I must be a bookworm.


職場のデスクにも自宅のデスクにも、溜まりに溜まった本の山。
仕事関連本、自身の学び関連本。どれもそこそこのボリュームがあるものばかり。移動中に読むためにカバンに入れている本はA5サイズ300ページ以上の教科書のようなモノだし、今日のセミナーでもらった日経BPリーダーズの本(これは比較的サクッといける)とPLMの専門書もそこそこのページ数。うーん、なかなか追い着かない。

基本的に、一日で読書(あるいは勉強)できる時間というのは限られています。目一杯、時間が取れたとして、通勤の往復30分、ランチの時間30分、帰宅後23時〜2時までの3時間。一日合計4時間程度。内容の軽いものであれば4時間あれば一冊や二冊十分読めるのだけど、線を引いたり、引用箇所をメモしたりコピーしたり、前のページの図を振り返って参照したり・・・となると、下手すると1ページ10分くらいかかるものもあります。

もちろん、速読をすれば冊数は稼げますが、速読で済むものと済まないものとがありますよね。何に重きを置いているかにも寄りますが、僕の場合、小説や自己啓発系は速読でOK。こういう種類の読み物であれば一日に数冊読めてしまいます。しかし、今、手元にあるのは全て速読の不可のヘビー級ばかり。プレッシャーです。笑


しかし、いかにも読書は楽しいものですね。
かのミヒャエル・エンデもこのように語っています。

「同じ本を二人の人間が読むとすると、そこで読まれるものは、決して同じではありません。それぞれが、本のなかに自分を連れ込むからです。自分の連想、自分の思考、自分の経験、自分の感受性、それらすべてを投入して読む。だから本はいつも、ある意味では読者を映す鏡です。」
〜『エンデと語る』〜

物語や小説でなくても、本は読者を映す鏡になり得ます。
例えば、ある分野の専門書について言えば(仮に経済学書にしましょう)、書かれている内容を自身があらかじめ持っていた知識や、スーパーでの買い物のシーン、ビジネスシーンでの実体験などと、無意識のうちに照らし合わせながら読む(あるいは学ぶ)ので、目から脳に入る情報は「自分のフィルターを通して咀嚼し、消化したもの(学んだもの)」とすることができます。同じ本を読んでいても「ストライクゾーン」が人によって違うのはそういうことですよね。

同じように、読書や学びを「楽しい」と思うか「義務」と思うか、意識の違いで大きく取り組みも変わります。幸い、僕は今のところbookworm(本の虫)のようなので、本当に楽しむことができています(タイトルのmust beはちょっと違いましたね)。この気持ちをなんとか維持継続して行きたいものです。

さて、そろそろ寝る時間。
気づけば10月も最終日ですね。

それでは、皆様また明日もがんばりましょう。
Be a bookworm!