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今日もポカポカ陽気ですね。早起きして小学生の娘を送り、駅では知り合いに3人も会って否応なしに目が覚め、春の陽気を感じながら気持ち良く早朝出勤しています。おはようございます。
夜中にビッグニュースが飛び込んできました。
既にFacebookやTwitterのタイムラインはこのニュース、「Facebook、Instagramを10億ドルで買収」でもちきりです。少し前に評価額5億ドル(社員10名前後の会社でこれもあり得ないが・・・)ということで度肝を抜かれてしまっていたのですが、それから間もない今日、FacebookがInstagramを評価額の倍の価格で買収するということで更に驚きました。真夜中に目がパッチリ覚めてしまいましたよ。
元々、Instagramの成長速度は他のスタートアップに比べても目を見張るものがあります。アプリの初版リリースは2010年10月。つまり、わずか17ヶ月前。iPhoneアプリのみの販売であっという間に3000万ユーザーを獲得し、最近リリースしたAndroid版でもあっという間に3000万ユーザーを獲得。現在、世界中で約6000万ユーザーがいると推測されています。Instagramは僕もiPhoneで利用していますが、確かに「味のある写真」を撮って、ソーシャルとすぐに連携することができるので使いやすいアプリです。しかし、正直(10億ドルの価値がつく程)そこまでイノベーティブな製品だとは思っていません。確かに使いやすさ、写真好きの心をくすぐる17種類のフィルターの数々、ソーシャルとのシームレスな連携などは魅力ですが、写真の加工技術については既存技術を上手に組み合わせただけのアプリであるような気がします(もっとすごい技術が搭載されているのかもしれませんが)。では、なぜ彼らはここまで自分達の会社のバリューを上げることができたのでしょうか。
やはり、特筆すべきは「独自の世界観と使いやすいUIを提供することによって熱狂的なファンを作り、彼らと上手にエンゲージメントした」ことなのだろうと思います。あと、間違いなくタイミングが良かった(笑)それ以外に彼らの成功を説明する要素は・・・僕の薄っぺらい調査だけでは見当たりません。
いずれにしても、ファウンダーや10名程度の写真、そして投資家にとっては最高の形でエグジットできたのではないか、と思います。本当に素晴らしい。おめでとうございました。そして最後に忘れてならないのは、「ザッカーバーグってお金持ちやなー」ということですね。
僕はアナリストではないので、ちゃんとした分析は下記の記事からどうぞ。笑
これから続々と分析記事が出てくるでしょうから、楽しみにしたいと思います。