寝る前にワクワクしながら床につき、朝起きた時にワクワクしながら起きるような日々は、決して与えられるものではなく、インディビデュアルでいて、けれども自分にとっては辛くて苦しい小さな努力の積み重ねと、結果としての遅々とした歩みと、仲間たちとの腹を抱えて笑えるような時間が与えてくれたギフトのような物ですね。
また明日。
ワクワクして寝れない!
10月もあっという間に過ぎ去ってしまいました。まさに光陰矢のごとしです。今月は割と満足の行く月でした。まず月間の走行距離ですが175kmを達成しました。レースにエントリーせずにこの数字はなかなか頑張ったと思います。だって、毎月ロクに100kmの走行距離を超えないんですから。これは走友会の皆様やトレラン友のお陰です。いつも感謝しています。ありがとうございました。
そして、ランよりも大切なのがシゴトですが、こちらも一生懸命がんばりました。毎日毎日、よくこれだけ問題が起きるなと思いますが、乗り越え乗り越え、なんとかやっています。みんなのお陰です。まあ、シゴトなんて問題解決の連続ですからね、うまく行ってる方がおかしいのかもしれません。
そんなこんなで記念すべき月末のランチは、せんば自由軒本店でのインディアンカレーとカツレツのセットでした。明日から11月ですね。心機一転がんばりましょう!
なんとなく色々とがんばっていたら今こうなった、というのがほとんどの人の人生ではないでしょうか。
色々とがんばって、その日その日を一生懸命生きていた結果がこう。思っていたよりも良いことが起こったら、なんだか分からないうちにこうなってしまった。思っていたより悪いことが起こっても、なんだか分からないうちにこうなってしまった。
つまり結局、人の人生って、なんだか分からないうちにそうなってしまっているのではないかと思います。例えば僕が朝6時に起きて走っているのも良く分からないし、来月インドのバンガロールのセミナーで登壇することが決定してしまったことも良く分からないし、帰りの電車で片手に本、片手に缶ハイボールを持っているのも理由は愚か、なんの因果関係もないんです。例え、シリコンバレーのど真ん中でプルコギを食べていたとしてもです。なんでこうなったのか。
荒井由実の「翳り行く部屋」の歌詞のように、愛を遠ざけた理由がどんな運命なのか、結局そういうものなんでしょう。(悲しいかな、恋愛も失恋もしておりません・・・カムバック青春)
って、どんな記事やこれ。
少し間が空いてしまいましたが、先日東京を本拠とする一般社団法人グローバル人事塾主催の勉強会が本町で開催されました。東京では月に二回開催されていますが、大阪では4月の湯川鶴章さん以来です。
今回のゲスト講師はベストセラー「明日の広告」でお馴染み、コミュニケーションディレクターとして活躍中の佐藤尚之さん。僕も公私共に尊敬している方で、久しぶりの再会に喜びが隠せませんでしたが(多分前回お会いしたのは数年前のバーカウンターだった記憶・・・笑)、それよりなにより「ソーシャル時代の社員教育とインナーキャンペーン」というテーマで110分ぶっ通しの講演に学びがいっぱい。細かいレポートは(社)グローバル人事塾の公式サイトにアップされていますので、こちらを是非ご覧ください。
個人的には「(通り一遍の)ポジショントークではなく、自分のオーガニックな言葉で伝える」という話に気持ちを新たにされました。どうしても人に何かを伝える時に「うちの会社は・・・」とか「会社の方針が・・・」などの表現を使ってしまいます。もちろん会社の事が他人事になっている訳ではなく、あくまで自分事なのですが、それでもなぜだか一枚、壁を挟んでいるかのように伝えがち。やはり会社の事を自分事のように伝え、伝える相手にも自分事のように思ってもらうために、自分の言葉でオーガニックに伝えるのが大切ですね。
うちの会社も優秀で気持ちの良いスタッフがたくさん働いてくれていて、自分も毎日のように、みなが楽しく、最高のパフォーマンスを発揮し、満足の行く報酬を得、ステークホルダーに最高のサービスを提供することができるためにどうすれば良いのかを考えています。ネットを駆け巡るデジタル情報が1.8ゼタの「砂の一粒時代」、ポジショントークや企業発信の情報なんて、誰も聞かないよね。「そんなこたあ分かってんだよ、本音言えよ」とか「教科書どおりの言葉なんていらねえよ」。そんな感じでしょうか。ソーシャル時代は友人が最強のメディア。つまり発信する情報は友人が語るかのように、本音でオーガニックに伝えなければならない。ザッポスの10個のコア・バリューのように、分かりやすく誰もが共感できるようでなければならないんです。
ちなみに僕も少し登壇させていただいてHR勉強会の目的についてお話をさせていただきました。いくらAIの時代だロボットの時代だ、と言っても、結局は人と人とのオーガニックな繋がりが会社や組織を作っているのです。そういう意味で経営陣は当たり前ですが、人事の役割はとても重要です。
全ての勉強会に出席できている訳ではありませんが(ほとんど東京だし)、この会で知り合う各業界をリードするたくさんの講師の方、そして参加される方との交流を通して、毎回ものすごい学びを得ることができています。
講演をしていただきました、さとなおさん、そして会場提供の中央会計さん、運営スタッフの皆さん、そしてお会いした全ての皆さん、素敵な時間を共有できて嬉しかったです。ありがとうございました!
人間には2タイプいると仮定して、そのタイプを「ゼロからモノを作る人」と「作られたモノを使っている人」に分けるとします。どこにでもある自己啓発セミナーみたいな話ではなく、世の中には、他にはない何か、オリジナリティで無から有を生み出す人がいます。とても少数ですけれど。
そのような人の中でも、たった一人で道を切り拓いている人は、凄みがあります。静かな凄み。言葉の前に雰囲気。雰囲気の後に最低限の言葉です。いろんな人と会って話をして来ましたが、こういう人って、凄く素直で、凄くプリミティブな人が多いように思います。一体なんなんでしょう。そしてそのような機会があった時にいつも思うのは、自分の未熟さと、未熟ゆえに学び続ける必要性と、自分の「引き出し」に入っているものだけで満足してはならない、ということです。
自分の引き出しの中にあるものだけで話をするな
いつも、そのように自戒を込めて言い聞かせています。そして、そのような気付きとインプットがあった日には、少しだけハイボールの力を借りて雑音をシャットアウトし、見聞きした情報を静かに咀嚼し、消化し、整理してから引き出しの中に並べます。咀嚼から整理までの時間はアウトプットができません。だから、そういう人は静かになるのだと思います。そして、とてもエネルギーを使います。
「作られているものを使っている人」は、自分の引き出しの中にあるものだけでやりくりしていれば良いのでエネルギーを使わず済み、楽です。その代わり咀嚼から整理までの時間を必要としないので、静かにはしていません。
いろんな意味で、凄みのある人は静かなんだよなあ。
明元素言葉(現状打破言葉)と暗病反言葉(現状維持、退化言葉)というのがあるようですがご存知ですか? 僕は実家のトイレに貼ってあるのを見て知ったのですが、これ、日頃意識しているとすっごく良いです。興味があれば是非検索してみてください。
(http://www.web-ami.com/meigenso.html 引用)
というのも、意外に思われるのですが、僕の元々の性格は根暗でマイナス思考が強く、完璧主義ゆえにちょっとした失敗などで凹んでしまうような暗い奴なので、いつもジョギングしながら、「ホンマあかんわ」「ああしときゃ良かった」「あんなこと言わなきゃ良かった」・・・と、気を抜くと暗病反言葉を無意識に唱えながら走ってしまうのです。
そこで、今日の15kmジョギングは、明元素言葉を唱えながら走ることにしました。
「絶対できるって!」
「やってやろうよ!」
「良かったやん!」
「これでまた成長できる!」
「なんてラッキーなんだ!」
と頭の中で考えていると不思議と疲れず、走るペースも早くなり、上を向いてニコニコしながら走ることができるのです!松岡修三さんはやっぱりすごいわ。笑
さて、無事にアメリカから帰国して落ち着いた日本の生活が始まっています。仕事をし、走り、酒を飲み、勉強し、ラーメンを食らう。This is Japanese life! あ、アメリカでも同じことしてたか。笑
西海岸行きの夜間飛行では、到着地に近づくと、東から昇り始めた朝日が飛行機の翼に当たり、徐々に飛行機全体が明らかになってきます。
ビジネスも同じで、真っ暗な中を辛抱強く、かつ、正確なコンパスで方向をしっかりと見定めて歩み続けていると、そのうち光が当たり始めてくるように思います。辛抱強さと強い気持ち。そして地図ではなく、コンパス。ただコンパスだけがあっても仕方なく、我々はどこに向かうのか、何を成し遂げるのかという目的地の明確化。しんどいことも頭を抱えたいこともたくさんあるけれど、続けていると何か良い方向が見えてくるものです。
話題とは全然関係ないけれど、こちらはサンフランシスコ国際空港での朝食。パンとスクランブルエッグとポテトとソーセージ。それと、シエラ・ネバダのペールエール。いつも行くメキシカンレストランがなくなっていて驚きました。
今週も出会いと学びに溢れた一週間でした。
特にプロジェクト会議が多かったように思います。すごく単純なのですが、業務フローを「決める、実行する、評価する」に分解すると、「決める」が多い週でした。決め方にも色々あって、リーンキャンバスを使ったり、モックを作ったり、ブレストしながらホワイトボードに描いてみたり、飲みながら話したり。
昨夜は米国からビジネスパートナーが来日し、会議の後に食事をしながら話をしていたのですが、コンピューターサイエンティストでありながら「技術力よりもホスピタリティ、サポート、信頼関係」を口酸っぱく強調する姿が印象的でした。
技術を持っていても信頼できない人はいる。逆に信頼関係がある人は、その技術も信頼できる。未来のテクニカルサポートのあり方についての青写真も興味深かったです。来週はこのチームとシリコンバレーでミーティングを行います。物事がどんどん進んで行きます。
関西地方は台風の影響もさほどなく良い天気に恵まれた週末でした。しかし場所によっては被害も出たようで手放しで喜ぶことはできませんね。ようやく、こちらは夕方から雨がポツポツと降り始めました。明日はどうなるのでしょうか。
先週末は知り合いが数人、日本で一番長い距離を誇る佐渡国際トライアスロン大会に出場し見事に完走を果たし、地元の芦屋浜ではアクアスロン大会が開催されて、こちらも知り合いが何人かエントリーしておられ、内お一人の見事なランを目の当たりにすることができました。皆が頑張っているのを見ると、自分も一日も早く腰を完治させて(もうほぼOKですが)、11月のハーフとフルに向けて体力を整えて行きたいと奮い立たされます。
(この土日は両日とも8kmづつリハビリランを行いました。暑かった!)
夜は仲間たちと今夏最後のビアテラス。アルモニーアンブラッセ梅田です。湿った空気と高層ビル群がシンガポールを彷彿とさせました。
明日からは二日間泊まり込みで、東京からパートナーを迎えて開発合宿です。今週もあっという間に過ぎていくんだろうなあ・・・
阪急梅田駅1階の[Le Vin Kohaku]にて。ここだけ切り取れば、まるでパリの街角のようですね。ブルーの青さが鮮やかです。