夜明けの月


連休明け一気に仕事の波にもまれ、休みボケを発症する暇もないまま通常の生活に戻っております。スロースタートするよりも「せーの」という感じで一気にスタートを切るくらいの方が身体も慣れて良いですね。


さて、連休最終日の明け方に八ヶ岳ベースを後にし、関西に向かって車を走らせたのですが、夜明けの月がまだ消えないうちに中央道から見える木曽駒ケ岳とのコラボレーションがとても素敵だったので、思わずパシャッとしてしまいました。

木曽駒ケ岳の残雪も朝日を浴びてきれいです。


告知です。
明日から開催される朝日放送主催のABCハッカソンにQuadceptが協賛しています。

このハッカソンでどんなプロダクトが生まれるのでしょうか。僕も明日夜から(ゴルフコンペの後ですが・・・)朝日放送入りします。いやー、楽しみです。

天気が良いだけじゃなく、風が強いという点がポイント


今日は溜まった仕事を片付けるべく、朝からカフェ籠り。

天気が良く、コーヒーが美味しいというだけで、仕事が捗ります。夕方になると風も強くなって来ました。晴天に加え、風が強く吹いていることが、僕の快適度指数を最高値に持っていく条件です。ありがたい日でした。


バレエの発表会前の子供たちが、Youtubeで「宝石の踊り」や「くるみ割り人形」を見ながら練習しているのを見ると、ああ、自分に出来ないことをしていてすごいなと思います。

勉強に習い事。ホント、今ドキの子達は大人顔負けに忙しいですね。大人の僕も比較的忙しい方だと思うけど、それでも少し感心してしまいます。それでも、やらされている感じではなく、どれもこれも楽しんでやっているところを見ると、少し安心します。

人間って、好きなことは言われなくても進んでするものですよね。だからこそ、しなくちゃいけないことでも「好きになる」ことができれば、本当に楽しい人生を送ることができると思います。どんなことでも好きになれば(しなくて良いものを無理やり好きになる必要はないと思うけれど)、少しはストレスから解放されるような気がします。

とても小さな缶


家での普段飲みは、角瓶かブラックニッカ。ブラックニッカはノングレーンのすっきりした味なので家飲み用として気に入っています。ここ最近、各社ウイスキーのプロモーションをがんばっていますが、先日スーパーでブラックニッカを購入すると、こんなかわいいウィルキンソン160ml缶がノベルティとして付いてきました。

決して僕の手が大きい訳ではありません(まあ大きいですが)。

さすがアサヒグループ。そりゃサントリーソーダではなく、ウィルキンソンになりますね。こういうバーターは良いですね。個人的にはレモン風味の炭酸水で割るのが好きなので、ウィルキンソンレモンであればもっと良かったのですが。


気づけば4月ももう終わり。明日から5月です。
既にGWに入っている方も多いと思いますが、個人的には明日までが仕事。今もこうしてメールチェックをしなければならない状態ですが、なんとか納めて休めるように走りきりたいと思います。それでは、また明日。

地球を覆うってどんなだ


体調急降下の夜。

食欲もないのでご飯も食べず、PC開いて仕事を続けながら Radio Tunes で Mellow Jazz チャンネルを聴いているとなんだか気分が良くなって来ました。こんな時に思い出すのは夜間飛行。

この写真は先日サンディエゴからの夕方便でサンフランシスコに帰って来た時の機上からの夜景です。

空からの視点で思い出したのがこの記事。

全地球を小型衛星で覆ってインターネット僻地を皆無にするPlanet LabsがシリーズCで$118Mの巨額を調達(TechCrunch)

人工衛星で全地球を覆うってどんなだ。しかもシリーズCで巨額調達してるし。調達の規模感は日本のそれとは全然違うので大きいのか小さいのか、イマイチピンと来ませんが。それにしても発想が壮大です。

Facebookも成層圏に1000機の無人機を飛ばしてインターネット僻地をなくす「Aquila」プロジェクトをやっているし、ネットインフラの時代はもはや空中戦ですね。残りの50億人にインターネットを供給する。国家プロジェクトじゃなくて民間がやるのだからアメリカはスケールが大きいです。

フィードバックの重要性


米国からの客人を迎えてビジネスディナーの夜。
世界は広いし、この業界も面白い。世界には成功者がたくさんおられますね。話を聞くだけでも楽しいし、すごいなあと思う。でも、ただ酒のアテとして面白いばかりではもったいないのです。それを糧として、どれだけフィード・バックできるかですよね。それでも、成功者の方々から気に掛けていただけるのはとてもありがたいことですし、自信にも繋がります。

色々と乗り越えなくちゃならないハードルも多いけれど、それもまた人生ですね、うん。

疲れが吹き飛ぶ瞬間


怒涛の一週間があっという間に過ぎて行きました。たまにバーに行ったりして息抜きしながら、なんとか一週間を乗り切ったという感じの金曜日の夜です。

少し疲れた溜まってきた木曜日にマスターズ2015が開幕しました。TBSのマスターズチャンネルではその日のハイライトを放映してくれていて、仕事の息抜きには最高です。特に前日のパースリーコンテストでは、75歳のジャック・ニクラウスと79歳のゲーリー・プレーヤー、そしてベン・クレンショーが一緒に回っていたり、ティーグラウンドのど真ん中を陣取るようにアーノルド・パーマーが座っていたり、ニック・ファルドが出ていたりと、そこにいるだけでテンションが上がるような往年の名ゴルファーが年齢を感じさせないショットを繰り出すのですから、たまりません。

特にジャック・ニクラウスのホールインワン!
ランチしながら見ていて、全身鳥肌が立ちました。アドレナリン全開。見ているこっちもガッツポーズ。こういうシーンを見れるというだけで幸せです。疲れが吹き飛ぶ!

TBSでは、他にもコース紹介動画を流しているのですが、各コースのスーパープレイ集というのをやっていて、懐かしの名場面がたくさん出て来ます。こちらもオススメ、何度見ても飽きません。

この週末、予定も仕事も盛りだくさんですが、日曜日のハーフマラソンへ適度に休息しながらピークを持って行きたいと思います。それでは皆さんも良い週末を。

本質思考


日々色んなシーンで疑問や違和感に直面することがありますが、その時点で既に「ダメ」なんだろうなと思うことが頻繁にあります。

なぜなら、ゴールが不明確で、やるべきことにフォーカスできておらず、していることが腹落ちしていないから違和感を感じるのであって、脇目もふらずに前だけを見て進むことが出来ていればそんな事を感じなくて済むからです。

またもっと悪いことに、そのようなモヤモヤがどこから来るのか、もしかするとそれを感じている自分がおかしいのではないか、間違っているのではないか・・・と考え直し、角度を変えて物事を見てみたりするけれど、やっぱり元の疑問や違和感に戻ってくるので、答えは同じ。なら最初からそれを解決するような行動に踏み切れば良いだけのこと。考えなおしたり、だましだまし結論先延ばしにするのって時間の無駄ですよね。

この記事の中で(元テスラのマネジャー上田北斗氏が、イーロン・マスクに学んだ「First principles thinking」とは【特集:New Order】)、teslaという会社は

“会社や組織の存在理由は何で、目標にたどり着くためのロードマップはどうなっていて、現時点でやらなければならないことは何か。この3セットがとても明確なので、皆、疑問を持つことなく前に進むんです。”

とあり、ああ、めちゃくちゃ良いなと感じました。強力なリーダーシップと企業文化だから、世界を変える真の意味でInnovativeなプロダクトが生み出せるんだな、と納得。「疑問を持つことなく前に進む」ってすごいことですよね。遠回りがないんですから。魔法のような会社ですね。

もう一つ学んだことは「First principles thinking」(物事の本質をゼロから考える)ということ。これは技術でもなんでもそうですけれど、本質を見極めた時に答えが出ることが良くあります。やっぱりそうだよな、本質思考。

迷ったり困ったりする前に、本質思考で行き先を明確に「見えないものを見ているかのように」見据えて進みたいものです。

時間と成果と報酬は必ずしもイコールではない


久しぶりに腹落ちする記事に出会ったのでご紹介。

「グーグルはなぜ新入社員に1800万円の給料を払うのか?」(BLOGOS)

記事のタイトルはいかにも今風な感じだけれど、書いている内容は納得。僕も産業構造の変化やアメリカで目にすることから、常日頃、頭の中でグルグルと考えている「なんだか違うよな、なんだろうなこの違和感」というようなことがスッキリ整理されている感じ。

もちろん記事全ての内容に同意という訳ではないけれど、「労働時間=成果=報酬」という高度経済成長期を支えた製造業に代表される仕組みでは、現代の知的労働やクリエイティブ活動は支えることが出来なくなって来ているということは事実だし、そこに違和感を感じる人間は、自分で起業するか日本に受け皿がなければ世界に目を向けるしかない。

この記事にあるように、一部の優秀層は「労働時間=成果=報酬」という旧態依然とした日本型の評価報酬制度を続ける企業ではなく、グローバルなリーディングカンパニーに吸収されていくので、良く言われるように日本からAppleやGoogleや出ないのもこれが原因かという感じ。

例えばある製品を一日に何台作らなければならない仕事であれば、ラインが「稼働している時間=成果」だし、サービス業であれば「営業時間=成果」でしょう。そうであるなら労働時間=給与になります。でもそういう仕事でなければ、そもそも労働時間と報酬が比例するのはおかしいんですね。

だんだんとそういう違和感が社会全体に生まれつつあるような気がします。日本も過渡期ですね。これから5年、10年後には働き方も変化しているかもしれない。逆に変化しなければ、社外、国外にどんどん優秀な人材が流出して差は開く一方という形になっていくでしょうね。弱肉強食は世の常だけれど、なんだか怖いなあ。搾取する側と搾取される側。少数の仕組みを作る側と圧倒的大多数の仕組みを利用する側。もちろん「それならそれでやってやるーおりゃー!」という情熱と気合いはとても素敵だし、弱肉強食は世の常だけど、僕は素直に・・・なんだか怖い。何も気にせず、ハリイカのお造り食べてたい。(笑)

少しの+αが嬉しかったりする


少しバックデートします。

先週の金曜日の夜、近所にある馴染みのBARで〆の一杯をと思いドアを開けるとお客さんが一人もいませんでした。それもそのはず。時間は閉店間際の午前2時前。

女性マスターのYさんに「一杯だけ大丈夫ですか?」と聞くと、ええ、もちろんと、カウンターに座らせていただきました。先週、角瓶の復刻版を飲まなかったことを少し後悔していたのでリベンジしたかったのです。

瓶の底に溜まる最後の一杯を、サービスしますね、とすべてグラスに注ぎ入れてくださいました。たまに瓶が空くタイミングに居合わせることがありますが、小さな幸せを感じます。

味は聞いていたほど雑さはなく、角の深い味わいを感じることができて美味しく飲むことができました。落ち着いた時間の中、静かに飲む復刻版の角。更けていく時間の過ごし方としては最高の時間でした。


月末の月曜日。今週もスタートしました。

朝の会議に始まり、ジェットコースターに乗った気分で時間に追われつつ仕事を進めていると夜に頭痛が。最近ほんと疲れやすい。山を歩いたり、走ったり、図書館に行ったりしている時は疲れないのに。

仕事が嫌い?

いや、そうではない、むしろ仕事は好き。ではなぜ・・・と自問自答していると、一つ分かったことがあります。

何かに追われるのが嫌い
縛られるのが嫌い
好きなことを能動的にしていたい

なーんだ、ただのワガママでした。

いやはや、生まれながらの自由人やなあ、という訳で、今日も一日お疲れ様でした。

真面目に働く人が報われるという健全性


早稲田ファイナンス総研の野口さんの記事に至極納得。
バブル崩壊25年:アベノミクスに迫る危機 教訓忘れた日本人(毎日新聞)

僕はバブルを経験している世代ではないので、経験者の話を聞いて「すごいなー」と思うくらいのものですが、今の19,000円台の日経平均は確かに「なんで?」と思うくらいの水準です。バブルのようなイメージは確かにありますよね。企業は儲かっているかもしれないけれど、その恩恵が国民に届いているとは到底思えないし、一生懸命働いても豊かさを実感できるどころか、増税の影響でなんだかしんどいなあと思っている人が大半ではないでしょうか。

経済力=企業価値という風に考えるのであれば、革新的な製品やサービスが次々と生まれる米国に比べ、日本からはそういった企業が生まれていないのにも関わらずです。量的緩和による円安に支えられている株価であれば、それこそ「虚像」です(そういえば、上場後いきなり下方修正して上場ゴールと大批判されてる連日ストップ安のgumiを思い浮かべてしまいますが・・・笑)。

それでも、この流れと「金が金を生む」という資本形成の真髄に乗っかって富を倍増させている人がいるのもまた事実で、なんだかどうなんだろうと思ってしまいますよね。「健全」をどう定義するかは別にして、やっぱり一生懸命働く人々が報われるような世の中が健全だと思ってしまいます。

今日はそんな金曜日。
まだもう少し仕事です。

こちらは先日、打ち合わせに向かう車窓から見た須磨の海。淡路島もくっきりで、やっぱり西に向かう時はこの景色を見るのが楽しみです。