッチに降り立つ感動


今回の出張のミッションはたくさんありますが、その中でも大きな目的となっているのが、DesignCon2015のExhibitです。Quadceptの米国出展は初めてですので、とてもエキサイティングです。

今日は前日のセッティングの後に、Reception Partyがありました。しかも、会場となっているSanta Clara convention center の真ん前の、49er’sの本拠地、Levi’s stadiumです!すごいよね。スポンサーになっているのは、Agilent。社名を変えて、今は KEYSIGHT となっていますが、昨年11月にNYSEに上場したばかりでノリノリです。

聖地のピッチに降り立つ。感動ですよ・・・

今日も1時間刻みで打ち合わせ、そして、セッティング、ミーティング、最後にWelcome Reception。海外出張ならではの、密度の濃い時間を過ごしています。

さあ明日から、がんばるぞ!!!

4ヶ月ぶりのサンフランシスコ・ベイエリアは、やはり快適です。


9時間のフライトの後、サンフランシスコに到着したのは16時半でした。

久しぶりのベイエリアは曇り、摂氏15度とは思えないくらい暖かく、半袖の上にパーカーで十分な気候は、やはりこの土地がとても住みやすいところであるということを認識させられます。

空港到着後、すぐにレンタカーに乗ってホテルがあるシリコンバレーのサニーベールにやってきました。ホテルのロビーでは今夜のディナーMTGを約束していたIさんが待っていて下さり、その場で打ち合わせをした後に、何度か通っているお気に入りの「BLACK ANGUS STEAK HOUSE」へ。

肉をガッツリいただきながらの打ち合わせ、到着してからぶっ通しではありますが、とても有意義なものでした。

ビジネスって面白い。

夜間飛行


羽田空港国際線ターミナル。
今から深夜便で、9時間半かけてサンフランシスコを目指します。

「夜間飛行」

サン=テグジュペリのドキドキハラハラも良いですけれど、やはり、城達也のジェットストリームの方がしっくりきます。

次回の更新はシリコン・バレーから。

それでは、また。

いかなることがあってもこれだけはしておきたいこと


先に大きな出来事が待っていたとしても、身体を動かすこと、これだけはやめることができません。個人的な山場を超えた今日、天気の良さもあって走りに行くかトレランに行くかを悩んだ挙句、山行きを選択しました。

ランニングの良いところは、今日は◯◯km走るぞと決めれば帰ってくる時間を計算出来るところ。でも一方で、「冒険」が出来ないというところがデメリットです。ランニングの途中で寄り道をしたり、コンビニでおにぎりを買って海を見ながら食べたりということは、まず、しませんから。

一方、トレランの場合は、ランニングには比べると装備もガラッと代わります。山だからリュックも背負うし、寒くなったら困るから上着も入れるし、食料も常備します。冒険できる分、帰る時間の予測は出来ないからこそ、時間に余裕がある時の贅沢でもあります。

というわけで今日のロックガーデンから、横池。

ああ、気持ち良い!

やっぱり身体を動かすと、思う存分ご飯を食べても罪悪感もないし、山ほど酒を飲んでも気持ちいい。何かをする言い訳として、走り、山を登っているのかもしれません。

目の前に大きな仕事があったとしても、身体を動かさずにいれないのは、こういうところから来ているのでしょうね。

近頃のオアシスと、経験値の話


一仕事終えた後は、風呂蓋をテーブル代わりに半身浴しながら酒を飲むというのが最高ですよね。

今夜は10kmほど走った後にすぐ、ブラックニッカと炭酸水、グラスを用意して風呂蓋の上に置き、iPhoneから流れるJAZZをBGMにマッサージするというのをやっておりました。これぞ、週末の至福の時間です。そして最近の「心のオアシス」が、「村上さんのところ」という10年ぶりに村上春樹が読者からの質問に答えていくという交流サイトです。このやり取りが面白くて。なんだかとてもホッとするし、正されるような気します。毎日マメに更新されているので、電車での移動中、疲れた時など、清涼剤のように見てはクスクスと笑っています。


経験を積むことって何か良いことがあるのかな、と思う時がありました。特にITの業界では、コアな技術は別にするとデザインやプログラミングなど、一度現場を離れてしまうと自分の持つ技術なんてあっという間に古くなってしまうものです。

しかし、今朝、ああ、経験を積む良さってこういうことなのかなと思う出来事がありました。先月から米国の某取引先と2月初旬のアポ調整を行なっていたのですが、なかなか決まらず。あらかじめ決めていた期日も過ぎ、今回は見送りかなと、諦めてフライトを手配したのに、今朝メールを見ると「スケジュールが調整できた、訪問を歓迎する」と。笑

さあ、そこからがバタバタです。各方面連絡し、フライトを変更し、米国内便のフライトを乗り継ぎ検索して予約し(残席3というフライトもあり・・・死ぬかと思った)、レンタカーも手配し、WiFiも、あれもこれも・・・と、なんだかんだで、あっという間に手配を完了しました。

こういう時に、自然に「あれをして、これをして」と動けるのが、まさに経験値なんだと実感です。トラブル処理能力、火事場のクソ力的仕事って、やはり(出来れば避けたいけれど)経験がものを言うものだと思いますよね。まあ、ちょっと焦ったし、出張も長くなったけれど、うまくまとまったのでよかったです。

事実を逆さにしてみると、驚くほど楽になる


「魔女の宅急便」で出てくるような、海辺の町。丘の上に建つ家の出窓に腰掛けて遠く過ぎゆく船を長めながら、のんびり小説などを読み耽りたいと思う今日この頃です。(僕は元気です)

そう言えば、今日、とても良いことを思いつきました。

大きいことを小さく、小さくことを大きく言う方がストレスが軽減されるんです。例えば、「今日は眠る間もなくガッツリ仕事をしたなあ」を、「今日は、少し仕事をしてからタップリ寝たなあ」と思い込む方がどれほど良いでしょうか。

事実を全て逆にする。これ、思いつく限りでは、ほぼ全てのパターンに当てはめることが出来そうですよ。

「昨夜は飲み過ぎたから、しんどいな」(事実)

「昨夜は少ししか飲まなかったから、今日は元気だ!」(思い込み)

「最近ちっとも走れてないな」(事実)

「最近毎日走ってるから少しは休んでもいいかな!」(思い込み)

「食べ過ぎてしまった・・・」(事実)

「今日は腹八分目にできた!」(思い込み)

「しなきゃいけないことがたくさんあるのに眠い」(事実)

「目がギンギンだぜ、さあ、やること片付けるか!」(思い込み)

事実を全て逆にしてみましょう。
驚くほど、肩の荷が軽くなりますよ。まあ、あくまで思い込みなので、事実は変えることはできないんですけどね。そして、これってポジティブシンキングなのかネガティブなのか、良く分からなくなってくる点も特徴ですね。

「焦り」は人を動かす


今年のテーマである「常にONで常にOFF」が、早々に機能しなくなってしまっているようです。

いつもそういう訳ではないのですが、心身共に重たく、まるで錆びついた数十年前の車のエンジンを無理やり回転させて走っているような、そんな時があります。

仕事でお会いする方々の中には、それはまあ、素晴らしく成功されている方も少なくなく、自分があのレベルに到達するには今何をしなければならないのか、何をどうすればあのようになれるのかをよく考えます。そして、そういう方々に共通するのは、とにかくパワフルであるということ!僕よりずっと年上なのに、人生を、遊びも仕事も全て精力的に楽しんでおられるんですよね。40歳手前の僕が「重たい」などと言っていると、そりゃ成功しませんわ(笑)

人は生まれながらに平等に「一日24時間」が与えられている訳ですから、単純に考えると、その「時間の使い方」によって差が生まれるのだと思います。しかし無情にも今の年齢を考えると、既に大きな差がついてしまっている事は事実で、この先、無限に時間が残されている訳でもなく、意外に元気で働ける時間は短く、残り時間を考えると今がんばらなければ!と奮い立たされます。

そう「焦り」。

焦りは人を動かしますね。これから無気力症候群に陥りかけた時は「焦る」。そうすることで、お金も掛けずに身体が動くようになりそうです。

順光と逆光の対比


疲れた身体に珈琲が染みわたるこの時間のカフェ。

仕事帰りの人々が思い思いに時を過ごすエキナカで、ランフォトをレビューしてみたいと思います。いや、ランフォトというのは走っている姿を撮影したものだから、厳密には走っている最中に撮った空と雲の写真です。

日没前の時間は、三谷幸喜の「ザ・マジックアワー」でも有名な、一日の内で一番美しい時間ということですが、それもあながち間違いではないかもしれません。昨日もその時間に走りたくて、17時から18時半までの1時間半、16kmのジョギングに出掛けました。天気の良い日のこの時間は、素晴らしい夕焼けに出会うことが出来ます。

上の写真は順光の写真、下の写真は太陽に向かって撮影した逆光の写真、どちらもほぼ同時刻にiPhoneで撮影した写真です。

順光か逆光かで、こんなにも違うんですね。ちょうど二年前の記事「逆光至上主義的写真 (2013年2月24日)」でもエントリーしましたが、僕は完全に、「逆光至上主義」です。

ロードを走る時はだいたい同じところが多いのですが、空と海を見ていると飽きないのが不思議です。下の写真は本当に走りながら撮影したのでブレてますね。

この時間はもう真っ暗でしたが、iPhoneで撮影するとあら不思議。海沿いのマンションの光と「マジックアワー」ギリギリの空とのコントラストが、良い感じでハッキリクッキリと出ています。

その中でのベストショットはこちら。

雲の模様がとても気に入っています。

空だけでなく、他の事象も正対せずに真反対から見てみると意外と素敵だったりするかもしれませんね。

それでは今日はこの辺で。
一日、お疲れ様でした。