「ながら作業」が、とても贅沢なことである理由について


個人的に今日、一つの大きな山を超えました。予定よりも一日前倒しが出来たので、これで明日は久しぶりに「何も考えず、何にも追われず」に過ごすことができそうです。こんな週末は本当に久しぶり。仕事でも何でもそうですが、山を登っている最中は、締め切りや納期などが常にプレッシャーになり、気持ちと体力の両面で全く余裕がなくなってしまいます。これ、本当に無意識の内にジンワリとダメージを与えるんです。

そんな訳で、ぎゅうぎゅうに詰まってくると、週末でも自宅でビールなんて飲む気にもなれず、せいぜい寝酒にウイスキーを一杯程度、ビール片手に何かを行うなんて、そんな贅沢なこと出来ない訳ですね。それが、今夜のように久しぶりに落ち着いた夜であれば、缶ビール片手に、散らかったデスク回りの掃除をしたり、積み上がった書類や文献を片付けたり、鼻歌まじりにトイレ掃除や台所掃除をしたりして、そりゃもう「ながら作業」を満喫してしまう訳です。「酒飲みながら作業」の贅沢さよ・・・ああ、もう、夢のよう。


そしてもう一つ。
山を超えるまでお預けだった本に手を伸ばすこともできちゃいます。
はい、とって置きのこちら。

サントリー山崎蒸溜所 所属の世界一のブレンダー、輿水精一さんのウイスキーは日本の酒である (新潮新書)

しかも、僕のは輿水さんのサイン入りという代物。
いいでしょう。

ミーハーとは分かっていながらも、今まで手を付けずに我慢しておいたのですから、ここは自慢させてくださいね。という訳で、今日は片付けも終わったことですし、ゆっくりウイスキーでも飲みながら本を読み、夜の時間を楽しみたいと思います。

ああ、至福。