Makers系ものづくりイベントのシーズンがやってきた


11月〜12月に掛けて、Mekers系ものづくりイベントが続きます。

まず第一弾は、「Maker Faire Tokyo」。11月23日〜24日まで開催です。

Quadcept も、昨年に引続きシルバースポンサーとして参画させていただいています。もちろん、当日はブースも出展していますので、是非遊びに来てくださいね。

なお、昨年までは、お台場での日本科学未来館での開催だったのが、規模を拡張して今年はビッグサイトで開催です。いや〜どこまで盛り上がって行くのでしょうか。楽しみ!


そして第二弾は、「GUGEN 2014」。

こちらもスポンサーさせていただいていますが、年々作品のレベルも上がり、今年は大手企業も協賛としてズラリと名を連ねています。

ちなみに、GUGENとは下記のようなイベント(括弧内、公式サイトから引用)。4月から各地で開催されてきた、アイデアソン✕ハッカソンの集大成が12月13、14日に展示会+表彰式という形で実施されます。

「GUGENは、2013年に「未来のふつう」となるデバイスやアイデアを評価し、具現化をサポートするコンテストとしてスタートしました。GUGEN2014では、コンテストのみならず、みんなのためのものづくりを行うすべての人たちに向けて、課題解決のアイデアを考える場を作り、アイデアのブラッシュアップやプロトタイプづくりを応援する様々な取り組みを行ってまいります。」

こちらも優秀な作品がずらりと並んでいます。
もちろん、今年も「Quadcept賞」を用意していますので、Makersの皆様は是非応募してくださいね!

と、この記事を書きながら、「もう年末か〜」と思ってしまいました。
いや〜、一年あっという間です。

個人メディアの時代に最終的に残るものはなんだろう


東京、首相官邸前のホテルからの更新。

あ、写真は新宿。


面白い記事に出会った。

「世界は、ミレニアル世代の「自己顕示欲」が社会を揺るがす時代に突入している」(Wired)

記事を承前として話を進める。
社会学的アプローチをしなくても、(少々世代は離れているが)SNSとデバイスを使いこなしているこの世代の一人として、この分析はとても共感できる点である。

仮にSNSのタイムライン上でセルフィーしなくても、ブログのような個人メディアで言いたいことを発信し、それをRSSでSNSのタイムラインに投稿するような間接的な使い方でも、効果は同じだと考える。

確かにSNS上でのセルフィーやタイムライン投稿は「自己顕示欲」であるかもしれないが、人によってその理由は様々であろう。単純な自己顕示かもしれないし、ブランディングという名のストラテジーかもしれない。ちなみに僕の場合、ブログを2005年から続けている理由として、大きく二つを挙げることができる。それは、

1,何かをインプットしてアウトプットすることを習慣付けるためのツール
2,ライフログ

である。そもそも、書くということに関しては素人だし、人様に何かを伝えたいと思うほど立派な考えを持っている訳でもない。ブログを書いていて仕事が増える訳でもなければ、取材されるようなこともない(厳密に言うと、仕事で取材は受けたことはある)。でも、結局のところ、(対外的というよりは)自分のためであるということが一番大きいポイントだ。

そういう意味では、先の記事に出ている「ミレニアル」な人々とはちょっと違うかもしれない。自己顕示ではないような気がする。しかし、これからの世界を「労働力としても消費者としても」ミレニアル世代が席巻していくのは紛れもない事実として受け入れなければならない。

それが今後のスタンダードになるのであれば、それを受け入れつつ、どういうアプローチが出来るかという点が色々とポイントになるのは明白だと思う。僕は少なくとも、数年前からそう考えているし、メーカーやサービスプロバイダーの一方的な押し付けは通用しないし、基本的に効果がないことも知っている。共感マーケティングというのは、あまりに稚拙なワードだけれども、でも、そこを考えなければこの先、供給側が生きていくことができないのも明白だとも思う。

難しい時代だけど、結局は、コンペティターを凌駕する製品とサービスを作ったものが勝つという普遍的真理は今も生き続けるのではないだろうか。

71歳の御大に学ぶ「したいことがありすぎて」ワクワクして夜もなかなか寝付けないような生活


ライフストーリーが好きだ。

自己啓発書やビジネスのノウハウ本を読むのなら、人のライフストーリーを読む方が余程楽しい。そういった意味では、AppleやGoogleなど成功企業を外から取材してまとめられたような本も大好きである。

さて、最近読んだ記事で面白かったのがこれ。

『ビデオゲームの父』が語るゲームと学習の今後、ATARI、BrainRush創業者Nolan Bushnellへのインタビュー (TECH WATCH)

僕は「アタリ」という社名にノスタルジーを覚えるような世代でもなく(僕達はファミコン世代だ)、アタリと聞いて思うのは、スティーブ・ジョブズが40番目の社員として入社したこと、新人のクセに尊大な言葉をまき散らしながら裸足で風呂にも入らず社内をほっつき歩いていたこと、この会社で与えられた仕事をウォズにやらせて報酬をピンハネしたことなどのエピソードでアタリを知っているだけである。

しかし実際に、このインタビュー記事の中で創業者のノーラン・ブッシュネルが語る言葉を読んでいると引きこまれてしまった。ゲーム業界の生けるレジェンドであるノーランを語るのにこの記事はあまりに短すぎるし、もっともっと色んなことを聞きたい、知りたいという欲求が沸き起こる。

特に印象的だったのは、御年71歳、ビデオゲームの父と呼ばれる彼のこの言葉だ。

<記事引用>

『僕は死ぬまでにあと12個のビジネスをつくりあげると決めている。今までに22のビジネスに携わり築き上げてきた。4つのビジネスに失敗し利益のでないビジネスも他にいくつかあった。それでもキャリアからのリタイアは僕にとって死ぬのも同然なんだ。まだまだやりたいことがありすぎる。将来何十年先にくるであろう未来をもっとはやく実現したいし、常に未来を生きていたいからね。』(TECH WATCH)

彼の年齢の半分程度、現在38歳の僕は同じような気持ちで日々を過ごしているだろうか。やりたいことが多過ぎて、毎日ワクワクして夜もなかなか寝付けないような生活をしているだろうか・・・ 楽しいこと、ワクワクすることも多いけれど、実際はそうでないことの方が多い。この状態は、まさに「猛省」の一言に尽きる。なぜなら、どうせ元気で生きていて、一日10時間仕事をしているのなら、常にそうでいたいではないか。

シリコンバレーに出張することはあっても、現地で住んだことも、勤めたこともない僕にとって、ノーランが育ったその風土がどんなものなのかは分からない。ただ、失敗しても何度でもチャレンジできるという文化がDNAレベルで根付いているというようなことが、梅田望夫さんの「シリコンバレー精神」に書いてあったような気がする(うろ覚え)。

もしそういう文化なのであれば、日本のような終身雇用とは対局に、やりたいことをやって、失敗しても何度でもチャレンジするという生き方がごく自然に出来るのだと思う。成功しようが、成功しまいが、こんなに楽しい人生はないだろう。


冒頭に触れたので、この機会に、幾つかお薦めの本を紹介しておく。
どれも業界の人なら知っている、スーパーメジャー級に有名な本ではあるけれど、良いものは良い。

1,社員をサーフィンに行かせよう

昨日書いた記事ともリンクするが、環境企業として名高いアウトドアブランドの「パタゴニア」創業者の経営哲学。普通の企業が絶対にしないような、自分達の商品なのに「この製品は買わないで」というようなキャンペーンや、平日の勤務時間でもいつでも社員はサーフィンに行っても良いというルールなどを実施し、成功している。人生観が変わる(読み過ぎると、現実との差異に悩むので要注意)経済書。

2,icon スティーブ・ジョブズ 偶像復活

先のアタリでのエピソードも、僕はこの本を通して知った。544ページという分厚い本だけれど、何度も読み返したくらいの名作だと思う。ちょっと気分が落ちた時などに読むと、また元気になったりする(多分、僕だけ)。

3,グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ

Googleのインサイドに迫る本。これもとっても面白い(世界を本気で変えようとしている戦略は時に怖い)。こちらも632ページを超える大作だけど、全く飽きないでジェットコースターのように読める。サーゲイとラリーは二人共「したいことを徹底的にさせる」モンテッソーリ教育を受けた点にも注目されているけれど、実は僕もモンテッソーリ教育で有名なマリア幼稚園の出身だ(笑)。同じ教育を受けているはずなのに、なぜこうも違うのか、なんて思ってみたりして(笑)

このような光景が見られるのも今だけ?


打ち合わせに行く途中に、良く通り過ぎるグランフロントのウェストサイド。

この光景が大阪駅の北側すぐっていうところが、いつ来ても信じられない。近年、没落傾向が指摘される大阪だけれど、少なくともGRP(域内総生産)では、ロンドン、パリに継ぐ世界第7位の地域。その玄関口である大阪駅から徒歩5分の場所です。

もちろん、これだけ「郊外感」が出ているのには理由がある。
まず南北を貫くグランフロントは全て連絡通路で繋がっていて、ビル内で移動が出来ること、西側も北側も現在再開発地域で何もないこと、北の中津方面からの往来くらいしか人や自転車がないことを挙げることができます。

まあ、ある意味で、この光景は再開発中の今くらいしか見ることができない光景なのかも。何かが出来れば人の流れもすぐに変わりますからね。でも、なんだかとても不思議な光景です。

ちなみに、大阪駅北側はこんな感じ。

夏になると水場で家族連れが遊んでいます。これが都心のど真ん中。来る度に微笑ましく思える。ある意味、街づくりとしては成功かもです。

グランフロントについては以下の記事も書いています。

「Shrink or keep原理主義者」でも美しいと思える街 (2014/7/31)

無駄を創る〜 Wired主催 グランフロント大阪のソーシャルモビリティイベントに行って来た (2013/10/29)


テスラ、スペースX、ソーラーシティの三企業を率いるイーロン・マスク。自動車、ロケット、エネルギーというこれまで大企業のみに許されてきた分野をベンチャー精神で揺るがす。

重厚長大な産業界にInnovationを起こす彼の脳内が見える記事。

これだけ多忙な人が、これだけのアウトプットを出来る背景には何があるのか、一日の時間を何に割き、何を考えているのか。

是非、ご一読を。

世界に役立たないなら、会社の存在意義はない
EVとロケットの革命児、イーロン・マスク氏が語る野望

自らのアイデンティティをモザイクで表現することに、Give me a reason


オタクという言葉に定義がないのをご存知でしたか?
自分はオタクと自覚している人、大きな間違いです。

だって、そう思っている皆様はオタクだからです。自己を胸を張って肯定することにしましょう。

ここからは是非ともwikipediaを参照いただきたいのですが、何かに対してこだわりや強い興味がある人はオタクらしいです。そういう僕も、完全に、いや、完全無欠、真性のオタクです。テクニカルなこと、概念的なこと、空港、音楽、飛行機、デバイス・・・数え出したらキリがない程、いろんなことに対して深堀り(実は浅堀りである)していると思っています。

ライフワークとして、ありとあらゆるもの(時にキワモノ)に対する造詣を深めていくことをテーマにしていることに加え、更にタチの悪いことに、10年近くもブログをやっているものだから、どうしてもその深めた何かを小出しに披露してしまうこともある。これぞ、オタクの押し付けです。そして、オタクはあくまで自己満足の世界であり、横の繋がりを求めない極めてネクラで孤独な人種でもあります。そこに悲哀と、何とも言えないノスタルジーを感じずにはいれません。


他の人から見た時の自分の印象は、自分で知っている自分像と大きく乖離していることがあります。ある人がおっしゃっていた事によると、僕は、とても真面目、かつ山の手育ちのボンボンのように見えているようですが、それは大きな間違いです。

そして、その間違いを示すべく、モザイクを入れた画像をFacebookに投稿することによって、その違いを示唆するようにしています。つまり、モザイクは自己アピールの手段の一つであり、アイデンティティなんですね。ってどんなアイデンティティなんですか。


今夜はその理由を知りたくて、「Mondo Grosso – Give Me A Reason」をローテーションしています。

Mondo Grosso – Give Me A Reason

設立15年で時価総額25兆円(Googleは設立16年で約40兆円)


アリババのNYSE上場のトピックで持ちきりだった今日。

アリババ時価総額、フェイスブックやトヨタ超え(日経新聞)

アリババの時価総額は25兆円となり、日本一のトヨタの時価総額を一瞬で上回りました。長い歴史で培われた高い技術力と、世界的に有名な「カイゼン」という言葉に代表される徹底したコスト管理で質の高いクルマを生産し続ける「ものづくりの雄」を、ネット通販の企業が時価総額で上回るのですから。ちなみに、トヨタ自動車よりも時価総額が高いネット関連企業は、他に、Oracle、Facebook、Googleがあります。Googleは、Apple(約61兆円)、エクソンモービル(約42兆円)に続き、3位(約39兆円)です。Googleの設立は1998年ですから、設立16年。それで時価総額世界3位なのですから、インターネットのポテンシャルは計り知れません。ちなみにアリババは2014年4月~6月で約2080億円の純利益を叩きだしているので(中国アリババ、4~6月の純利益2.8倍:朝日デジタル)、このままのペースで行くと年間で一兆円の利益も見えてくる訳です。そりゃ株価上がるわ。

アリババ設立は、1999年3月。わずか15年でここまで成長するのは、一大マーケットである中国市場を席巻したビジネスモデルと、設立初期に出会った孫正義との関係も多いにあるように思います。孫さんはアリババ設立当初に、ジャック・マーに20億円を出資しましたが、それがなんと8兆円に化けてしまいました。ソフトバンクはこれで4~9月期の連結決算に約5000億円の持ち分変動利益を計上することになります。ちょうど、Googleを設立する前のラリーとセルゲイが、スタンフォードの先輩だったサン・マイクロシステムズのファウンダーだったアンディ・ベクトルシャイムから初対面なのにいきなり出資を受けたというエピソードを彷彿とさせますね。

ソフトバンク社長「株売る気ない」 アリババ上場含み益8兆円(日経新聞)

このような景気の良いニュースはビジネスマンとして感化されると共に、富の一極集中という影の部分と、現代社会の特徴である国境を超えた経済、資本の複雑な繋がりという一面を見せてくれるような気がします。

【Airport Gallery】自分にとってのアメリカの拠点・サンフランシスコ国際空港(SFO)


短いアメリカ出張から帰国。
関空に到着し飛行機を降りた瞬間の言葉は、「蒸し暑い〜」。

ずっと日本にいたら、今日なんて「秋晴れの良い天気だー」なんて言ってたかもしれないし、このブログを更新している今なんて涼しい風が窓から入ってきて気持ち良いのだけど、日差しは強くてもカラッとした過ごしやすい(朝晩なんて肌寒い)気候のシリコンバレーから帰国すると、この蒸し暑い気候の日本は堪える。そして人も多けりゃ、蚊も多い(笑)
日本もすっかり亜熱帯気候になってしまいましたね。

さて、このブログも飛行機好き、空港好きの方が多いので、今日は「SFO」でお馴染みの、サンフランシスコ国際空港の写真をギャラリー的にご紹介します。

SFOは西海岸の玄関口の一つであり、発着回数世界23位。
ユナイテッドとヴァージン・アメリカのハブ空港です。

逆光の滑走路

海のそばに位置しています

高い天井の解放感のある空港

Galleryもありました

こちらはユナイテッド・ラウンジ
逆光で真っ暗ですね。

ユナイテッドのハブらしく、UA機で一杯

美しい機体を真上から見下ろす
ああ、屋根にまたがりたい

ゲートにつながるコンコース

空港ファンの皆様、いかがでしたでしょうか。
やはり空港って良い場所ですね〜。

参考までに以前の記事もどうぞ。
こちらでは5つの空港を紹介しています。

「空港の魅力は良い「気」が流れていること」(2014/7/2)

ベイエリアの透き通るような晴天の下で、TechとBusinessの話を熱く行う


今朝の Santa Clara も、この地らしく透き通るような晴天。

典型的なシリコンバレーのOfficeは、平屋で低層の建物が多い。

こんなシンプルなOfficeなのに、先端技術の解析やシミュレーションが行われていたりして、このような技術が iPhone や電気自動車、先端メディカル機器を下支えしている。

朝から打ち合わせを数件、午後からのMTGにおいては鳥肌もののディールが決まった。まだまだ詰めなければならない事が多いけれど、とにかくここでの第一歩を踏み出せた気がする。もちろん、仕事の内容については全てNDA。その内、大々的に発表できるに違いない。

夜のディナーミーティングは、Cupertino で。
やっぱり、シリコンバレーでは sunnyvale や Cupertino が大好きだ。Apple HQ (Infinity Roop)の城下町、とても美しい町並みが広がる。

会食場所の Macy’s
群青色の空の色が深く、美しい。

そして、Apple HQ に隣接する BJ’s は地ビールのお店。来訪の度に来るお決まりの場所だけれど、ここのペール・エールはとても美味しい。Apple社員の憩いの場であり、地元の食通をうならせるFoodも最高だ。

iPhone6 の発表が行われたコンベンション・センターも近く、カンファレンスの後の BJ’sは心なしか盛り上がっているような気がした。世界を動かすプロダクトの多くはこの地から生まれている。


シリコンバレーから日本人が少なくなったと聞くけれど、僕が知る限り、在住日本人は(LAほどではないけれど)とても多いと思う。そんな彼らの情報源や息抜きがこれだ。

ベイエリアスポーツ(?)、略して、ベイスポ。

Santa Clara での Exhibition へ


相変わらずの晴天、そして乾いた空気。

日本では低気圧に伴う偏頭痛に悩まされることも多いけれど、ここではその心配はまずありません。朝から滞在先のSan JoseからSanta Clara convention center まで車を走らせます。

convention center の横には、levi’s stadium. NFLファンなら誰でも知っている名門、San Francisco 49ner’s が今シーズンから本拠地にする “levi’s stadium” がドーンと。7万人収容の巨大スタジアムがシリコンバレーのど真ん中にあるのだから、かなり盛り上がりそうですね。

どう考えてもSan Franciscoではないので、Santa Clara 49ner’s にすれば良いのにというのは、地元の方々の意見。

さて、今日の目的は PCB WEST 2014 のattendと商談。

EDA業界の Exhibition とすれば、このPCB WESTと冬に行われる Design-con が有名。業界人で一杯のコンベンションセンターでは知人の会社もたくさん出展しています。

こちらの Exhibition が面白いのは、ランチが振る舞われること。これがなかなかアットホームな雰囲気を醸しだしていて、日本人からすればとても面白いのです。長蛇の列。

convention center に併設する Hyatt

Oracle Campus の通りはとても美しい

成果は上々、様々なソリューションがあるので勉強になるし、ご紹介いただいた数社もパートナーシップを結んで米国市場での展開もできそう。まだ詰めなければならないことも多いけれど、すごく進んだと思います。

明日も一日商談、たくさんの成果を持ち帰りたいものですね。


アメリカにいるにも関わらず、なぜか山下達郎先生が聴きたくなってしまいました。なんでだろう。でもまあ、この人の曲のかっこよさは、多方面の音楽を聴いてきた僕からしても、別格です。

名曲”Merry-Go-Round”でさえ、今から31年前の曲ですから。

Tatsuro Yamashita ~ Merry-Go-Round (メリー・ゴー・ラウンド) (1983)

2ヶ月ぶりのシリコンバレーは涼しく感じられる


現地時間 9(火) PM12:30、SFOにランディング。

空港の建物から外に出た時のサンフランシスコは、6月末に来た時とは違う、からりと涼しい風が吹いていた。もちろん、今日の天気がたまたま良かったというのもあるかもしれない。

夕方からのディナーミーティングまで少し時間がある。
まずはランチということで空港でレンタカーをピックアップし、サンフランシスコのダウンタウンに向かう。

ランチはどうしようかと思ったのだけど、やはりサンフランシスコはシーフードだし、今回の出張でこの街に来るのは初日くらい、あとはずっとサンノゼやサンタクララに張り付きなので、折角なのでフィッシャーマンズ・ワーフに行くことにした。

アルカトラズを望む名店「scoma’s」で、クラムチャウダーとシーフードを。
優しい味に癒やされる。

フィッシャーマンズ・ワーフと言えば、ピア39。たくさんのアシカが桟橋に寝そべる姿はとても可愛らしい光景だ。

夕方のミーティングとディナーに間に合うように、ハイウェイを南下。滞在先のサンノゼへと向かう。サンフランシスコから距離にして40km、車で一時間ちょっとくらいしか離れていないバレーだけれど、やはり南下するだけあって、気温も高い。

湿度が少なく、カラリと晴れていて空が青く、高い。ああ、やっぱりこの気候がシリコンバレーの値打ちだ。

機内を含めてかれこれ40時間近くは寝ていないけれど、この気候の良さにピリッと身も心も引き締まる。今夜のディナーミーティングも、とても収穫のあるもので楽しかった。皆様に感謝です。

短い滞在ならではのスケジュール。
また明日もがんばろう。