AIによる時代の変革、大資本によるアイデアの囲い込み

非常に忙しい一週間でした。その間に九州で地震が起こりました。被害を受けていない地域の人間は、出来るだけ普段と変わらず自分の仕事をしっかり全うすることで経済を止めないようにしなければなりません。そして金銭物資など出来る支援を行う。断層国家日本ですから、これからもあちこちで大地震が起こるでしょう。その時に支援できるためにも、しっかり働く必要がありますね。日々、しっかり働く。

さて、そういう訳で時間が取れず、ブログの更新もままなりませんでした。その代わり、色んなところでお話をさせていただきました。

まず、グランフロント大阪でのMeetupで、Quadceptを紹介させていただきました。試作支援を行う「Makers Boot Camp」と、台湾の「HWTrek」が主催するイベントです。ものづくりのアイデアフェーズはArduinoやmbedなどのマイコンボード+システム制御環境で行うことができますが、製品化、量産化となれば話を別です。Quadceptの利点をお話しながら、製品化と、ものづくりプラットフォームの説明もさせていただきました。

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そして金曜日は、毎日新聞インテシオでのグローバル人事塾
ITジャーナリスト湯川鶴章さん、dbEの有田さん、電通の志村さんと共に、「AIで変わる未来の働きかた」を軸に、組織として、個人として、迫り来る時代の変化にどのように対応していくべきかをディスカッションさせていただきました。経営層、人事関係者、採用関係者だけでなく、エンジニアや学生さんまで幅広い職種の方が40人以上集まり、その後の懇親会も大盛り上がりでした。普段聞けないような話を聞けてよかった、刺激になったと喜んでお帰りになられました。テーマの内容についてはとても面白いので、明日の記事であらためて。

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そして、昨夜は「メーカーズ飲み会#3」です。ああ、ほんと、この会楽しい、大好き!幹事の上辻さん、いつもありがとうございます。笑) 前回のLTではプロダクトの紹介をさせていただきましたので、今回は何を話そうと考えていたのですが、仕事で良くシリコンバレーを訪れているということもあり、今現地で話題のハードウエアに特化したアクセラレータプログラムの「playground.global」についてお話をさせていただきました。

40人以上の各分野のプロがメンターとして常駐し、Google、HP、Foxconなどの資金による360億円以上のファンドを持つ playground.global ですが、Googleを中心とする大資本の引力が強すぎ、世界から全てのアイデアが吸収されそうな気がして恐ろしいです。彼らは圧倒的な資金とリソースで試作から量産まで全部面倒見れますから。

何か日本でも考えて行かなくてはなりませんね。

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そんな感じのアウトプットウィーク。
今週もタスク山積、木曜と金曜は東京です。

充実の一週間になるように、今週も頑張ります!

イベントのモデレーターとして登壇します

告知です。

4月15日(金)18時50分〜21時、毎日インテシオビル4階で行われる、「第41回 グローバル人事塾 IN OSAKA テクノロジーが変える未来の働き方とは」で、モデレーターとして登壇することになりました。だれでも参加可能なオープンな会ですので、是非。

第一部の基調講演にはITジャーナリストの湯川鶴章さんが登壇されます。超多忙な方なのに、わざわざこのために大阪に来られるなんてさすが人事塾。ちょうど昨年、湯川さんが出版された「ロボット、人工知能、人の心」を読んで感銘を受けたので、僕も聴衆の一人としてとても楽しみです。人事塾ですので「仕事」「人財」「働き方」といったキーワードと、最新の人工知能、ロボティクスなどといったテクノロジーのトピックが絡み、議論が発展していくと思います。第二部のパネルディスカッションでは、更に濃いメンバーが加わりますので・・・モデレーターとしてちゃんと捌けるかどうか(笑) いや、これ、絶対に面白い。

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IT関係、人事関係、経営者だけでなく、業種業態関わらず、未来がどう変化していくのか、働く側に変化はあるのか、受け皿となる組織としてイノベーション生む環境をどのように作ることができるのか、など、議論が膨らむと思います。ちなみに湯川さんのご講演は、本当に貴重(特に関西では・・・)ですので、絶対お見逃しなくだと思います。

■事前申込
Pass Market 「第41回 グローバル人事塾 IN OSAKA」 申込

■Facebookアカウントお持ちの方はこちらから参加ボタンでもOKのようです。
https://www.facebook.com/events/1703957153215919/

■グローバル人事塾 公式サイト 
第41回 2016年 4月15日(金) 大阪開催!「テクノロジーが変える未来の働き方とは」、スペシャルパネルディスカッション 「イノベーションを生むための環境と働き方」

ちなみに、この「グローバル人事塾」ですが、東京・神奈川をベースに行われている人事関係者・経営者向けの勉強会で、毎回錚々たる講師陣を迎え、大企業からスタートアップスの方まで幅広く参加されている人材業界では有名な勉強会です。ほんと、良くこれだけの講師陣を集めたなあ・・・と感心するくらい。それが参加費3000円、GCDF(キャリアカウンセラー)を保有されている方には継続学習証明書が発行されるのですからお値打ち。今までは有志一同でボランティア運営されていた会ですが、この4月から一般社団法人化することになり、僕もお声掛けをいただき少しお手伝いさせていただくことになりました。

しつこいようですが、40回の歴史の中でも人事塾の大阪開催は昨年の一度だけ。その2回目が今回の会ですので、貴重だと思います。学生さんを含め、この機会に是非。

システムの限界、その先にあるもの


ビジネスの世界ほど、無機質に見えて有機的なものはないだろうなと思います。ビジネスは人が人のために行うものだし、人が考えだすもので、人が生み出した金銭が介在する以上、その対価に対する価値観も千差万別だからです。

資本主義経済はよく、マネーゲームのように言われますし、金融経済は実際そうかもしれません。経済学的に言えば、個々(個人であれ、法人格であれ)の満足最大化(経済人を前提にした理論)が前提にあります。少なくとも、人間は損したくない生き物である、という前提は正しいかもしれません。経営者なら、出資額の最大化、従業員なら、切り売りした自分の時間の最大効用を求めますよね。

でも資本主義経済が成熟してくると、そのシステムの限界に気づいたり、充足感を感じなくなったり、勝ち負けに絶望したりする人が出始めるのも事実です。しかし、なんとかこのシステムの中でやりくりしなければならないため、モチベーションの置き場を金稼ぎではなく、公益性に求め始める人も増えてきますし、僕も実際、そのような人に良く出会います。

今のままではみんな幸せになれない、そもそも今の状態は健全ではない、なんでこんな仕組みになっているんだろう、健全な状態とは何だろう?そう感じるところからスタートし、その問題に対してテクノロジーであれサービスであれ、一つの解が芯となったビジネスを策定する。そのようなビジネスが成功するのだろうと思いますし、成功すべきだろうと思います。最終的に何をもって成功と評価するかについては「儲かる」という図式になると思いますが、成功ということは受け入れられている訳で、受け入れられるかどうかは受け手の成熟した考えにも依存します。

こうなると、従来の経済学では説明ができないことが多くなってくるかもしれません。とても、有機的です。僕も常日頃からそう感じ、行動経済学や経済心理学などの本を手に取ったりするのですが、そのようなアカデミックな理論よりも、もっと単純に、人とは何かという点に注目した方が良いのかもしれません。

さて、多少関連するところはありますが、原丈人さんのこの話は、とても興味深いので共感する人もたくさんいると思い、リンクしておきます。

原丈人氏・特別インタビュー 日本再生の鍵を担う「公益資本主義」

それでは、また明日も頑張りましょう。

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自分は自信を持って何かを肯定できるほど何かを知っているわけではない


「地球は丸くない」と言われたら、きっと驚くに違いありません。
でも一度、Googleの画像検索で「earth is not circle」と検索してみてください。こんな画像が出て来ます。

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同じように、「geoid」という単語を入れて画像検索してみると、

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ジャガイモのような地球がたくさん出て来ましたね。
これはジオイド高計算した地球の形です。
詳しくは国土地理院のサイトをご覧ください。ジオイド高計算した地球は実物の地球の形に最も近いと言われている説もあります。


自分が見ているものだけ、知っていることだけを「真実」「常識」と思っていると、このようなジャガイモ地球の形を見てショックを受けます。自分は地球は丸いと信じ切っているし、それが当たり前、常識であり、ジャガイモなんてありえないと思っているからです。

固定観念で固まっていると、新しいことを受け入れることができません。まず抵抗から入ります。でも自分が知っている世界など、所詮は海の砂粒程度の小さなものです。その砂粒一つを頑なに守ってもいいし、目線を上げて砂浜の端まで見通しても良いでしょう。そこは人それぞれです。

こういう事実を知ると、色々と考えさせられます。

常に斜めから見る、ひねくれる、まずは疑ってかかるという意味ではなく、「自分は自信を持って何かを肯定できるほど何かを知っているわけではない」という自覚が大切なのではないかと思います。そうすることで、謙虚に物事を受け入れることができるし、学ぶ力が湧いてくるし、人の意見に傾聴できるし、毎日が新鮮で刺激になります。常に若くいれるので、アンチエイジングにも効果的かもしれません。

「自分は何も知らない」

シンプルだけど、大切なことのように思います。
 
 

旅先で、まず初めに探すもの


プライベートかつ自分一人で学びが目的の旅において、まず探すのはスーパーです。

お惣菜コーナーが充実していたり、デパ地下のような感じで多店舗が同居しているような駅直結型であれば尚良し。こういうところは閉店間際になるとお惣菜が割引になりますからね、一人だし本やスマフォ片手に食べるだけのことなのでファーストフード以外の惣菜テイクアウトが一番良いのです。

ちなみに、今回のステイ先の近くには駅直結の「スーパー+多店舗+飲食店街」があり、とても便利。ちなみにこちらは、本格中華のお惣菜屋さんで買ったもの、通常1パック450円のものが、閉店前に行くと2パックで520円(ほぼ半額!)になりますのよ、奥様。オホホホ。

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美味しい。ちなみにここは唐揚げやビーフンも抜群です。

またスーパーがあれば、酒や炭酸水に困ることもありませんし、日用品もコンビニに比べて安いし便利そのもの。たまに気取ったところに行きたければ、そういうところを探せば良いし、何でも出来てどうにでもなるのが一人旅の良いところでしょうね。

そして、もう一つ。
ジョギングロードも忘れてはなりません。

国内であろうが、海外であろうが、どこにでもウエアとシューズを持参しますから、走れるところの確保は必須です。欲を言えば、大きな公園や海沿いのジョギングロードのようなところがあれば尚良し。とはいえ、道路さえあればどこでも走れますので、交通が少ないところ、歩道が広いところを探し、Google Maps片手に走るようにしています。

今回も少し良さ気なコースを見つけたので、ジョグってくることにします。
それでは、また。

各自、個人合宿


当初「一家離散」というタイトルにでもしようかなと思ったのですが、やめました。「離散」と言うと少し暗いイメージになってしまいますが、我が家のお盆は、各自がそれぞれの立場で目標に対して前向きに取り組む時期になるからです。そういう理由で「各自、個人合宿」。これが一番しっくりきます。

さて、このお盆休みですが、娘たちは両親に連れられて八ヶ岳の別荘へ行き、宿題と自然学習、妻は自宅で子供がいない間に家の用事と静養、僕は勉強のために東京に来ています。この一週間、英語漬けの日々を送る予定。会話は良いがライティング力が弱いと米国の取引先から小馬鹿にされていますので、来月のシリコンバレー出張に向けてテコ入れです。

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今週は同時進行で仕事も動いていますので、なかなかハードな一週間です。


しかし、大きくなったとはいえ、子供たちと一週間以上会わないというのはやっぱり寂しいものです。海外出張時は一週間から10日間くらい会わないのは当たり前で、子供たちもすっかり慣れて「あ、パパまたどこかに出張してるー」って感じのサラリとしたものですが(女子って怖い)、問題はパパだよ、パパ。

日航ジャンボ機墜落事故から30年。
Yahoo!Newsの記事を読み、ぐっと来たりするのです。

日航機墜落事故から30年、機長の娘が思いを語る(Yahoo!News)

ストーリーがあれば、ハミガキ粉の中であってもドラマが生まれるんだ


遅い時間の電車の中で、ぼーっと中吊りを見ているとKIXからJALがLA直行便を出しているとのことで「北米便拡大キャンペーン」をやっていました。KIXからの北米直行便はUAのSFOしかないと思っていたらLAX直行就航したんですね、知らなかった。KIXからはカナディアンもバンクーバー便をスタートするようです。10年以上前にバンクーバーに行った時、確かKIXからカナディアンに乗ったことを思い出しました。北米直行便が増えるというのは嬉しいことです。

さて明日からGWスタートということで、もう必死のパッチで仕事を終わらせて帰ってきたので、電車内ではグッタリ。帰ってすぐに冷凍庫からウイスキーを出してソーダで割る。気分転換のために普段見ないTVをONするとちょうど「ハリウッド白熱教室」が始まっていました。キャスパー教授による脚本についての講義です。LA絡みで、これも何かの縁。


白熱教室シリーズは大好きです。

どんな講義でも本当に面白い。そし、一つのテーマについてこんなに自由に学びながら議論できるなんて、なんて素晴らしいんだろうと思います。

こういう風に、何かを学ぶことが出来るというのはとても素敵なことだし、直に仕事に直結しないことだからこそ、学べるというのは本当に幸せなことだと思います。

今日学んだ名言、

「脚本家は魔法使いだ。どんなものにだってストーリーを付与することができる。ストーリーがあれば、ハミガキ粉の中であっても感動するドラマが生まれるんだ。ストーリーがあるから、人は生きていけるんだ。」

一言一句正確には覚えていないけれど、とにかくグッときた。

思えばそこがパラダイス


帰りの電車で、久しぶりに好きなサイトのコラムを読んでいて、ふとBill Evansが聴きたくなりました。有名なアーティストの中でも「この一曲」というのは人によって異なるものです。好きな文章に、好きなアーティストの一曲。

ここがニースじゃなくても、ナッソーじゃなくても、この二つが揃えればパラダイスなのです。たとえその場所がくたびれた人々を満載にした満員電車の中だったとしても。


ビジネスをしている以上、それが良いか悪いかは利益の多い少ないで判断できます。儲かっていれば「良」で、儲かっていなれば「悪」です。残念ながら、それはとても分かりやすくて、多ければ「上手」だし、少なければ「下手」ということになってしまうのも資本主義ならではの特徴です。

経済番組を見ていると「上手な人」も「下手な人」も出て来ます。経験、理論、根性、ありとあらゆる武器を使って利益を出す(ことを目指す)。見ていると、やはり上手な人に目が行ってしまいます。でも、それだけではないということも分かります。経済番組なんて見るものじゃないですね。笑

Bill Evans “Peace Piece”

カフェと富とピケティと


娘を連れて図書館に行った後、カフェでお茶。

通りかかった本屋の前にはトマ・ピケティ氏の21世紀の資本論が山積みされていました。

そういえば、梅田の紀伊國屋でも同じようにピケティ祭りだったので何故だろうと思って検索してみると、最近来日してたんですね。ちょうどアメリカ出張中だったので知らなかった。経済学の世界では富の分配を専門にし、格差社会の構図をシンプルに “r > g”で表した旬の学者として有名でしたが、来日によって本の方もベストセラーになっているようです。

ピケティ氏「21世紀の資本」著者は日本のメディアに何を語ったのか?【ハフィントン・ポスト】

ピケティでアベノミクス批判する残念な人々 ー 政権批判のため、「格差の権威」として利用【東洋経済オンライン】

ピケティ氏については年末に記事をエントリーしていました。
経済格差が埋まらない原因について、恐らく今もっとも説得力がある理論 (2014/12/28)

経済学者の著作がベストセラーになるのは珍しいことですし、一般のニュースで取り上げられるというのもレアなことだと思いますが、やはり「世界的な経済格差」が深刻な問題となっていること、アベノミクスの景気対策の一つである消費増税が(予想されていた事だけれど)家計を直撃し消費が冷え込んでいること、少しづつ少しづつ税金が上がっているので働けど働けど生活が豊かになる実感がないということ・・・などの要因が、経済の仕組みに人々の関心を向けさせることになっているのかもしれません。

しかしながら、事象の解析と分析、そして実際の問題の解決策については別問題です。どんな方法でも、景気が良くなり働く人が働きがいを持ちながら、努力と労働が報われるような世の中になることが一番ですよね。

事象を正確に分析して、あるべき方向を見出す能力


僕はボーっとしている時は大体、都市のシュリンクと、コミュニティのあり方と、行動経済などをアレコレ考えていることが多いのですが、そんな時に思うことは、世界史って大切だなということです。経済にしても政治にしても、人の営みの上に成り立っています。営みとは時間の経過のことであり、その営みが重なって歴史となります。そして、どの時代にも栄枯盛衰があります。

大切なのは時代ごとに事情は異なるため、一昔前の常識を現在に引っ張ることはできないということを認識すべきだということです。むしろ比較して正確に「違い」を見出すことにフォーカスすべきだと思います。

少し例を挙げて考えてみると、
例えば、50年前と今とでは・・・

死亡率と平均寿命はどう変化したか
犯罪発生率はどうなったか
所得はどう変化したか
連絡できる友達の数は減ったから増えたか
ものを作りやすくなったか
起業しやすくなったか
イメージを具現化しやすくなったか

こういうことを考えると、例えば、人のつながりが場所に根付くコミュニティからオンラインでのコミュニティに変化してきたこと、大家族から核家族への変化、サラリーマンと専業主婦という家族の構図から、全員で稼ぎ全員で家事をするといった現在のトレンドへの変化の理由が分かると思います。人口が増加している国と減少している国が明確になり、それにつれて都市としてのあり方に対する概念的アプローチも違います。

学生二人が元手もないまま始めて10年掛からずに世界を征服してしまったGoogleのような巨大企業が生まれるということが実際に起きてしまう世の中です。だから、いかに「これはこうすべきだろう」という凡人の考え方が陳腐なものなのかが良く分かります。己の価値基準にしがみつく人とそうでない人で、これからどんどん格差が生まれてくるのは明白です。

シンプルに見えて非常に複雑化している世の中で、いかに本質を捉えることができるかはとても重要ですね。これは、柔軟な発想を持って変化に順応するという意味ではなく(変化に順応しているという時点で既に受け身)、むしろ、事象を正確に分析してあるべき方向を見出す能力のことだと思っています。

Innovative City Forum 2014 でMITメディア・ラボ所長の伊藤穰一さんの基調講演があったので、シェアしておきます。Joiさんは0:27:10から登場しますが、面白いですね、本当に。

(写真は本文と関係ありません)