自分は自信を持って何かを肯定できるほど何かを知っているわけではない


「地球は丸くない」と言われたら、きっと驚くに違いありません。
でも一度、Googleの画像検索で「earth is not circle」と検索してみてください。こんな画像が出て来ます。

2015-09-14 21.37.00

同じように、「geoid」という単語を入れて画像検索してみると、

2015-09-14 21.37.04

ジャガイモのような地球がたくさん出て来ましたね。
これはジオイド高計算した地球の形です。
詳しくは国土地理院のサイトをご覧ください。ジオイド高計算した地球は実物の地球の形に最も近いと言われている説もあります。


自分が見ているものだけ、知っていることだけを「真実」「常識」と思っていると、このようなジャガイモ地球の形を見てショックを受けます。自分は地球は丸いと信じ切っているし、それが当たり前、常識であり、ジャガイモなんてありえないと思っているからです。

固定観念で固まっていると、新しいことを受け入れることができません。まず抵抗から入ります。でも自分が知っている世界など、所詮は海の砂粒程度の小さなものです。その砂粒一つを頑なに守ってもいいし、目線を上げて砂浜の端まで見通しても良いでしょう。そこは人それぞれです。

こういう事実を知ると、色々と考えさせられます。

常に斜めから見る、ひねくれる、まずは疑ってかかるという意味ではなく、「自分は自信を持って何かを肯定できるほど何かを知っているわけではない」という自覚が大切なのではないかと思います。そうすることで、謙虚に物事を受け入れることができるし、学ぶ力が湧いてくるし、人の意見に傾聴できるし、毎日が新鮮で刺激になります。常に若くいれるので、アンチエイジングにも効果的かもしれません。

「自分は何も知らない」

シンプルだけど、大切なことのように思います。
 
 

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