日本で唯一「坑道ラドン浴」ができる富栖の里に行ってきた

ほんとに、坑道の跡!

姫路北部、安富町というところに日本で唯一、世界でも数少ない「坑道ラドン浴」ができる施設「富栖の里」があるというので両親と行ってきました。厳密にいうと、これを見つけた両親に連れて行ってもらったというのが正解です。

母はがんの治療中だし(奇跡的に2年半も元気!)、僕は、リウマチと自律神経失調症なので、ラドンの効能にふたりともピッタリ当てはまるということで、一石二鳥。笑

神戸から走ること2時間弱。
山の中にその施設はあります。もうついた瞬間からパワースポット全開。快晴だったこともあり、森林浴をしているだけでとても気持ち良かったです。

料金を支払い、説明を聴き、体温と血圧を測って、作務衣に着替えて坑道へ。

元々金山だった富栖鉱山。昭和初期が全盛期だったようです。坑道に来るのも入るのも初めてなので、ドキドキですが、中は異空間。オルゴールの音色と湿度が充満していて、不思議とリラックスできます。

坑道の中はいくつかのルートに分かれているのですが、いたるところにベッドが置かれているので、好きなところに横になることができます。

ちなみに、坑道の中は気温30℃、湿度80%。サウナをイメージされる方が多いですが、ほとんど汗はかきません。坑道の壁から放出される自然ラドンが身体に良い作用を及ぼします(詳しくはWEBサイトで)

基本的に、1〜1.5時間に一度20分間の休憩を挟みます。前もって予約しておくと、食事もちゃんと出来ます。僕は鍋焼きうどんにしました。施設の方もとてもフレンドリーで良い方ばかり。いい空気が流れています。

自分が寝ていたところ。
湿度が充満。笑

親子3人で丸一日楽しみましたが、父(特に持病がない)は肌がツヤツヤになったと喜んでいるし、僕も身体が軽くなり、普段は夜中に何度も目が覚めるのに、帰宅後ぐっすり。やはり良い効果があるようです。

また訪問したいと思います。

やっぱり味噌活ですね(みそカツもいいけど)

友達に、朝のお味噌汁は身体にいいんだよ、腸に届くから肌にもいいよ、と聞いてから約半年。

それ以来、毎日の味噌汁づくりを欠かしたことはありません。

朝に作る時もあれば、夜に作っておいて朝に食べる時もある。今日は、冷蔵庫にあった野菜を入れました。白菜、しめじ、にんじん、玉ねぎ、ほうれん草、ネギ。そして、卵が好きなので、必ず火を止める直前に溶き卵を入れて、火を止めて卵がきれいに羽衣状になってから味噌をゆっくり溶きます。

本当は出汁からちゃんと取ったらいいんでしょうけれど、そこまでは手が回りません。周りには白出汁を作り置きしておいてそれを料理に使っているという人もいますけれどね、まあ、今後のお楽しみということで。

そんな日々ですから、最近は海外出張にもインスタントの味噌汁を持っていくようになりました。海外一週間の間、インスタント(顆粒より、レトルトの生味噌がいいですよ)の味噌汁がどれだけ身体を癒やしてくれるか。

味噌活、当分続けて行きたいと思っています。

こんな標語考える人、すごいなあ

先日の休日のこと。

信号待ちの車の中からふと横を見ると、美容院の前の黒板にこんな標語が。

「空のバケツほど 蹴るとうるさい」

鋭い!

一体なんのために美容院の外にこの標語を掲示しているのか分かりませんが、きっと、日替わりでいろんな言葉を書いておられるのでしょう。

それにしても、こういう言葉を考える人って、すごいなと思います。上手。落語家的才能というのか、分かりやすいものをうまく掛け合わせて、考えさせられる深い言葉にする。

才能だなー。

「空のバケツほど 蹴るとうるさい」

あまり使うシーンはなさそうですが、忘れられない言葉となりました。

【雨の神戸を歩きながら】変化に柔軟に対応するって、具体的にどうすればいいの?

FBでもシェアしたのですが、植松努さんのブログに「成長を止めるもの」という記事があり、その内容が今の自分にピッタリ当てはまる内容でした。そして、これはおそらく、潮目が変わる時代の只中に生きるすべての人にも響く内容なのではないのかと思います。

つまり、「変化に対応できない人は、そのまま退場しなければならない」ということなのです。詳しくはリンク先をご覧ください

いま、日本は大きな価値感の変化にさらされています。
企業も、教育もです。

でも、今までやってきたことや、信じてきたことが通用しなくなったことに、絶望する必要はありません。怒る必要もありません。新しい価値感を否定する必要もありません。

すべきことは、新しい時代に対応する事です。

植松務さんのブログ「成長を止めるもの」より

「今までやってきたこと、信じてきたことが通用しなくなる」。

これ、今の時代の大きな特徴です。急に、いや、急ではなくても、徐々に「おかしいな、結果出ないな、このやり方でうまく行ったのにな」感じるようになるのです。それを薄々感じてきた時に、まだ今までの成功体験にしがみつくか、思い切って舵を切り替えるかで、未来は大きく変わります。

実は、この「思い切り」ってとても大切です。

今までのやり方でも通用する部分が100あるとして、それが20%づつ通用しなくなったとしても、まだ1年後は80、2年後は60と、0にはなりません。0にならないから、まだそのやり方で通用する人たちがいると思って、そこにすがってしまうのです。

でも、それは延命、時間稼ぎにしか過ぎず、決してプラス成長にはならないのです。多くの経営者は「変える」ことが「過去、成功してきた自分に対する否定」と感じることが多く、結果としてしがみついてしまい、時代から取り残されてしまうのです。すぐに会社は潰れなくても、その場その場でやりくりすることに必死になり、新しいことに対する投資なんて夢のまた夢、そうこうしている内に「変化に柔軟な企業」がどんどん追い越して行って、いずれは退場、ということになるのです。

良くこういう話をする時に、「大企業はまさにそれ、ダメだ」なんていう人がいますが、とんでもない。逆です。大企業はとにかく実・量ともに圧倒的に強い。確かにダメ企業もあるかもしれないけれど、僕が知る限り、大企業にいる人は、(基礎学力含め)とても優秀な人が多く、20代、30代の若手社員が、個人で自発的に部署横断でワーキンググループを作って勉強会を開いていたり、次の世代を作って行こうという意識がすごく高い人が多い。個人のポテンシャルが元々高いのは、学士でも修士でも英語で技術論文ちゃんと読んでたりするので、大体みんな英語なんて普通に出来たりする人が多いことに現れていますよね。さらに会社として使える金が多いので、研究開発費に潤沢に投資ができる。

一番の問題は、日本の企業数の90%を占める中小零細です。

中小零細は、オーナー経営者が一代で作り上げた会社が多いので、それこそ「過去の成功体験」から脱却することが、様々な属性の人が山のようにいる大企業よりも難しい。それに、使えると金と人が著しく少ないし、ポテンシャルも劣る。で、そこを補うために「なにくそ根性の精神論」とか「想いの強さ」とかに行くんだけど、違うんですよ。

答えは一つで、生き残るためには、「頭を使うこと」なんです。

ノムさんが亡くなられて、今週末も色々と追悼番組が多く放映されていました。一つひとつの言葉にとても重みを感じます。南海、ヤクルト、阪神、楽天・・・弱いチームができることは、ただひとつ、頭を使うこと。創意工夫。それだけなんです。

さて、今日のタイトル「変化に柔軟に対応するって、具体的にどうすればいいの?」に対する答えなのですが、僕は以下をすることだと思っています。

・前年比マイナスなら、前年と同じことを今年はしない。
・赤字が3年続けば、潔く負けを認めて、やり方を捨てる
・競合の情報を常に収集する
・業界における自社の立ち位置を正確に知る
・研究開発に投資する

自戒をこめて。

昨年書いたブログの中でも人気だったこの記事も参考までに張っておきます。今読んでも、いいこと書いてるわ(笑)

「小さい世界で徒党を組んで傷を舐めあってる人間がとても残念な理由について(毒注意)」

今年のDesignConは、5Gと高周波がメイン。もうほんと日進月歩の世界で速い速い。

今の半導体と設計技術と測定技術の最先端の情報が集まる、DesignCon2020が開幕しました。

時代は進んでいます。もうすごいわ、どこの企業もやっていることが。今年は、やはり5Gと高周波と耐放熱関連がメインです。

業界の巨人たちが今年も。

エメラルドグリーンの巨人は、シミュレーション一本で勝負。

Autodeskの躍進

一緒にお仕事をさせていただいている神戸大学の永田先生は、ANSYSのブースでPower Integrityの講演をされていました。日本人の活躍はうれしいです。

もちろん、我がQuadceptのブースもがんばっています。

ただでさえ、日進月歩のこの世界、特にこの業界はすさまじい。置いていかれないように必死です。

【松田瑞生選手ナイスラン!】大阪城ランからの、偶然出くわした大阪国際女子マラソンの選手たちの激走を見てめっちゃパワーをいただきました!

応援していた26km地点。松田瑞生選手、ナイスランでした!

今日は楽しみにしていた、中之島から大阪城ラン10km。

淀屋橋のミズノで着替えて友達と合流。ゆっくりと中之島を走り始めました。久しぶりの大阪城、ああ、我がランニングチーム「うめラン」の聖地。

最近忙しくてほとんど参加できていない練習会ですが、こうしていつものコースを走ると、やっぱりいいですね。なんだろう、この場が持つ空気とか、ラン友さんたちとのいろんな思い出とか。

走りながら気づいたのですが、そういえば、今日は大阪ハーフマラソン+大阪国際女子マラソンでした。「もしかすると、ランナーさんたちに会えるかもね」なんて友達と話をしながら、ぐるっと大阪城を一周。

大阪城の梅林も暖冬の影響でしょうか、もう花が咲き初めているようです。

少し周ると、大阪ハーフのランナーさんたちがたくさん現れはじめました。僕も数年前に一度出場したことがある、大阪ハーフマラソン。大阪国際女子マラソンの前哨戦として開催されるので、関門制限が厳しく、ゴールも120分でクローズという大会です。その時はたしか100分ちょうどでゴールした記憶があります。

手荷物預けのトラックに、まるで自分が出場するかのような胸の高まりを覚えました。

中之島に戻ってきて、ミズノでシャワーを浴びてランチ。
今日は寒かったので、浪花そば北浜の「かにあんかけ蕎麦」を。本当に美味しかった。これは。身体の芯まで温まりました。

それまで、大阪国際女子のコースは全然チェックしていなかったのですが、どうやら、自分たちが今いる北浜を通る様子。警察官やボランティアさんたちがたくさん道路上で待機しているではありませんか。

蕎麦屋でくつろいでから、そろそろかなと思って通りに出ると、しばらくして、先頭集団が!

隣にいたおじさんから「松田瑞生がトップやで」と教えてもらっていたので、カメラの準備もばっちり。しっかり動画を撮影することができました。目の前を実際に力強く駆け抜ける松田選手、結果的にそのままぶっちぎりでゴール!2時間21分47秒という好タイムでゴールしましたよね!おめでとう!!

しばらくすると、別のランナーが棄権しているようです。近くまで行くと、福士加代子選手でした。沿道に深々とお辞儀をして、関係車両に乗って行きました。

悲喜こもごも。
その姿を見てなんとも悲しく寂しい気持ちになりましたが、次の名古屋ウイメンズでがんばってほしいと思います。

その後もランナーさんたち続々と。
みんな(当たり前だけど)速い!!!!

こちらは小原選手。筋肉がすごいです。

元々、出会えると思っていなかった大阪国際女子マラソンですが、本当に運良く沿道から応援することができました。

弱っている身体に思いっきりカツを入れてもらったような気がします!

よっしゃ、リウマチなんかに負けへんで!!!!

最後まで諦めない姿勢を見せてくれた選手の皆さんに感謝です!!

血液と尿の検査をしたら・・・・まさかの結果が!

身体のだるさ、そして、夜になると発熱するという謎の現象が先週末から続き、あまりに気持ち悪いのと、今朝も熱があったので、たまらず病院に行きました。

この時期ですから、まずは当然インフルの検査ですよね。関節が痛かったのもあり、もしかしたら可能性あるかな・・・と思っていると、すぐに「陰性」の結果が。まずは1つ目のハードルクリアです。

先生も良い方で、詳しく症状を聞いてくださいます。うーん、なんでしょうね、とりあえず、血液と尿検査もしましょう。

ということで、検査に回ることになりました。僕も、うやむやのまま帰るのは嫌だったので、先生から言われなくても「検査してください」というつもりだったのです。

小一時間ほど待つと、こちらもすぐに結果が。
そこには、なんと驚愕の・・・

血液検査も尿検査も、ピッカピカのピカー!!!!

γGTPなんて46だし、どれもこれも正常値。悪いところなんて一つもない。尿は潜血反応が多少あるものの、これはまあいつものこと。ああ、良かった!すっかり安心したのでした。

発熱はただの発熱?か、免疫低下しているところに疲労蓄積で出たものだろう、と。まあ、原因は特定できませんけれど、検査異常なしってすごく気持ちいいですね。

このまま、春の健康診断までしっかり維持していきたいと思います。

ネプコン・オートモーティブワールド閉幕しました。たくさんの来場ありがとうございました。

1月といえば、東京ビッグサイトでのネプコン・ジャパンとオートモーティブワールドです。

今回は、我々エレクトロニクスのとなりが、自動運転とコネクテッド・カーエキスポだったので、オートモーティブ関連の来場者も多く、この三日間で、なんと1000名ほどのお客様に来場いただきました。

電子CAD、データ管理、SI/PIシミュレーション、部品調達や、EMCスキャナ、最新型測定器など、幅広く展開した今回の展示会でしたが、場所も良く大正解だったと思います。僕も三日間喋りっぱなしのデモしっぱなし、昼も夜もずっと忙しく、声が出なくなるのではと思うほど話をさせていただきました。

大人気だった、EMCスキャナと、R&S社のスペアナ、オシロスコープ。ロボットアームフル稼働です。

明日からはしっかりフォローです。
そして、またまた出張ラッシュ・・・1月から2月はマジで毎年すごいですわ。

がんばるぞー!

あの時はよく飲んだよね。そんな風に懐かしむ時が来るのだろうか

ホテルの部屋からの夜景

忙しさの中でふと我に返るとき、今、この瞬間は夢ではないだろうか、この瞬間はとても刹那で、いつか将来にこの時のことを思い出して、懐かしさとともに振り返る時が来るのだろうかと思うことがあります。

今日は某学会の分科会の新年会に呼んでいただきましたが、そこでとてもおもしろい技術の話を聞き、それを肴にたらふく飲んでいると、ああ、あの頃は良くあれだけ飲めたよね、よく飲んだよね、と懐かしむ日が来るのだろうかと、少し自分を俯瞰して見ていました。

面白いうちが花で、面白くなくなったら引退(あるいは別の面白いものを探す)かな、そんな風にいつも思っているのですが、やはりこの一瞬一瞬をどれだけ大切に生きるか、これに尽きますね。